魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

こいばひいてきた

2012年03月04日 | 音楽
忘れないうちに書いておきましょう。


こんなギターを試奏してまいりました。





とある楽器店で「コリングス」はないんですか?

と尋ねたら、倉庫にあります。とのこと。


「じゃ、いいです。」と言ったら「すぐに持って来ますから・・・」
と30秒ほどで持ってこられました。


秘密のスペックなのか?アディロンダック・スプルースがどうのどうの???

何でもこれは日本にひとつしかない?ということでした。





で、弾いてみました。

隙がないほどしっかりと目の詰まった音が豊かに鳴ります。

もしかしたら自分が今弾いているマーチン(D-42)よりもいいかも???

と思うくらい鳴ります。新品でいきなりヴィンテージマーチンの音。
と言えるでしょう。


力強さならこちらかなあ。艶ならマーチンなんだけどなあ。
これ1本あれば一生楽しめますね。

欲しいけど、ちょっと我慢。破産しますよぉ。




でも「良い音」を体感しておくのはとても大切なことなんです。

これが買えるくらい稼げるようにがんばらなくてはなりません。

目標は常に上へ上へと作ること。またそうできることが幸せなこと
なのでしょうね。

ブームとか一過性、流行とか、そんなんじゃなくて、ずっとずっと
良い音楽がしたい。心からそう思います。




最近ラテン音楽をよく聴くのですが、とても思うことがあります。

日本人って本当に(私を含めてですが)リズム感がないなあと。
音に対してもライブでアドリブやスキャットなどのリフレインを求め
てもついて行けないのかなあと。(チック・コリアとかライブで
やっているのだけれど、彼の観客は7割が音楽経験者だったりします)


手拍子ひとつまともに取れなかったり、横に揺れるようなサンバや
サルサ、ボサノヴァなどそんなリズムについて行けない気がします。

手拍子やロックみたいな単純な縦ノリじゃないと無理なのかなあって。



つまりこれからの指向性なのですが、ラテンやジャズの方を向きたい
のに向けない、観客の方と一緒に楽しめないんじゃないかと???
そんなジレンマがあります。


自分自身も聴いている観客の方も一緒に心地良くて、いいな~と思えて、
しんみりもして、楽しめて、大人のノリ(横ノリ的な)でインパクトで
なく、長~く繰り返し聴いても飽きない・・・・・

そんなのが私の求める理想形だったりします。


どなたかこんな話を酒でも飲みながら語り合ってくれる方、いません
か~?

見えないものへのチャレンジですので悩みは常に付きものでしょう。
だらだらとつい語ってしまいました。

今日はちょっと一般的ではない話題で失礼しました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする