魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

許しを乞うワイン

2012年12月30日 | ワイン ~2019年
今年も押し詰まってきました。


先日から事故が多いです。外に出るたんびにパトカーの事故処理に出くわします。

みなさん、気をつけてください。


本日も(もう昨日)いろんなお客様のもとへワインをお届けいたしました。

混んでいるのと、事故が多いのと、気ばかり焦っているようなそんな微妙な
空気が流れています。

「短気は損気」ですよっ!


ワイン飲んで、心を落ち着けて、焦ることない年末年始にしてください。



さて私は本日、「食べ収めのラーメン」に行きたいなあ、と思っております。


飲み収めも考えなくてはなりません。







さて、そんなわけで今夜はこれ。







2011 イゾラ・ディ・ヌラーギ サンテス ビアンコ
  (伊、白、千円未満) 


昨日飲んでいたワインの白です。


香りはミネラル、グレープフルーツ、香木、金柑などの柑橘、白い花など。


味わいはつややかでミネラル感もありますが、ちょっと水っぽいです。
あと口が単純でちょっと退屈。

・・・・・しかし、時間が経ち、温度も上がってくるとそれなりに飲めて
しまいます。ちょっとだけですがとろみや良い具合のグレープフルーツ的
コクが出てきて、これはこれで許せる気がしてきました。

結局飲兵衛なので、物足りなくても「許す」のでしょうか。


しきゃ~し、採用は出来ないです。


こんな大らかな気持ちでないと、この「許しを乞う」ようなワインは飲めな
い方もいらっしゃると思います。


昨日の赤といい、この白といい、「ほら、私はそんなに悪くないでしょう、
怒らないで許してよ」と言ってるようなワインです。


個人的に私は当然、許します。

だってワイン大好きですし、このダメさ加減もどことなく「私自身」みたいな
気もしないではありませんし~。


コメント
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