魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ラーメン屋の風景

2013年07月24日 | 美味しいもの
ここは「ラーメン家 政」。


今日は暑いので冷たいのを。

「政流冷やしあえそば」 600円にしましたよ。






トッピングはホウレン草、玉子、豆腐、ほぐしたチャーシュー、トマト、
のり、レモン。

タレに酢が使ってあってさわやかで、麺はやや太めでコシがある。
最初は味がバラバラですが、食べているうちに不思議と美味しくなってくる
のが良いなあ。


今日はそのはなしはいいんです。


この冷やしめんは作るのに時間がかかったので、オーダー後しばらく待って
おりました。その間に周りに目をやると、いろんな人っているもんだと、
感心したおはなしね。



ちなみにこのお店は野郎(男子)ばかりで、女性は極端に少ない。
女性にはおまりお奨めしない。でも美味いんだよ。


まず、親子連れ。お父さんと子供(小学生くらい)が食べている。
お父さんは大盛りだ。子供にラーメンを教え込んでいる。


私の席のすぐ左隣は痩せ気味の若い兄ちゃん。

ランチタイムはおにぎりかごはんが付いている。
この兄ちゃんにはラーメンとどんぶりに入ったごはんがやってきた。

その瞬間である。

いきなりである。

どんぶりのごはんを一気に全部ラーメンの中へぶち込んだ!


そうしてから、麺もごはんも一緒に食べ始めた。



私の席の右側を見ると、100キロを優に超えた巨漢の男子が、その図太い
腕をカウンターに乗せ、包み込むようにして大盛りラーメンを食べている。
がっつりとやっている。椅子が小さく見えて壊れそうだった。


さて、私の右隣に近所の郵便局員がやって来て座った。
やはりどんぶりが大きい。大盛りだ。

こいつが面白かった。

ラーメンが出たら、いきなりゴマをかけ始めた。容器の丸い部分をくるくる回し
ながら擦り擦りしておろすタイプのゴマね。


「いきなりゴマかよ~!(まずはそのままスープを吸ってからだろ)」と
思ったわけだが、その擦りながら、かけ始めるといっこうに止めない。

ずっと、ずっと・・・かけている。1分くらいかけただろうか、どんぶりの
上部にはゴマの層が出来ている。


その後、コショウをこれまたしばらくかけ始めた。
エアコンの風に乗って、私のところまでコショウとゴマの粉が飛んでくる。

すると彼はどんぶり全体を混ぜ混ぜして食べ始めた。


もうここは男子の巣窟だ。それぞれが好きなスタイルでやっている。

その中でさわやかバージョンのあえそばをつつましやかに食べる私。
まあ、可愛いほうだったことだろうか。

そんな風景、これもラーメンだ。

いいじゃないか。楽しいじゃないか。



そう、最後に7/27、7/28に行われる「長崎みなとまつり」でこの店をはじめ
として「ラーメン(垃麺)御殿団」がまたブースを出展するそうだ。
場所は三角広場らしい。

多分、美味いのが出ることだろう。
これをお読みの方々、行ってやって欲しい。


コメント
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