魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

世界一高いワイン

2012年07月05日 | ワイン ~2019年

世界で一番高いワインって何だと思いますか?


オークションとかでなく、とりあえずちゃんと値が確定しているものでは
これです。


ペンフォールド、世界で最高値1350万円のワイン発売(クリック)


せ、せん、さんびゃく~!!!


しきゃ~も!

「コルクはなく、ワインを飲む際は、ペンフォールドのワインメーキング・
チームがオーナーを訪問し、特別な道具を使ってガラス容器を下げ振り
用糸から外し、銀のタストヴァンでサービスする。」

って~のがすごいですね。


栓抜きチームの交通、宿泊費も入っているのでしょうか。
でも百年後に来てくれるかどうかは分かりませんね。(てか買っても自分が
生きていないか。)


スタッフが来たら、一緒に食事くらいはおごって、一杯づつくらいは飲ませ
なきゃいけないので・・・・・なにこれ?スタッフの人達が飲むんじゃん!


良い商売だぜ!

良く考えたな~。





そんなお高いワインの味と飲むシチュエーションを想像しながら、私が飲める
お手軽ワインはこれ。






2008 コステル・デル・グラヴェット
  (スペイン、CS60%、赤、3千円台)


セパージュはCS60%、ガルナッチャ、カリニェナ40%となっています。
モンサン地区、カプサネス村、造り手は協同組合セラー・ド・カプサネスと
いうことです。難しくて紛らわしいですね。


さて、香りはカベルネのちょっと枯れたような、気品と骨格のあるきれいな、
熟した柑橘、赤土や焼けたレンガ、オレンジピールにコショウなどです。

味わいはスパイシーで甘さがあり、ちょっとした熟成感と多いが細かいタン
ニン。果実味の愛相は明るめなので良いでしょう。妻がとてもお気に入り
で、やはり熟成感と明るめのフルーツのせいだと思います。

今現在とても美味しくて、5年ほどいけるとは思いますが、スペインワインは
人智を超えて果てしなく飲めるので、そのあたりは何とも言い難いです。
ってか、買える価格の古いワインってスペインばかりですよね~。普通は。


さて、このワイン結構美味しいので入れちゃおうかな~。


少なくとも、自分があんまり飲めない(おすそわけがあるので量的に)「せん
さんびゃくごじゅうまんえん」よりは確実に良いです。


コメント
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