魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

不思議なワイン

2012年10月05日 | ワイン ~2019年
まず、暴言を吐きます。




深夜番組でのひとこま。


通りを歩くちょっとオシャレ?と思う人達へのインタビュー。



「今日のファッションのテーマは何ですか?」


「はっ・・・・???」
(一瞬、答えに詰まる)


このシャツが・・・とか、この帽子がとか・・・とか答えてる。



見ているこっちは思うね。


そんがんと、あったとば着たったい!



思わず言葉に出してしまいました。







・・・・・ってそんな今夜はこれ。








このボトルは変わっていて
ボトルの後ろから見たらこんな感じです。






これって変?
紐が結んであるボトルは初めて出会いました。



2009 リベラリア セロ
   (スペイン、テンプラニーリョ種、赤、2千円台)


香りはちょっと沈んだ感じです。プラムやブラックベリー、シロップ漬けの
イメージもします。酸があってはっきりとした黒系果実にミントなど。


味わいはタンニンがなめらかで甘めで穏やかに口中に入っていきます。
インパクトはそんな強くありません。穏やかさ、ゆるやかさ、そして酸に
よるきれいさ、なめらかさが主体的でしょう。


本当は濃いのですが、アタックが柔らかく、刺激的でない伝わり方をします。
こういった大らかなワインは珍しいと思います。何気なくずっと飲み進められる
ワインでしょう。


穏やかで大らかなので、濃いタイプと違うと思いがちですが、実際は濃い
のです。お値段の割には充実した味わいだと思います。
スペインのワインですが、もしかしたらイタリアワインが好きな方には
結構はまるかも。


コメント
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