魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

期待しないものほど

2014年06月21日 | ワイン ~2020年
ギリシャ戦、引き分けでしたね。残念です。


やはり予想は当たりません。


でもコートジボワールといい、ギリシャといい、日本が勝っていてもおかしくあり
ませんでした。短期決戦なので何が起こっても不思議ではありません。
心の持ち方ひとつできっと違ってくることでしょう。


もちろん決勝トーナメント進出の可能性は極めて低くなりましたが、逆にその低い
可能性の中から「もしも」が起こりうると考えると、ワクワクしませんか。


そんな気持ちでコロンビア戦を楽しみましょう。
期待しないところにこそサプライズは起こるのです。

今まで「予想は当たらない」ということでここまで来たのですから、その論でいくと
コロンビア戦こそ一番勝機があるのかもしれませんよ・・・ってことでさ。



本日はV・ファーレン長崎のアウェーでFC岐阜戦もあります。

監督のラモス瑠偉は、W杯の番組に解説で出ていましたが、本日の試合は大丈夫なの?

彼もいろいろ言うんだったら、まずはFC岐阜をJ1に上げてくださいよ。

こちらも我らが大砲(アジアの大砲、高木監督)にもいるんですからね。



サッカー漬けの毎日、なんか楽しくて良い感じです。

もちろんワイン漬けの毎日は当たり前なんですよん。





さて、今夜はこれ。




2011 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ドメーヌ・トマ・モレ)
  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円台後半)

香りですが、甘いお菓子、マジパン等がいきなりきました。
チェリー、イチゴ、ラズベリーなどの明るくしっかりと熟したフルーツ、じわじわと
湧き上がるスパイシーさ、クローブやカイエンペッパー、さらに赤みの肉系の旨味の
ような香りがします。

味わいはいきなりバカウマ!!

かなり驚きました。2011年というヴィンテージはもとより期待していないからです。
しかしこの旨味がいきなり襲ってきました。

優しいアタック(口当たり)に優しい酸、とてもきれいで熟したチャーミングな果実味。
そして肉系の旨味が口中を覆います。そのバランスが何とも気持ち良い。

素敵なブルゴーニュピノだと思います。


あまり良くないと思われる(あまり期待しない)ヴィンテージ2011でも、造り手に
よってはこんなに美味しくて、思わず感激してしまいます。


しきゃ~し・・・・・当店にはこれをも凌ぐ2010年ものが眠っていますので、まずは
そちらからいきましょうか。ぜひお求めください。


このドメーヌ・トマ・モレはもともと白が得意ですが、赤もかなりやります。
間違いなく注目すべき造り手です。あんまり高騰しないことを願っています。
好きもの同士でこっそり楽しみたいところですね。


とにかく期待しないものほど喜びは大きくて、それはきっと何でもそうなのでしょう。
期待しない未来を楽しもうではありませんか。


期待しない未来としてのおまけ(クリック)です。


コメント (4)
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