魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

楽しみな力

2009年01月10日 | ワイン ~2019年
「マスカット・ベリーA」というブドウ品種は日本特有のもので、
されど、「これぞ!」というベリーAに出会ったことはなかった。


そして、今日はトライしています。


2006 シャトー酒折 マスカット・ベリーA
   (日本、マスカット・ベリーA種、赤、1800円)

あるマイミクさん(ミクシィの友人のことです)のご紹介で購入できた
国産ワイン。


イチゴやチェリーの香りに肉系の旨味のする香り。

味わいも明るくフレッシュな赤系ベリーに旨味が見事にのっています。
ミディアムボディ、重くはありません。
ただその旨味は意外と厚みがあって(多分樽の使い方がほど良く上手い
と思う)、南ブルゴーニュの、例えばサントネー、マランジュやジヴリー
あたりに感じる獣臭感に近いイメージがします。

このご時世、とても良く出来たベリーA種のワインでしょう。


裏ラベルに2006年は収穫時に雨が降ってしまい、難しい年となり苦労
した旨の説明がありました。
難しい年でこの出来ですから、天候に恵まれたらもっと素晴らしい
ワインになるでしょう。


もうひとつ上のクラスの「キュヴェ・イケガワ」も入手出来たので
飲むのが楽しみとなりました。


日本のワインも将来有望かもしれませんが、明日の高校サッカーも
有望な選手がいそうです。楽しみは多いほど嬉しいものでしょう。

コメント (4)
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