魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

へたれる SB

2012年05月29日 | ワイン ~2019年
先日からすっかり気分は山男です。

へなちょこだけど山男です。

一度だけでも登るとその気になっています。



「娘さんよく聞けよ 山男にゃ惚れるなよ~♪」

・・・・・私に惚れないでください。


えっ、違うかっ! ワイルドだろ~?


あれっ?


でも「山男の歌」ってちょっと変拍子ですよね。
何度思い浮かべても微妙な歌詞と“間”がよくわかりません。


「山で吹かれりゃよ 若後家さんだよ~♪」


っていうのも凄まじい歌詞です。子供の頃はよく意味も分からず歌って
いたのでしょうか。

「吹かれる」という表現もあらためて凄いと思います。

まっ、ご承知の通り私の場合は完全にへたれ山男(先日限定の)ですが。





そんなへたれにはピッタリのワインを今夜は飲むことにしましょう。


これです。







2008 ペタヴェル イヴニングスター ソーヴィニヨン・ブラン
   (豪、SB種、白、千円台前半)


「へたれる」ならぬペタヴェルですね。


香りはレモン、青草、麝香、花崗岩、乳酸など。


味わいは青い柑橘やミネラル、引き締まってさわやかで心地良いです。
薄くはありません。ある程度の厚みと、そこそこのニュアンスの豊富さ。
価格としては結構美味しいと思います。


石や岩の香りもへたれ山男っぽいです。
名称はともかく、するすると飲めてとても良い感じですよ。



さて、本日はたくさん発注しました。


間もなく店頭にも新しいワインがたくさん並ぶことでしょう。
ワインだけはへたれではなく「ワイン男」になりたいと思います。


「娘さんよく聞けよ ワイン男にゃ惚れるなよ~♪
酒に飲まれりゃよ 若後家さんだよ~」


あれっ、やっぱり惚れちゃいけないんですか~???


いずれにせよ、微妙にむなしいぞ~。


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へたれの根性なし山登り その2

2012年05月29日 | Weblog
本日よりお読みの方は、昨日の分からお読みください。
よろしくお願いいたします。




・・・ということで、分岐点へやってきました。







さて思案のしどころ。


前を歩いていた方に話を聞いたところ、普賢岳へ行くには、一端やたらと下って
そしてさらにやたらと登るらしい。


・・・・・そんなハードなことは初心者にはきつ過ぎる!
ということで、国見岳を目指すことにしました。



しかし、目の前にたたずむ国見岳はこんな感じです。






これば登れるとやろうか?!


見ただけで辛そうです。

でも道はあるのです。皆さん登っているのです。
そう思い、意を決しました。



だんだんと険しくなってきます。






とうとう道も急になり、岩場のような登り道です。



そして一番の山場へ。






えっ、ここを登るんですか???


・・・・・・・


しきゃ~し、前を歩いていた私よりもご年配の方々も、がんばって登って
おられますよ!






結構スリリングではありませんか。

私はいいけど、妻は大丈夫だろうか?とちょっと心配に。


何とか二人ともひいひい言いながらも、難所を登り切りました。


すると、頂上より降りてくる方々の中に・・・・・あれ?????


な~んと、当店のワイン会のメンバーの方々(I氏やF氏)と遭遇。


こんなところで何という奇遇!

まさかこんな場所で出会うとは!

ここでワインの宴会をしたくなるじゃありませんか。


まあ、それは無理でしょうが、偶然の遭遇やその笑顔に疲れた体も元気
づけられました。




そして、間もなく山頂に到着。







やりました! やりました!


へたれの根性なしの登山も一応は「山頂到達」です。


山頂でお弁当を食べて、でも普賢岳には向かう元気も勇気もなくて・・・・・、
来た道を引き返すことにしました。


とあるブログの保育園児(別コースだが、普賢岳に登ってお弁当を食べてい
た)にも及ばない登山行脚でしたが、無理は禁物。

初心者は初心者なりに慎重に。


帰り途は当然・・・・・









ロープウェイ頼りってことで。



山男、山女の健脚、そして体力はものすごいものであり、とても私には太刀
打ちできるわけがない。今や保育園児にも負ける始末。

次は園児の歩いた普賢岳コースを!といつの日かの仇討ち行脚を思い浮かべ、
登山マップを、夜な夜なしみじみと眺めているのです。


でも太ももパンパンやけんしばらくは勘弁して~


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