いよいよですよ。
いよいよ五輪開幕。
今晩「なでしこジャパン」がカナダ戦を迎えます。
開会式は27日ですが、競技自体、五輪自体は今晩に開幕です。
そして明日の晩は男子サッカー。
始まる前のワクワク感が一番良い。
いっそもう、ここで時が止まって、始まらない方が良いんじゃないかと思う
くらいです。
これは何に似ているかというと・・・・・
そう、「アイスクリームのふた」でしょ。
誰もいない一人の部屋でカップアイスを買ってきて食べる時(ケーキやババ
ロアなんかでもいいのですが)、まあたいていの方は、ホントはふたやセロ
ファンに付いたアイスやクリームを舐めますよね。
もしくはスプーンでゴシゴシッとすくって食べますよね。
私の中では正しい作法です。(もちろん誰からも見られてなければです。
アイスのふたを舐めない人がいるとは信じ難くらいです)
実はその瞬間が一番、期待感が高くて美味しく感じます。
そしてその儀式から最初のひとくち・・・最高の瞬間です。
つまりこの始まりの地点が最高潮なんです。
もちろん五輪でも金メダルとか感動の場面を見ることが出来ても、もちろん
素晴らしいでしょう。でも最初の高揚感は特別なものがあります。
先日も書きましたが、あまりメダル至上主義にならずに、懸命に頑張る姿、
そして訪れるであろうドラマティックなシーンを楽しみに見ていきましょう。
さて、そんな高揚感と共に試飲するのはこちら。
2010 マランジュ 1er ラ・フュシエール(フィリップ・コラン)
(仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円程度)
ドメーヌ・フィリップ・コランはかなり有望な造り手で父の後を継いで、
名声を博すことでしょう。(私の中ではすでに良い造り手です)
明るいルビー色に香りははちきれんばかりのチェリーやイチゴ、焼き菓子、
厚いビニール、セルロイド、生き生きと襲ってきます。
味わいは厚い果実味に、生き生きとした酸。相まって凛としてピチピチとし
て、躍動感のある若さと押し寄せる旨味。1級畑なのでちゃんとニュアンス
がありますね。
2010年は輸入元の方の話でも「ブルゴーニュらしいでしょ」と言われたことを
思い出させます。
2009年ものがあまりにジューシーで享楽的なものだったことに対して、やや
酸っぱさがありつつの、でも旨味爆発、張りと厚みのある果実味がチャーミン
グで・・・・・なるほどなあと。
リリースしたてのこのワインは、まだまだ将来があって、これからがどんどん
美味しくなるワインでしょう。これは持っておいても良いと思います。
まずは現在のピチピチ感で飲んでおいて、数年後にまた成長した姿も悪くない
でしょう。親が子に託すように、そしてプロローグからクライマックスへ昇り
つめる様子を見てみたいと思わせます。
つぼみ、満開、斜陽感、枯れてからもなお続く美学、断末魔の喘ぎ、などなど
ワインの断面は多くの場面や思いを伝えてくれます。
今晩からはワイン飲みながら五輪を応援しましょう!
みなさま、五輪もワインもたくさん楽しみましょう。
いよいよ五輪開幕。
今晩「なでしこジャパン」がカナダ戦を迎えます。
開会式は27日ですが、競技自体、五輪自体は今晩に開幕です。
そして明日の晩は男子サッカー。
始まる前のワクワク感が一番良い。
いっそもう、ここで時が止まって、始まらない方が良いんじゃないかと思う
くらいです。
これは何に似ているかというと・・・・・
そう、「アイスクリームのふた」でしょ。
誰もいない一人の部屋でカップアイスを買ってきて食べる時(ケーキやババ
ロアなんかでもいいのですが)、まあたいていの方は、ホントはふたやセロ
ファンに付いたアイスやクリームを舐めますよね。
もしくはスプーンでゴシゴシッとすくって食べますよね。
私の中では正しい作法です。(もちろん誰からも見られてなければです。
アイスのふたを舐めない人がいるとは信じ難くらいです)
実はその瞬間が一番、期待感が高くて美味しく感じます。
そしてその儀式から最初のひとくち・・・最高の瞬間です。
つまりこの始まりの地点が最高潮なんです。
もちろん五輪でも金メダルとか感動の場面を見ることが出来ても、もちろん
素晴らしいでしょう。でも最初の高揚感は特別なものがあります。
先日も書きましたが、あまりメダル至上主義にならずに、懸命に頑張る姿、
そして訪れるであろうドラマティックなシーンを楽しみに見ていきましょう。
さて、そんな高揚感と共に試飲するのはこちら。
2010 マランジュ 1er ラ・フュシエール(フィリップ・コラン)
(仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円程度)
ドメーヌ・フィリップ・コランはかなり有望な造り手で父の後を継いで、
名声を博すことでしょう。(私の中ではすでに良い造り手です)
明るいルビー色に香りははちきれんばかりのチェリーやイチゴ、焼き菓子、
厚いビニール、セルロイド、生き生きと襲ってきます。
味わいは厚い果実味に、生き生きとした酸。相まって凛としてピチピチとし
て、躍動感のある若さと押し寄せる旨味。1級畑なのでちゃんとニュアンス
がありますね。
2010年は輸入元の方の話でも「ブルゴーニュらしいでしょ」と言われたことを
思い出させます。
2009年ものがあまりにジューシーで享楽的なものだったことに対して、やや
酸っぱさがありつつの、でも旨味爆発、張りと厚みのある果実味がチャーミン
グで・・・・・なるほどなあと。
リリースしたてのこのワインは、まだまだ将来があって、これからがどんどん
美味しくなるワインでしょう。これは持っておいても良いと思います。
まずは現在のピチピチ感で飲んでおいて、数年後にまた成長した姿も悪くない
でしょう。親が子に託すように、そしてプロローグからクライマックスへ昇り
つめる様子を見てみたいと思わせます。
つぼみ、満開、斜陽感、枯れてからもなお続く美学、断末魔の喘ぎ、などなど
ワインの断面は多くの場面や思いを伝えてくれます。
今晩からはワイン飲みながら五輪を応援しましょう!
みなさま、五輪もワインもたくさん楽しみましょう。