魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

やっとこさ-アミオ・セルヴェル2012

2015年11月04日 | ワイン ~2019年
こんなところを走りました。

「緑のトンネル」とでも言いたいくらい。

ここを通って・・・


そしてこんな風景に出会う。



向こう側に見えるのは大村の街並みです。


時間があったので、いろんな事々を考え、将来を想像しながらバイクで走ってみました。

人生いろいろあるよな~・・・と痛感しています。



実は、やっと父も退院が出来ました。

そして母もショートステイの施設に入ったていたのですが、やっとグループホームの
空きの話しが来て、移ることが出来ました。

移動作業でバタバタがありました。

ほぼ何も出来ない母なので、とりあえずはひと安心です。

あとは父がボケたり、鬱になったりしないように、毎日、何がしかの声掛け&何がしかの
仕事を(やる事を)与えることが必要でしょうか。

老々介護で何とかやっていたのですが、父が倒れると・・・母も即OUT!という
現実を思い知らされました。そしてこれからどうしたら良いか、いろいろと考えさせられました。





さて、夜はこれ。
人生いろいろあれど、ワインはピノなんです。




2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、4千円程度)

注目のアミオ・セルヴェルの2012年もの。中身はほぼシャンボール・ミュジニーに近い???

香りはチェリー、スグリ、パッションフルーツなどのフルーツ系がピュアに支配しています。
セルロイドや肉臭も奥の方にしっかりとあって厚みのある香りです。

味わいは厚みのあるベリー系の果実味が旨味を伴い、とてもきれいに包みます。
酸は鋭すぎず、でもちゃんとくっきりとあり、形を決めてくれます。
タンニンは細かく控えめで全体はまろやかです。飲み頃も早めに来ますが、酸も果実味も
しっかりとしているので、若くして美味しい状態が続くのではないかと思われます。
ビューティフルでチャーミングです。これぞピノ・ノワールの美しさ!


問題は価格ですね。ブルゴーニュはもはやコストパフォーマンスを論じるワインではありません。
大好きな造り手(例えばこのアミオ・セルヴェルなど)が、この年はどんなスタイルのワインを
造ったのだろうか、入手できるだろうか・・・・・そんなことを考えるワインになっています。

これから先もブルゴーニュの価格は下がる気配はなく、今の高値でも入手しておかないと
ますます高騰、困難になることでしょう。


この造り手の有名1級畑「レ・ザムルーズ」(恋人たちという名前)も最近は4万円ほどする
ので、どうしようもなくなってきています。(それでも欲しかったりするのがマニアなんだよなぁ)


まあ、そんなこんなの介護とブルゴーニュの日々。どちらもどんどん扱いづらくなりますね。


コメント
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