魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

まだ生きている

2009年01月06日 | ちょっと怪しい
この季節は草もたいしたことなく、といってもこの季節で
この状態だから、生い茂りだす春以降は探索は無理だ。

クモ、虫、蚊、トカゲ、ヘビ・・・・・
女子供にはおすすめしない。
オレのそばにいると火傷するぜ!!!

それでもどうしても行ってみたい!という勇者の方、
お連れしましょうか。


さて、「歩こう 歩こう 私はー元気ー!」と歌いながら
草の道を100メートルくらい歩くと、タイトル写真の風景
に出合います。崎戸炭鉱ホッパー跡(貯炭施設)です。


そばへ行きましょう。

お~~、別世界が広がってきました。(写真をクリック)




5階建てのビルくらいは軽~くあります。



さて、左方向へ突入します。




空気が違いますね。


さて中へ入ると・・・こんな世界。(下の写真をクリック)





いいですね~。光と影、美しいです。
やはり来た甲斐がありました。


ここは入口が目立たなく、夏場は入れないため、廃墟につきものの
アホくさい落書きもないのです。(もう誰も来ないでください)





おっ、こんなの発見。



錆びてボロボロになったボルトのようです。
宝石よりも美しい!と感じるのはビョーキなのかもしれない。

貝がその中で真珠を育むように、無人の放置された時間が鉄を育み
美しく錆びさせてもいいのではないだろうか。

持って帰りたくもなるのですが、廃墟ファンのためにそっと
「キャッチ&リリース」(うそ、キャッチもしません)です。



そして、崎戸の名物、2本の煙突を空間を通して見てみます。



普段、煙突だけを見るのと違う感じがします。


この空間は・・・・・まだ生きているのです。


コメント
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