魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カレーいろいろ-若々しいワイン

2019年03月17日 | ワイン ~2019年
我が家では相変わらずカレーにはまっています。


佐賀の「旅するクーネル」スタイルのスパイス配合のカレー。



アチャール、添え物類に気を使いながら作ります。



そしてあえて「カレーの恩返し」を多く使ってみたりします。



こちらはカルダモンが多めの風味です。

あーだこーだ言いながらも試行錯誤が続きます。

いろいろとやってみても、それなりにみんな美味しいので逆に「これっ!」という決定打が
出なくて難しくもあります。カレーは深いです。






さて今夜のワインです。




問題:このラベル読めますか?












はい、一応考えてみてください。

















それでは正解発表です。

「V」の文字を「U」に変えて読んでみてください。

ほら、ほらっ

何となく読めてきたでしょ。



そう、今夜はこれ。
もう1回貼ります。




2015 アウグストゥス メルロ・シラー
  (スペイン、ペネデス地方、メルロ&シラー種、赤)

アウグストゥスって何かちょっと発音しにくいような、そしてやたらと偉そうな感じですよね。



香りは「紫」。ブラックチェリー、カシス、プラムなどのフルーツに紫の花、甘草、
揮発性、エステル、ジンジャーやハーブ、とてもインキーです。

味わいは濃厚でジューシー。とても若くはち切れそうな果実味。ちょっと粗目のタンニン、
弾むような酸。とてもエネルギッシュで若さの塊です。美味しいです。
跳躍の飛び出す瞬間のような趣です。古典的な名前なのに異常に若い味わいには
ビックリさせられます。青春小説を読むような爽快さも感じます。

こういう若いワインは2日目、3日目が美味しくなります。



コメント
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