魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

夜になるとお調子もん

2012年06月20日 | ワイン ~2019年
昼間は熱も出ながらも、配達も出るし、お酒担いで階段100段だってガンガン
登る。(若い頃はガンガンだったけど、最近はフーフー言いながらやっとこさ)


そして、さらに具合が悪くなって、ちょうど薬も切れたので病院へ。


しっかりと薬をいただいて・・・・・


長崎では、何とか無事台風が通り過ぎたように、早くこの夏風邪も通り過ぎて
欲しい。早く声が出したい、ちゃんと歌いたい、練習したい!


・・・・・


そうして夜がやってくるわけですが、この「夜」は熱が引いて、結構心も軽く
なる。そうなるとまた酒に走る、ということになるんですよね。
夜になると「お調子もん」なんですねえ。



さあ、今宵はこれ。






NV(2008) ラ・グラッペリ アドニス
  (仏、VDT、シラー種メイン、赤、3千円程度)

アドニス・・・・・そんな名前、三銃士にいませんでしたか???


アドニス・アラミス・アドモス???

ちゃうちゃう~!


それは置いといて・・・・・

香りは夢彩都(長崎の商業施設です)の「マライカ」の香りがします。
ここのお店はインド系、エスニック、ビャクダンやインドのお香、実は
これらは酵母から来るんですけどね。あとはイチゴやチェリー、赤系の
明るいフルーツやパセリやハーブなども。

アタックは柔らかくて、最初は微発泡。後から抜けます。
もわっとして、ソフトでやんわりとして、ふわりと消えてきます。

旨味はしっかりとあるので美味しいワインではありますが、ちょっとなあ・・・。


自然派に傾倒している方にとって結構美味しいワインでしょうが、普通のワイ
ン好きからするとちょっと戸惑うかもしれません。

やはり自然派ものには慣れが必要です。


正直に言うと、そこまで慣れて自然派(と看板を掲げた)ワインを愛しても、
ワインライフとして、たいしてプラスにはならないと思います。
(勝手な言い草です)


心を解き放つためのワインとしては、これだとちょっと違います。
あくまで個人的にはそう感じるんです。


いかにも「自然派ですよ~」という造りのあざとさが主張しすぎてる感じ。
酵母が「私を見て!」と発しているようで、自然体で受け入れにくい何か
があります。私が天邪鬼といえばそうかも。


もちろん採用は難しいです。いわゆる自然派の味が好きな人達だけだったら
OKなんですけどね。



さて、本日は泡ものばかりの試飲会。

泡ものばかり約30アイテムくらいでしょうか。

想像してみてください。結構きついですよ~。

でも、シャンパーニュは別。昼間っから良いシャンパン飲むのは最高の気分です。

というわけで、シャンパーニュだけ得意げに楽しみます。

コメント
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