魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

たまには基本的なお話をTVショッピング風に

2012年06月08日 | ワイン ~2019年
最近お客様といろいろ話す中で、どうやら「ワインは一日で飲み切らないと
ダメらしい。」とお考えの方が意外と多くいらっしゃるので驚いています。



「おいおい、このワインの飲み残し、酸っぱくなっちゃったよ~」

「もう飲めないし、料理にでも使おうか~」

「いや、まだ飲める。多少酸っぱくても我慢しながら飲むさ~」

「もっと日持ちが良いと嬉しいのに~」


などなど・・・・・・経験はありますか?





通常ですと3、4日くらいまでは結構大丈夫で、1週間を過ぎる頃から、酸っぱ
さが増してきます。健全なうちに飲みたいのであれば3日くらいが目安でしょう。


ただしそれは若いワイン(5年くらいかなあ)の話で、10年以上過ぎたワイン
だと翌日くらいまで?でしょうか。

でも大方は予想よりは案外保つようです。





しかし、もっと良い方法がありますよ。



本日ご紹介するのはこれです。ヴァキュヴァン(バキュバン)です。







これをお使いください。


写真のようにこれを栓にしてポンプを当て、“シュポシュポ~”と空気を抜いて
ください。意地で抜かなくとも、ほどほどで結構です。


ワインは空気に触れるほど酸化します。つまり空気との接触が少なくなれば酸化
の度合いは少なくてすみます。


これを使いますと1週間程度なら楽勝です。



写真左のポンプとゴム栓1個付きが1480円。右側の替え2個が750円です。

ちょっとお高めですね。(数年前仕入れた時は替え栓500円くらいだったかも
しれません。ごめんなさい)



しきゃ~し、これを一度お持ちいただくと10~20年くらいは大丈夫です。
ゴム栓のゴムの弾力が落ちてくるまでは、十分に使えます。




個人的にも長年ずっと使っていますが、最近ゴムが劣化してきたのでぼちぼち替え
ようか?と思っています。この最新型は空気が抜ける時に、音で知らせてくれる
ようなので良いですね。




そんなわけで、TVショッピングのようにちょっとつまらないお話をしてしま
いました。



人間の若さも保てるかと思い、皮膚にあててシュポシュポしても、その部分が赤く
なるばかりで充血しますので、それはおやめ下さい。(実験済み



私のように頭の熟成や劣化の激しい方は、赤ワインを飲むとアルツハイマーにいい
だとか、心臓や脳出血など血管系にいいだとか、いろんな論文が発表されています
ので、この際、この「ヴァキュヴァン」をご購入いただき、ワイン飲みにいそしむ
というのも良策かもしれません。



ただ~し、果たして私のようなワインバカになっても、それは自己責任にてお願い
いたします。


ということで「ヴァキュヴァン」(バカばい!ではありません)を身近にひとつ
常備くださると、美味しいワインの幸せはちょっと長続きいたします。


コメント
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