TVドラマ「神の雫」第2話見ました。
(ちなみに私はこのコミックはほとんど読んでおりません。)
本日はマニアックに攻めたいと思います。講釈たれますぞー!
今回は第一の使徒で、
2001 シャンボール・ミュジニー 1er レザムルーズ
(造り手、ジョルジュ・ルーミエ)の登場でした。
久しぶりにルーミエでも飲むか~と、このワイン(写真)を出して・・・。
というのは・・・・・ウソで~す。
ジョルジュ・ルーミエのワインはそんなに簡単には飲めないんですよ。
ほとんど入れませんし、入れても高いですからね~。
最初に遺言書でワインの表現が出た時に、家内とこりゃブルゴーニュかな?
・・・そうなるとシャンボール・ミュジニーっぽいなぁ・・・なんて
話したのですが、「やはり」でした。
まず、コノスル ピノ(チリ)が出て、ブルゴーニュ各地の村名ワインが
ズラーーッと並べられ(ルソー、デュジャックなどなど・・・有名な造り手)
そして、ロベール・グロフィエのアムルーズが登場。
グロフィエも素晴らしい造り手です。(これも結構高い)
ライバルのワイン評論家も「ヴォギュエ」とか飲んでたし・・・。
ゴージャスな華のようなワインたちでしたね~。
(シャンボール・ミュジニー村自体がブルゴーニュの中でも屈指に
華やかなワインを産する村なのです)
ちなみにですが、
・ヴォーヌ・ロマネ村の極上ワイン・・・金持ち、セレブの世界。
(ロマネ・コンティをはじめラ・ターシュ、リシュブールなど)
・シャンボール・ミュジニー村のワイン・・・マニアの世界。
(ミュジニー、ボンヌマール、レザムルーズなど)
こんな図式が一般的かも?です。
造り手が「グロフィエ」ではないとして、いきなり「ルーミエ」に
いきますか?「ヴォギュエ」ではいけませんか?「ルロワ」やはたまた
「ドミニク・ローラン」等という発想の転換はありませんか?
偉大な年として2002年でしたが、はずれ年として2001年にいきますか?
98、97でなく、ましてや92年(だったら素晴らしい!)でなく、
さらには2000年でなく「2001年」。これは推測不可能でしょう。
いっそとことん不作の94、77、75、68年あたりだと、それはそれで
奇跡を見る思いかもしれません。
いずれにしろ、これだけ書いておきながら、ワインマニアでない
普通の人たちは、どんな印象なのだろうか?と考えると怖いです。
あまりにえげつなくマニアックな世界に映るのが心配です。
さらに飲み残して置き去りにされたワインたち・・・・・
すごくもったいなかったですねぇ!
(スタッフ一同で飲んだことでしょう、いいな~)
で、結局何を飲みたくなるのでしょうか?
「ジョルジュ・ルーミエのワイン」
「レザムルーズ」
「シャンボール・ミュジニー」
「ブルゴーニュワイン」
「ピノ・ノワールのワイン」
「2001年もの」
「華やかなイメージのする(登場した絵のような)ワイン」
(登場した絵は正直・・・ダサかったと思いました)
どれでしょうか???
「登場したそのもの」ですか?
実は登場したそのもののワインは、日本には数ケースしか入って
いなくて、まず入手は難しく、仮に見つけてもかなりお高いです。
でも明日は、店先に張り紙をしておこうと思うんですよ。
「ドラマ神の雫登場のシャンボール・ミュジニーあります!」って。
(どこかの大袈裟なネットワインショップぽいって?)
ルーミエこそもうありませんが、「レザムルーズ」や「ミュジニー」
なら一応ありますから、売れるかもしれません・・・???
なになに? そんなんで売れるわけない? 反則?
私の住む長崎の下町では、そんなの問い合わせ自体が
ある訳ありませんので心配無用です。
実は張り紙するだけ無駄なことのです。
最後に一言。
(ワインのもたらす)イメージは各自それぞれで、自分意外と
合致することはまずありません。
亡くなった主人公の父のイメージは決して実の子供であれ、合致
することは不可能に近いと思われます。
それぞれの方が思いのままにイメージを持ち、表現されることの
自由を願っています。決して誰からも過去からも支配されるべき
ではないでしょう。
以上、長々と講釈にお付き合いいただき、貴重なお時間を費やされ
ましたこと、お詫び申し上げます。
(ちなみに私はこのコミックはほとんど読んでおりません。)
本日はマニアックに攻めたいと思います。講釈たれますぞー!
