魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カシミア-MEGA豚

2019年03月11日 | ワイン ~2020年
今夜はこれ。





2016 クライン カシミア
  (USA、カリフォルニア州、ムールヴェードル種メイン、赤、2千円台後半)


セパージュはムールヴェードル61%、グルナッシュ22%、シラー17%となっています。

香りはチェリー、カシス系の軽やかで明るいフルーツ、そして焼き菓子、バラ、花の蜜、
しなやかさがありきれいです。


味わいは濃さ、パワーで押してきません。フルにフレッシュで若い果実味ですが、
重すぎることはありません。シルクのような流れるようなタッチにハッとさせられます。
その後に広がる赤系、黒系果実や、スパイスの深みがサラ~っと覆うように流れていきます。
とてもきれい、美しい。惚れ惚れします。
価格的にパワーは一瞬、物足りないかと思いますが、じっくりと味わうと女性的なライン、
美しさに納得できることでしょう。

飲みながらだんだん止まらなくなります。美しく明るい女性を感じます。
これってピノ・ノワールに通じるものがあるのかもしれません。どこか美学を持っている?ワインです。

テスト試飲だったのでそのうち入れておきましょう。





ファミマで何げなく買ってみた。




なかなかやるなあとしみじみ。
下手な有名店名の入るカップより美味しかった。
ただし後から舌にジーンと化学調味料の重みが乗る。
付属のラードは控えめに入れました。
でもそれなりに良く出来ていると思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする