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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ポマールワイン会

2012年05月20日 | ワイン ~2020年
なんでこげんマイナーな企画ばしたとやろう!


とも思いますが、意外や意外、結構良い線いくもんです。






1 NV テール・ブランシュ ブリュット
ロワールの自然派泡。やさしさとやや厚み。泡の圧も強めではなくやさしい。


2 2007 レイミー カーネロス シャルドネ(USA)
蜜の甘みやかなりの厚み。甘露とまではいかないけど、かなりの上質シャルドネ。
かなり美味しいです。



3 2009 サントネー ラ・コム・デュッシュー(ジャン・マルク・モレ)
軽めだけど、とても美しく、エレガント。ピノの美学を感じます。
実は私のお気に入り。ウマカッサネー



4 2005 ポマール(パラン)
さすがに05年。厚みがあります。堂々として、時間が立つと繊細さも。
やはり05年の素晴らしさ。オオ~サスガ








5 2009 ポマール 1er エプノ(アレット・ジラルダン)
ドメーヌ・アルマン・ジラルダンを受け継ぐ造り手。開けたては厚みはあるものの
表情が出なかったが、時間と共にその真価を発揮。絨毯のようなビロード感もあり、
繊細さ、美しさも兼ね備える。これはもう5年ほどして味わいたいと思います。



6 2005 ポマール 1er レ・ゼプノ(パラン)
さすがに05年。厚みと大聖堂への行進のごとく重厚。これまたほぐれるといろんな
要素が飛び出してきます。何といっても旨味はナンバーワンでした。これも数年後
に飲みたいなあ。


7 2002 ポマール 1er グラン・ゼプノ(ミシェル・ゴヌー)
ややクラシカルなちょい熟成ブル。固さを持ちつつ、媚びなさも持ちつつ、でも
やはり美味しさを秘めていました。ゆっくりと広がる旨味と熟成感。



ここまでが予定内容でしたが、もうちょっと飲みたいということで・・・


8 1999 ブルゴーニュ ルージュ(ドメーヌ・ド・ラ・トゥール)
熟成してやや枯れた感じ、しかしちゃんと背筋の伸びた果実味。いいね。



9 2005 ポマール 1er ジャロリエール(プス・ドール)
樽をほとんど感じさせないピュアな果実味で勝負したワイン。濃厚で厚みがあり、
ピュアな透明感のある魅力。まだまだ保ちます。複雑味はまだ出ていません。
それまでには数年が必要。自然派と伝統を融合した優秀なワイン。


ご参加のみなさま、楽しんでいただけたかなあ。
ブルゴーニュのピノ・ノワールの魅力を少しなりとも分かっていただけたでしょ
うか。実は当たり年ばかり飲んだのですよ~。

これはピノの余韻の中で書いております。


どれもそれぞれに良かったと思いますが、惜しむらくは8、9、最後のお出しした
ワイン。セラーからでしたので温度が低すぎたのが悔やまれます。真価を味わえ
なかったことでしょう。



今回参加できなかった皆様も、またやりますので、次回はよろしくお願い
いたします。


コメント
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