当店定番ワインの新ヴィンテージの試飲です。
2005 クライン シラー カリフォルニア
赤、シラー種、千円代後半
何年も前から定番としてご案内していましたら、ワイン雑誌で「コストパ
フォーマンスNo.1!」ということで取り上げられてメジャーになってし
まいました。(マニアとして悔しい、黙っててくれれば良かったのにと思う)
しかし、このワイン素晴らしいのですが、近年ヴィンテージによる差が
意外とあって、正直お奨めするには、いまいちな年もありました。
2001は抜群で、2002はちょっと落ちて、2003は極めて良く、2004は
お奨めするまでは行かなかった。
で、2005が入荷しました。早速試飲です。
香りはちょっと控えめで、どこか奥まった感じもしますが、スパイシーで
ミントやクローブ、さらにクリーニングのセーター、ブラックベリー、
そしてどこかに干しブドウっぽさも感じさせます。
味わいは濃く、奥まって黒糖の甘み、旨味をスパイシーにしたような感覚です。
タンニンはさほど強くはなく、酸は健全で、複雑味に富んでいます。
まずまず行けてはいると思います。価格的に千円台ですから、この価格帯を
飲まれる方を想定し、もっと明快に分かりやすい方が良いとは思いますが、
十分ポテンシャルと複雑味はあります。ちょっとだけ赤を飲み馴れた方には
より美味しく飲んでいただけるでしょう。
さて、長崎くんちも本日で終わりました。正直少しほっとしています。
くんちの意義は別として、私は人で一杯の混雑自体が苦手なのです。
町中へ出ると、渋滞で困ってしまうのですが、やっと通常へ戻ります。
「普段」だとか「定番」だとか、案外そんな通常の「良さ」を見落としてしまい
がちかも。何ものにも代え難い自然な良さが大切だったりするのです。
2005 クライン シラー カリフォルニア
赤、シラー種、千円代後半
何年も前から定番としてご案内していましたら、ワイン雑誌で「コストパ
フォーマンスNo.1!」ということで取り上げられてメジャーになってし
まいました。(マニアとして悔しい、黙っててくれれば良かったのにと思う)
しかし、このワイン素晴らしいのですが、近年ヴィンテージによる差が
意外とあって、正直お奨めするには、いまいちな年もありました。
2001は抜群で、2002はちょっと落ちて、2003は極めて良く、2004は
お奨めするまでは行かなかった。
で、2005が入荷しました。早速試飲です。
香りはちょっと控えめで、どこか奥まった感じもしますが、スパイシーで
ミントやクローブ、さらにクリーニングのセーター、ブラックベリー、
そしてどこかに干しブドウっぽさも感じさせます。
味わいは濃く、奥まって黒糖の甘み、旨味をスパイシーにしたような感覚です。
タンニンはさほど強くはなく、酸は健全で、複雑味に富んでいます。
まずまず行けてはいると思います。価格的に千円台ですから、この価格帯を
飲まれる方を想定し、もっと明快に分かりやすい方が良いとは思いますが、
十分ポテンシャルと複雑味はあります。ちょっとだけ赤を飲み馴れた方には
より美味しく飲んでいただけるでしょう。
さて、長崎くんちも本日で終わりました。正直少しほっとしています。
くんちの意義は別として、私は人で一杯の混雑自体が苦手なのです。
町中へ出ると、渋滞で困ってしまうのですが、やっと通常へ戻ります。
「普段」だとか「定番」だとか、案外そんな通常の「良さ」を見落としてしまい
がちかも。何ものにも代え難い自然な良さが大切だったりするのです。