魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

魯珈&無印カレー-テッレ・ディ・ポルターリ

2019年03月20日 | 美味しいもの
いくつかレトルトカレーを購入。

その中から食べ比べを。





魯珈の「芳醇チキンカレー」と無印の「スパイシーチキンカレー」。

どちらも個性があり美味しいです。

魯珈がクローブ強めの沈んだ味。無印はカルダモン強めのちょっと派手な味かな。


美味しくいただいていましたが、途中から混ぜたらどうなる???と思い、やってみました。

かなり良いです。厚みが出ます。いや~面白い。
カレーの深みをさらに味わうことになりました。
スパイスカレーはどれもそれなりに美味しいんです。どれが1番とかあり得ないです。




さて、今夜はこれ。




2017 ディオメーデ テッレ・ディ・ポルターリ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
   (伊、アリアニコ種、赤、千円台前半)


安旨の定番ワインです。ヴィンテージ替わりにつき試飲。

香りはプラム、ブラックベリーなどのフルーツに黒土や粘土、革、その奥にスモモのような
明るさがあります。


味わいはこのヴィンテージもしっかり濃厚でこの価格としてはパンチがあります。
黒く、若く、ポテンシャルを持ち、沈んだ甘みもあってとても美味しく飲めます。
かなりコストパフォーマンスは良くて満足させてくれます。引き続き販売したいと思います。


やはりヴィンテージ替わりのワインを飲む時は緊張します。心の中で美味しくあってくれーと
願いながら口を付けるんです。造り手の思いも、販売し、味わうであろうお客さんの思いも、
そして私自身も、すべてを集約するような、一点にまとまった集中がそこにはあります。

緊張の瞬間が無事に過ぎるととても安堵します。
そういうものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする