魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

打ち上げ花火の夜

2015年02月11日 | ワイン ~2020年
花火大会なら時々あるし、それはそれは楽しい。


大きな時もあれば、ささやかな時もある。我が家は長崎港に近いので、毎年お気軽
に楽しめます。

しかし、毎年のように楽しめない花火があります。そう、ワインの花火大会。


「Mさんの名誉ソムリエ就任祝賀会」の大いなる会だったのです。
Mさん、おめでとうございます。そしてありがとうございます。


Mさんご提供の怒涛のように凄まじいワインたちに囲まれ、気分が高揚します。


ウェルカムシャンパーニュ。「タルラン ブリュット・ナチュール」。





白は秀逸なUSA。「ウィリアム・セリエム」のシャルドネ。





驚きはこちら。



「1987 ペトリュス」の5000ml。そして「2004 オーパス・ワン」の3000ml。

50人以上で飲んだので、飲み放題というものでもなかったけれど、大いに楽しめ
ましたよ。ちなみに写真左側は「ル・ヴォルテ」。右側は「オー・ボン・クリマ イザベル」。

さすがの巨大ボトル。ワインに底力があります。
トリュフの風味が深々と・・・。




その後第2部がありました。

こちらも錚々たるワインたち。



ヴォーヌ・ロマネ(アルヌー)、エシェゾー(アルヌー)、シャンボール・ミュジニー 1er
レ・クラ(ルーミエ)、コート・ロティ ムーリンヌ(ギガル)


さらには


Ch.マルゴー、Ch.ムートン、Ch.オー・ブリオン(ともに2001)、
2007 コロニアル・エステート エグザイル(豪)、2007 ボンド メイトリアーク(USA)
などが並びます。

それぞれのボトルが、それぞれに良い仕事をしておりました。

こちらはほぼ飲み放題。ビュッフェスタイル?!


実はまだ写真を撮りそびれたコルトン・シャルルマーニュだとかピュリニーだとか
あったのです。

奇跡のような一夜でした。こんなことは生涯もうないかもしれませんね。

でもそんな刹那さもワインの世界。

この時のこの味。この時のこの顔ぶれ。もちろん笑顔でない方はいません。

私の普段飲むワインたちとはまったく違いますが、基本は同じなのです。
素晴らしいワインで人生を育みましょう。ワイン好きの方にはきっと幸せが来ると
確信した夜でもありました。

コメント
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