魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

Single Again

2012年12月15日 | ワイン ~2019年

最近は年賀欠礼の葉書が何通か届く時期です。


本日は学生時代のひとつ上の先輩から「Single Again」という葉書が来ました。

なんでも離婚して住所が変わったそうです。

奥さんも知っていただけに「何だかなあ~」って気分。


世は「離婚率が高くなった」というのですが、私の周りでは“さもありなん”
状態が続いています。


しきゃ~~~~も、その後、若い奥さんをもらっている年の差夫婦が案外多い
ことに気付かされます。結婚、離婚歴も何度も・・・という猛者もいらっしゃ
います。不思議と尊敬に値します。


そんなんで良いんでしょうか???

特に芸術系の方には多いような・・・・・



みんな~ 大丈夫か~!

とも言いたくなります。(ゼイゼイ


そう、確かに世の中は移りゆくものなのでしょう。






心落ち着けて、今夜はこれ。





最近世の中では俺の〇〇とか「俺のなんとか」というネーミングも多いよう
です。そこで今夜は「俺のワイン」ではなくて・・・・・


2005 オレノ(Oreno)
  (伊、トスカーナ州、赤、8千円程度)


何でこんな高いのを飲んでるの?
と思う方もいらっしゃるでしょうから、ネタばらし。昨日からの2本は輸入元の
営業の方が、ちょびっと残った高級ワインを持ってきて、残りは飲んで下さい
と置いていったボトルです。(伊の高級ワインは滅多に飲まないです)


さて、テイスティングいきましょう。

香りむんむんです。黒っぽい土、プラムやブラックベリー、キノコ、葉巻
ブラックペッパー、シナモンやオレガノ、バジルなどの香りも。
まあ黒々としています。


味わいは、当然濃いです。重いです。
ぐぐっと来る重たい果実味、重厚なタンニンと広がり。
口の中がそんな風味で充満します。その中に黒系の旨味(黒糖のような)、
がぐっと現れてきます。その太さや余韻もスケールが大きいです。
シリアスな面もありますが、さすがに美味しい。


あ~、 軽いピノも飲みたいなあ~。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする