魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

持ち寄れば・・・ブル、ブル

2007年10月14日 | ワイン ~2020年
某酒店にて飲み会が行われました。
突然の呼びかけで、ひとり1本の慎ましやかなワインを持ち寄ることが課題
でしたが、実は暗に「ブルピノ」クラスを持って集まれ、と言われたに等しい???

1 2002 オート・コート・ド・ボーヌ(ジャン・フィリップ・フィシェ)
さわやかに白でスタート。若干オイリーさもあって蜜やミネラルを感じます。

これより赤

2 2004 ブルゴーニュ R(ルイ・ジャド)
久しぶりのジャド。軽めでクリア。04年特有の青臭さは少な目。きれい。

3 2005 ブルゴーニュ R No.1(ドミニク・ローラン)
ココアややや焦げたニュアンス。深みもあります。



そして、

4 2005 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(ショーヴネ・ショパン)
若く濃い紫と厚いフルーツが覆う。最初は甘みも慎ましやかだったが、
時間とともに徐々に現れた。ゆっくり飲んだ方が良いでしょう。

5 2005 ブルゴーニュ R(アンリ・ペロ・ミノ)
厚みがあり、インキーでエキス分が充実。若いので普通リキュールっぽさは
ないはずだが、どこかにリキュールとは違う、かといって花の蜜とも違う
深い甘味が漂っていた。充実した味わい。

6 2000 ヴォーヌ・ロマネ 1er ブリュレ(ルネ・アンジェル)
さすがにこれは飛び抜けていました。熟した色ですでに飲み頃です。
コーヒー、ジビエ、ジンジャーなどが香り、軽めではありましたが、
複雑味とエレガンスを持っていました。

ここに来て、「果たして2005年は本当に良い年か?」が改めて最近
議論され始めた。

良いとは思いますが、今はちょっと早いのだと思います。
各要素がしっかりしすぎているため、バランスとしてはちょっと不安定?
というところも感じますが、やはり素晴らしい年だと思います。
半年、1年もすればさらに良くなる気がします。(まだまだサンプルは
少ないですが)

しかし、体調が本調子ではなく、少し重かった。飲み過ぎか疲労?
たまには、このズブズブの「ブル地獄」を抜け出してみたい。

次回はぜひブル以外(ピノ以外ではないよ)ので集合してみよう!
とカマをかけてみる。

コメント
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