魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

愕然と・・・

2015年02月08日 | ワイン ~2020年
ここ数日、この本読んでみました。




“日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか”

結構愕然となりました。

このあたりは沖縄県民の皆さんはよくご存じなのでしょうね。

あらためて突き付けられると問題の奥深さと「日本国憲法」や条約、法律論にまで
及びます。まあ、いろいろと根深い問題なんです・・・・・よね。

沖縄県がどれだけ虐げられているか、またその犠牲の上に日本の安全が成り立っている
のかをすごく考えさせられます。

この本は絶望的な気分にもなりますが、世の中の仕組みを理解する上で参考になるな
と思いましたよ。



そんな落ち込んだ夜はこれね。




2013 カンガルーク シラーズ
  (豪、シラーズ種、赤、千円未満)

チェリー、イチゴ、カシスなどのベリーにセルロイドミネラルやどこかに塩。
軽やかで明るい香りです。

味わいは軽やかで、明るい。ちょっと人工的なセルロイドやプラスティック、化粧品
のような風味があざとさを醸し出しています。
ややとっつきにくいのですが、慣れればいいでしょう。

動物や革や土など、重ための風味はほぼありません。浮ついたフルーツが支配して
いますが、飲んでいるうちに、どこか落ち着いてそれなりに楽しめはします。

2日目が美味しいので、しばらく置いておくと安定するのかもしれませんね。

しかし、採用はちょっとなあ・・・。

本来の豪の味わいではなく、どこか機械的でヒューマニズムを感じません。


本を読んで落ち込み、ワイン飲んで落ち込み・・・おいおい、良いことないよー。
まあ、それでも何だかんだで飲んでしまう呑兵衛さんなのです。

コメント
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