魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

アシュトンCS-今一番のおすすめ

2018年10月25日 | ワイン ~2020年
今夜はこれ。

とあるワイン雑誌に旨安ワインとして紹介されていましたのでお試しです。




2015 アシュトン カベルネ・ソーヴィニヨン
  (南ア、カベルネ・ソーヴィニヨン種100%、赤、千円未満)


手摘みで収穫。フレンチオーク樽の新樽で8ヶ月熟成。

香りはプラム、ブラックチェリーなどの濃いフルーツにブラックチョコ、黒革、
黒土、ゴム、スモーキー。


味わいはこの価格とは思えないほどの深みや豊かさがあります。
タンニンも酸も程良いでしょう。しかし飲んだ直後に私の苦手な南ア特有の風味がします。
たいていの方には大丈夫です。時間とともにゆるやかにはなってきます。
オークからの風味もあります。

南アフリカのワインはどうしても赤土や黒革、焦げたゴム、超ブラックチョコ的風味があり、
苦手です。ただ、時間が経つと分からなくなるかもしれません。

そのあたりは何とも言えないところがあっていつも南アのワインを売るのにはためらったりします。
同じカベルネでも、王道と言うか、基本のボルドー、ポーヤック村のカベルネとは違うのです。
安い南アフリカ特有の風味が大丈夫かどうかが大いに関係します。採用はためらいます。





今一番のおすすめワインはこちらです。少し前にも書きました。


2013 ヴォルネー(レイヤンヌ・エ・パスカル・ブレ)
  (仏、ブルゴーニュ、ヴォルネー村、ピノ・ノワール種、赤、特価)





やはりねえ、ブルゴーニュが素晴らしいもんねーと思います。
特価で3千円後半します。美味しいのは当たり前ですが、惚れ惚れする感覚は
こんなワインでなきゃ味わえません。千円程度のを3本飲んでも無理なのです。

これを飲むためにがんばろうと思いますもん。決定的に違うのです。




ちなみにこのワインものとは違いますが、あるブルゴーニュの段ボール箱もカッコ良かった。





ミミ?の部分に所有している地所の名前入り。




おお、今日は真面目にワインと段ボールのおはなしやった。



コメント
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