今回は第一の使徒で、
2001 シャンボール・ミュジニー 1er レザムルーズ
(造り手、ジョルジュ・ルーミエ)の登場でした。
久しぶりにルーミエでも飲むか~と、このワイン(写真)を出して・・・。
というのは・・・・・ウソで~す。
ジョルジュ・ルーミエのワインはそんなに簡単には飲めないんですよ。
ほとんど入れませんし、入れても高いですからね~。
最初に遺言書でワインの表現が出た時に、家内とこりゃブルゴーニュかな?
・・・そうなるとシャンボール・ミュジニーっぽいなぁ・・・なんて
話したのですが、「やはり」でした。
まず、コノスル ピノ(チリ)が出て、ブルゴーニュ各地の村名ワインが
ズラーーッと並べられ(ルソー、デュジャックなどなど・・・有名な造り手)
そして、ロベール・グロフィエのアムルーズが登場。
グロフィエも素晴らしい造り手です。(これも結構高い)
ライバルのワイン評論家も「ヴォギュエ」とか飲んでたし・・・。
ゴージャスな華のようなワインたちでしたね~。
(シャンボール・ミュジニー村自体がブルゴーニュの中でも屈指に
華やかなワインを産する村なのです)
ちなみにですが、
・ヴォーヌ・ロマネ村の極上ワイン・・・金持ち、セレブの世界。
(ロマネ・コンティをはじめラ・ターシュ、リシュブールなど)
・シャンボール・ミュジニー村のワイン・・・マニアの世界。
(ミュジニー、ボンヌマール、レザムルーズなど)
こんな図式が一般的かも?です。
造り手が「グロフィエ」ではないとして、いきなり「ルーミエ」に
いきますか?「ヴォギュエ」ではいけませんか?「ルロワ」やはたまた
「ドミニク・ローラン」等という発想の転換はありませんか?
偉大な年として2002年でしたが、はずれ年として2001年にいきますか?
98、97でなく、ましてや92年(だったら素晴らしい!)でなく、
さらには2000年でなく「2001年」。これは推測不可能でしょう。
いっそとことん不作の94、77、75、68年あたりだと、それはそれで
奇跡を見る思いかもしれません。
いずれにしろ、これだけ書いておきながら、ワインマニアでない
普通の人たちは、どんな印象なのだろうか?と考えると怖いです。
あまりにえげつなくマニアックな世界に映るのが心配です。
さらに飲み残して置き去りにされたワインたち・・・・・
すごくもったいなかったですねぇ!
(スタッフ一同で飲んだことでしょう、いいな~)
で、結局何を飲みたくなるのでしょうか?
「ジョルジュ・ルーミエのワイン」
「レザムルーズ」
「シャンボール・ミュジニー」
「ブルゴーニュワイン」
「ピノ・ノワールのワイン」
「2001年もの」
「華やかなイメージのする(登場した絵のような)ワイン」
(登場した絵は正直・・・ダサかったと思いました)
どれでしょうか???
「登場したそのもの」ですか?
実は登場したそのもののワインは、日本には数ケースしか入って
いなくて、まず入手は難しく、仮に見つけてもかなりお高いです。
でも明日は、店先に張り紙をしておこうと思うんですよ。
「ドラマ神の雫登場のシャンボール・ミュジニーあります!」って。
(どこかの大袈裟なネットワインショップぽいって?)
ルーミエこそもうありませんが、「レザムルーズ」や「ミュジニー」
なら一応ありますから、売れるかもしれません・・・???
なになに? そんなんで売れるわけない? 反則?
私の住む長崎の下町では、そんなの問い合わせ自体が
ある訳ありませんので心配無用です。
実は張り紙するだけ無駄なことのです。
最後に一言。
(ワインのもたらす)イメージは各自それぞれで、自分意外と
合致することはまずありません。
亡くなった主人公の父のイメージは決して実の子供であれ、合致
することは不可能に近いと思われます。
それぞれの方が思いのままにイメージを持ち、表現されることの
自由を願っています。決して誰からも過去からも支配されるべき
ではないでしょう。
以上、長々と講釈にお付き合いいただき、貴重なお時間を費やされ
ましたこと、お詫び申し上げます。