魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

久々のブラインドお遊び会

2009年09月13日 | ワイン ~2019年
ニューワールドのピノってひと口に言うけど、実際のところ
どうなのよ?


ってことで、写真の4アイテムのどれがどれか?ブラインド
をしました。


1 2006 カレドニア ピノ(豪)

2 2007 ルイ・ジャド 150th アニバーサリー ピノ(仏)

3 2005 ラロッシュ ヴィーニャ・プント・アルト(チリ)

4 2005 レーン・タナー ピノ(USA)


4つ飲んでみて、やはりわからん!

ブルピノだけはほぼ?わかるんですけどぉ・・・みたいな???

あとは当てずっぽうですな。


・・・で、やはり当たりませんでした。


しかし、全問正解者も出まして驚きました。すごい!


で、なんとチリピノが一番人気でした。美味かったんです。
ラロッシュ、チリでかなりやってくれますね~。



その後はこれ。





写真左より、


1999 クロ・モンマルトル(仏、パリ)

甘く熟した果実味、コーヒーなど、優しい味わい。個人的にはピークは
過ぎていて、10年目で飲みましたが、5、6年くらいが良いところだった
かな?なんて感じました。 予想よりは美味しかったです。
珍品を飲めましたので良かったなあ。



ここからカベルネ・フラン特集で。

2000 クーザン・ド・マルティーニュ(ロワール)

美しい赤い花、蜜、香水を感じるほどの見事さ。ボディは小さめ
だけど、美しさを演出してくれました。



2004 パレオ・ロッソ(伊、マッキオーレ)

まあ、これは王者の風格。いつ飲んでも美味しいです。


1996 ダラ・ヴァレ カベルネ・フラン(USA)

もう今は造らなくなったカベフラン。貴重です。
ピークをほんの少し過ぎた感じはします。ココア、タバコや
スモーキーさもあり、美味しいです。


カベルネ・フランはやはり美味しいですね。決してメインにし
ても悪くはない品種です。


さて、その後、





2007 ニュイ・サン・ジョルジュ プティ・プレ(ラルロ)

セラーから出してきたばかりなので、ちょっと冷たかったけど、
なかなかいけていました。クリアできれいな果実味は心に
染みるでしょう。2、3年待ってやるとよく味わいが出ると思います。


それと写真のシャルドネ(白)は最初に飲んでおりました。
ジャドの150th記念ボトル。予想よりは厚みも複雑味もややあって
まずまずいけていました。


飲み頃を考えると、もっと秘蔵のワインたちを登場させなければ
なりませんので、またそのうちやりますね。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。

コメント (4)
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