今晩は「シャンボール・ミュジニーワイン会」です。
満席となっております。ありがたいことです。
詳しくは後日上げますが、今回のメインは3本柱。05年の「シャンボール村名」と
02年の1級畑「レ・ザムルーズ」(バレンタインデーにちなみ、「恋人たち」と
いう名の超有名畑)、そして07年の特級「ボンヌ・マール」の予定です。他にも
いろいろと。会費はなんとか4500円以内で収めます。
ご参加の方、よろしくお願いいたします。
ところで、ヴォーヌ・ロマネ村の「ロベール・シリュグ」という造り手(ドメーヌ)が
最近はたいそう人気らしい。
・・・恥ずかしながら飲んだことがなかったのです。
そこで輸入元から案内のあった日にすぐオーダーを入れました。
すると出荷調整されて、買えたのはオーダーした本数よりも少なかったのです。
もちろん翌日には完売。かなりすごいです。争奪戦なんですね。
それがこちら。
入荷してまいりましたので、早速試飲です。
高いのは飲めませんので一番お手軽な「ACブルゴーニュ」からです。
2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ロベール・シリュグ)
(仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円程度)
色は明るく薄いです。その割に香りはフルに来ます。
イチゴ、チェリー、カシスなどの赤系ベリーが満載。土とまではいきませんが、
動物系(肉系)の旨味や革などもちょっとあります。確実にこの時点で旨味を期待
できます。
さて、味わいですが、色は薄くて、軽いと思いきや、風味は溢れんばかりです。
そのギャップに驚きます。酸は最初はちょっと粗さも感じましたが、時間とともに
フルーツに溶け合ってきます。タンニンも細かいけれどしっかりとあって、熟成を助け
そうです。
ACブルゴーニュですので、エキス分は至極強くはありませんが、それでも
溢れる花束を飲むような、美しさとチャーミングさがあります。
某ワイン誌で「まるでヴォーヌ・ロマネの香りだ」と書かれています。
引用しましょう。
------------------------------------------------------------
もう当然よいだろうなと勝手に決め込んで試飲に臨んだ。が、
やはりと言うか予想を上回るかもしれないいい香り。端正で正確で複雑で、これは
完全にV・Rの香り。それもプチV・Rではなく、村名V・Rの香りなのだ。口に含むと
きれいな果実味が豊かに拡がり、また、ミネラルで液体はツヤと気品に満ちている。
もうメチャ美味しい。このワインは、やはりACブルの銘酒だ。
------------------------------------------------------------
確かに香りに関してはそうだと思います。
でも味は軽いですから。誤解なきように。それでもとてもビューティフルなので
争奪戦になるのも分かる気もします。
香りを飲むワインだと思ってください。そしてとてもブルゴーニュのピノ・ノワール
らしいです。ACブルゴーニュってこんなのよ、という品の良いお手本のような
見事なワインだと思います。
満席となっております。ありがたいことです。
詳しくは後日上げますが、今回のメインは3本柱。05年の「シャンボール村名」と
02年の1級畑「レ・ザムルーズ」(バレンタインデーにちなみ、「恋人たち」と
いう名の超有名畑)、そして07年の特級「ボンヌ・マール」の予定です。他にも
いろいろと。会費はなんとか4500円以内で収めます。
ご参加の方、よろしくお願いいたします。
ところで、ヴォーヌ・ロマネ村の「ロベール・シリュグ」という造り手(ドメーヌ)が
最近はたいそう人気らしい。
・・・恥ずかしながら飲んだことがなかったのです。
そこで輸入元から案内のあった日にすぐオーダーを入れました。
すると出荷調整されて、買えたのはオーダーした本数よりも少なかったのです。
もちろん翌日には完売。かなりすごいです。争奪戦なんですね。
それがこちら。
入荷してまいりましたので、早速試飲です。
高いのは飲めませんので一番お手軽な「ACブルゴーニュ」からです。
2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(ロベール・シリュグ)
(仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円程度)
色は明るく薄いです。その割に香りはフルに来ます。
イチゴ、チェリー、カシスなどの赤系ベリーが満載。土とまではいきませんが、
動物系(肉系)の旨味や革などもちょっとあります。確実にこの時点で旨味を期待
できます。
さて、味わいですが、色は薄くて、軽いと思いきや、風味は溢れんばかりです。
そのギャップに驚きます。酸は最初はちょっと粗さも感じましたが、時間とともに
フルーツに溶け合ってきます。タンニンも細かいけれどしっかりとあって、熟成を助け
そうです。
ACブルゴーニュですので、エキス分は至極強くはありませんが、それでも
溢れる花束を飲むような、美しさとチャーミングさがあります。
某ワイン誌で「まるでヴォーヌ・ロマネの香りだ」と書かれています。
引用しましょう。
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もう当然よいだろうなと勝手に決め込んで試飲に臨んだ。が、
やはりと言うか予想を上回るかもしれないいい香り。端正で正確で複雑で、これは
完全にV・Rの香り。それもプチV・Rではなく、村名V・Rの香りなのだ。口に含むと
きれいな果実味が豊かに拡がり、また、ミネラルで液体はツヤと気品に満ちている。
もうメチャ美味しい。このワインは、やはりACブルの銘酒だ。
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確かに香りに関してはそうだと思います。
でも味は軽いですから。誤解なきように。それでもとてもビューティフルなので
争奪戦になるのも分かる気もします。
香りを飲むワインだと思ってください。そしてとてもブルゴーニュのピノ・ノワール
らしいです。ACブルゴーニュってこんなのよ、という品の良いお手本のような
見事なワインだと思います。