魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

だろう運転とかもしれない運転

2012年06月06日 | Weblog
本日はとてもシリアスです。たまには真面目になりましょう。


ちょっと検索してみました。

最初に出たのがこのページ。


「だろう運転、かもしれない運転」(クリック)


警察は言っています。「だろう運転はやめてかもしれない運転をしましょう」と。

免許証の更新時の講習でも言われますね。


何でこんなことを言う???





いやね、原発再稼働のニュースが結構飛び交っていますよね。


一時的にせよ、再稼働した場合、多くの人が「まあ事故はないだろう、災害はない
だろう」という「だろう原発運転」をするわけですよ。



「私の責任で」って仮に首相が言ったところで、万が一不測の事態になり、被曝者が
出てしまった場合、どう責任取るんでしょうね。

各自治体の長も同じです。自分がこの立場になる間だけは・・・というだろう運転ですね。

「元の体に戻せ!」と言っても出来ません。福島では被曝で体を蝕まれている方が実際
いらっしゃるようですが、表ざたにはされていません。数年後にはもっと増えるかも。


「かもしれない運転を」と言う人はいないんです。




使用済み燃料の処理、安全になるまで数万年かかります。半減期を計算すればそう
なりますよね。この間、完全に安全に保管、処理が出来るでしょうか?

地殻変動や大規模地震や大津波、大噴火とかとんでもない事態はその間に確実に
起こるでしょう。過去の記録や歴史が証明しています。危機管理とは起こることを
前提に考えなければなりません。ヒューマンエラーも必ず起きますしね。

数万年後の子孫までつけを回してでも今の利便性をとるべきでしょうか?


近未来的に、廃炉にするだけで数十年はかかりますし、今のお偉いさん達はその頃、
生きていません。なんとまあ無責任ですね。


本当に真剣に原発のあり方を考えなければなりません。これは国内だけの問題じゃ
ないんですよね。




私が再稼働を容認する条件があるとすれば、「最初から避難した状態で稼働する」です。

数百キロ離れてその距離内に人は住まわせないこと。最初からこれでしょう。
(万が一の事故の時は死んでも責任者が対応すること)

もともと原発を作る条件がそんな立地でなければなりません。

さらに大事なことは「使用済み燃料を地上に残さず、果てしない宇宙の彼方に廃棄できる」こと。

これができるなら容認も可能でしょう。



ごめんなさい、ちょっと書いているうちに熱くなりすぎました。

この辺でやめておきます。


明日からまたバカをします。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする