魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

重たい夜

2012年06月17日 | ワイン ~2019年
昨日はカフェ豆ちゃんにて「今沢カゲロウ」のライヴに行ってまいりました。


まずはオープニングアクトを務めるグッドマンさん。





いつもの曲にひねりを入れながらの素晴らしいパフォーマンス!

相変わらず芯のある音と構成。緊張したらしいけど、ちゃんとハートは伝わって
います。



その後、グッドマンさんがリスペクトするベース忍者こと今沢カゲロウさん登場。
私は初体験です。






6弦ベースとコンピューターを操り、いや~、さすがに素晴らしい!

いろんな音使い、エッセンスやセンスが入り混じり織りなす多彩なステージ。

テクニックはもちろんすごいのだけれど(れっきとしたプロですから)、それ
よりも、多彩なカラーや考えている(であろう)いろんな指向性が、圧倒的な
テクニックさえも凌駕して伝わってきます。

さすがにプロはネタや今後の可能性をたくさん持ってるな~と実感。


また「絶対音感」ならぬ、「絶対テンポ」なるものを持っているらしく、自分
で「人間メトロノーム」自負されていました。
♩=40~208までどのテンポも体で表現できるのです。♩=1刻みでも分かると
のこと。ならばミスターリズムと言っても過言ではありませんねっ。



ベースの重たい音がズシンズシンと体や心に響き渡る夜でした。


しかし、私の体調がとても悪くて重たい。ちょっとぶり返し気味の具合。

熱こそないのだけれど、とてもだるくて、咳は止まらず、鼻まで状態が悪い。
(一日前の方が良かったなあ~、悔しい)


声は会話程度はできるレベルだけど、とても歌えない。

夏に風邪でこんなになるとは私もプロとして失格です。(プロではないけど、
気持ちは同じなんです)




さて、帰宅後ふらふらしながらも心を癒しながら飲むのはこれ。






2011 レ・クル-ズ
   (仏、VDP、カリニャン種、赤、千円ちょい)


香りはラズベリー、フランボワーズ、スグリ、イチゴなどのやや明るめのベリー。
厚い赤い花びらや、ソフトできれいな香りに満ちています。

味わいはアタックが柔らかく、でもしっかりと細かいタンニンはありつつ、この
価格としては厚みのある果実味、ちょっとスグリやスモモなどを感じつつ、ソフト
で瑞々しさ、弾力感、かみしめるようなニュアンスは結構あります。

心地良く続く果実味はしなやかで伸びやか。
いいなあ。こんなに心地良い状態に早くなりたい!

ちなみにこのワインは入っております。



重たい体を引きずって、さて、明日はV・ファーレン長崎のホームゲーム。

果たして応援に行けるだろうか?


コメント
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