魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

顔が見えないお店

2012年10月31日 | ワイン ~2019年
お馴染みのお店へ行きました。


ここです。







長崎っ子ならすぐに分かる? 長崎市東古川町にある「コロッケ」さんですね。


このお店は安心する味で昔から利用していますが、不思議なことがあります。


ご主人や奥さんや、いったい誰がやっていらっしゃるのか分かりません。


厨房の中に引っ込んでしまって、まったく出て来られないので、表で接客の
仕事をするアルバイトの方しか接することが出来ません。



つまり何十年もお店の方が誰なのかもわからず、「まるで自動販売機のように
利用している」といえばそうなんですよねえ。


よく考えたらおかしいんだけれど、そんな店があってもいいのかも?とも
思います。でも出来たら知りたいよね~!

別に深入りしたいわけでもないけど、誰が作っているかとか、食べた後に
「ごちそうさま~」のひとことくらいは言いたいし、店主の「ありがとうご
ざいました」のひとことくらいは笑顔と共に見たい。



ふと気付いたのだけど、不思議な店だな~。







さあ、今夜はこれ。





2010 フランシス・コッポラ CS
   (USA、カベルネ・ソーヴィニヨン種、赤、3千円台)

コッポラ監督のワイン。ダイアモンドシリーズです。(ランクがあるんです)

香りはイチゴやカシス、赤い花、コンポートや焼き菓子、赤土やシナモン、
明るく華やぎのあるイメージでしょう。


味わいは濃くて、華やかで外交的、タンニン豊富。
ニューワールドの果実味が甘いタンニンと共に押し寄せます。酸もあるので
すが、華やいだ果実味の方が勝っています。多くの方が喜ぶ味わいだと思い
ます。


が、これももっと上のクラスが良いんだよな~。
ここまでお金を出すのならもう少し上がぐっと良くなるんです。




さて、本日は月末。

またまた棚卸の日がやってまいりました。作業は夜遅くまで続きます。

「たくさん売れてる」と疲れも吹っ飛ぶんですが、まだまだでしょうか。


コメント
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