魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

農林6号

2014年06月04日 | ワイン ~2019年
この季節、長崎ではビワ(枇杷)が旬です。

特に茂木地区では「茂木種」といわれるビワが日本屈指の生産量で有名です。


いつも通り道すがら直売所があって、思わず買ってしまいます。

他県、特に首都圏の方がビックリするくらいお手軽な価格で売ってあります。
(箱詰めできないちょっとしたキズのあるものがすっごく安い)


今年も買おうとしたら、直売所の方が、「兄ちゃん、こいば食べてみんね」と言って
最近の新種ビワを試食させていただきました。(兄ちゃんって言われると嬉しかー)






こんな感じです。
なんでも「なつたより」びわ農林6号(クリック)という品種のようです。

果肉が厚くて丸っこく、とても美味しいですね。

長崎っ子で良かったなあ、と思う季節です。




さて、日本代表のサッカー、コスタリカ戦も満足できる内容で、胸をなでおろしました。
コスタリカが後半バテバテで好いた放題やることが出来ましたね。
前半と後半で、コスタリカは別のチームみたいでした。
このままいくと、良い感じでW杯本番を迎えられるでしょう。
最高に上手くいくと「優勝を狙う」ではありませんが、ブラジルに当たるまでは勝ち進む
ことが出来る奇跡だって起こる可能性はありますよね。

夢でも希望を持った方が楽しく見られそうです。




さて今夜はこれ。






2012 アルザス シグネチャー(ミュレ)
  (仏、白、2千円程度)

ヴァン・ダルザスの白。このボトルは面白くて、珍しくて、1000ml入りです。
たいていのワインは750mlですが、ちょっと大きめのボトル。
通常のボトルだと1500円程度になります。

業務店用のグラスワインにでも使うと良いのでしょうか。


さて、香りはすっきりとしたレモン、青い柑橘や青りんご、青草、ミネラル、石、岩、
石灰、白い花びら、白檀、香木など。

味わいはやはりすっきりとしてクリーンでドライ。きりりと冷やすと、さっぱりと
してはいますが、やや温度が高めになると、奥の方で、とろみやら蜜やら・・・
若さゆえもあるのでしょう、それが実に奥ゆかしく顔を出します。
微妙なとろみ感、甘美さが、「一歩引いた状態」でささやかに現れるのです。

この感じだと料理をうまく引き立ててくれそうです。特に和食、刺身、寿司、天ぷら、
繊細な和食にも寄り添えるでしょう。季節も夏も秋にも良いでしょう。
お得で使えそうな気もします。

私にはちょうど2日分くらいで心地良く飲めます。

コメント
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