魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

炎の激辛麻婆肉まん-コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ

2017年11月10日 | ワイン ~2019年
今、ファミリーマートで「炎のグルメフェア」(クリック)なるイベントが行われています。

クリックしてみてください。辛いもの好きとしては、どれどれ?って気分になりますよ。

世の中の「激辛」ってたいがい「気の抜けた炭酸的程度」なことが多いのですが、これは期待します。



早速一番辛い「炎の激辛麻婆肉まん」いってみました。130円ね。





お~、確かにがんばっています。
唐辛子に花椒しっかり。口が痺れてきます。

でもまだまだ。ふっくらとした味わいではなく、立体感が足りません。
しかしながらコンビニ商材(一般人も含む)としてはかなりがんばって「攻めた味」です。


これ食べたたらこのシリーズの他のを食べたくなりました。つまりは売る側ファミマが
してやったりかな。

このシリーズ、他のもいってみますね。(ぬる~そうなピザトーストは食べないけど)

コンビニ(ファミマ)の本気度を確かめてみたい気になりました。

てか、世の中、辛いものブームなの???




さあ、今日はこれ。
前に書いた白ワインと同時に開けて飲んでおりました。





2015 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(ベルトラン・アンブロワーズ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台前半)

私の大好きな造り手、アンブロワーズ。そのACブルゴーニュのひとつ上のクラス。
スーパー当たり年の2015年。

濃い色合いです。香りは赤く厚みのある花びら、そしてチェリー、スグリフルーツとともに
肉、獣臭、ワックスなどがあります。若く、力強く、ピュアでありながらも、あまりにエキスや
フルーツが力があるゆえだと思います。さすがです。


味わいは濃厚な果実味が、しかしソフトに、まろやかにきます。その中にジュッと
明るさとフルーツの爆弾、エキス分が包まれます。

タンニンは細かいですが案外あり、酸もきっちりとあるのですが、あまりにフルーツの厚さゆえ
覆われている状態です。

開けたては獣臭、肉っぽさありますが、時間とともに和らぎます。2日目、3日目と飲んで
みましたが、チャーミングに美しくなっていきます。


現時点ではジューシーに美味しく飲めてしまいますが、このワインはこのクラスとしては結構
長持ちしそうです。本当の飲み頃は5~8年くらい先ではないでしょうか。もちろんその頃に
このワインは確実に売ってありません。数本買って気長に楽しむといいでしょう。
さすがに2015年はやってくれます。このヴィンテージがある間は確変状態。高確率で当たります。
ぜひ長~くお楽しみください。


コメント (2)
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