魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

期待しない

2014年06月01日 | ワイン ~2019年
うーーーん、V・ファーレンが勝てない!

J2ほぼ最弱チームの讃岐に1-1の引き分け。


どうしたものか、8試合も勝ちがない。

引き分け-負け-引き分け-負け・・・と続いているので、そうなると次は負けか?

こうなったら応援のスタンスを変えなきゃならないところまで来ています。


かつてV・ファーレン長崎が九州リーグだった頃、「草サッカーでもいいや、マイナー
な地元のチームを見ていこう」ってそんな気持ちでした。

それがいつの間にか、あれよあれよと昇格してしまい、J2になったので、「さらに上を!」
という慢心があったのかもです。やはり分相応に草サッカーとして応援しなくちゃ・・・

そういうスタンスに戻る時が来たのかもしれません。夢を見過ぎたのかなあ。

「たいした期待をしないで応援する」という、コアなサポから叱られそうな応援の
スタイルにしなきゃ、精神衛生上やってられません。



仕事で膨大なインデントのワインリスト(ヨーロッパの現在庫リストを見てオーダー
するシステム)を見る時に「DRC」とか「Leroy」など文字があると、まったく
見ないですっ飛ばしてしまいます。(有名で素晴らしい造り手ですが、メチャ高くて
手が出ません)

そして身近で安くてコスパのあるものだけを追い求めるスタンスを取っていますが、
そんな気持ちですね。サッカーも。お安いスーパーワインを探し続けても、たいがい
失望のしっぱなしです。

あまり熱くならず、のんびりといきましょう。





さて、今夜はのんびりとこれ。






2011 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(カーヴ・ド・リュニー)
  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、千円台後半)


とある輸入元に「お手軽なブルゴーニュで何かありませんか?」との問いに、「こ
れがそうでしょうか」ということで早速試飲です。

最近お安いブルゴーニュが枯渇しています。高騰してしまい、ろくなのがないのです。
ほとほと困っております。


さて、香りはイチゴ、フランボワーズ、軽い革と赤土、でも軽やかです。

味わいもとても軽やかでさっぱりとした酸味に優しく穏やかな果実味がのって
います。複雑味は少なく、さっぱりと飲めますが、特に何かがある、というわけ
でもありません。それで千円台の後半の価格ではとてもコストパフォーマンスが
高いとは言えないでしょう。

正直酷いけど、ピノという品種を理解している方で千円程度、何もわからずワインを
お飲みの方には700円程度の味でしょうか。
でも旨味は強くはありませんが、ささやかにあります。このあたりが何とも微妙。
もともとあまり期待していませんでしたので、さもありなんでした。

当然不採用です。
でも次はちょっとは期待できるワインを飲みたいな。


コメント
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