今夜の試飲はこれ。
ちょっと力を入れました。
2014 ジュヴレ・シャンベルタン レ・スヴレ(ユベール・リニエ)
(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、6千円程度)
輸入元のセールで安く買えました。通常8~9千円程度しますが2、3千円お安い。
しっかりした造り手だけに気になるので試飲。
まずコルクの質が素晴らしい! つやっつやです。
香りは目の詰まったチェリー、カシス、ブラックチェリーなどのフルーツ、土、鉄分、
革、奥~の方に広がりそうなお花畑はまだ硬く閉じ気味。
味わいは最初は硬いです。1.5時間くらいは華やぎが出てきてくれません。
やっと開き出したか?と感じても、思うようには開きません。とてもしっかりしたポテンシャル
を感じるだけに、現時点ではもったいないと思います。3年~5年後に再会したいと思います。
2日目になると少し和らいで穏やかさ、旨味も確かに出てきます。
がそれでも硬いでしょう。現時点で飲むなら開栓して肩口まで飲み、意図的に残して、
3日目、4日目で楽しんだほうが良いと思います。
今はまだ寝かせて、お宝に変わってから楽しみましょう。
それにしてもユベール・リニエはしっかりし過ぎていて良い意味で困りますね。(汗)
ところで前にも書いたことがありますが、ジュヴレ・シャンベルタンというのは村の名前です。
そして、有名な特級「シャンベルタン」というのはその村の中にある特級畑の名前です。
「畑の名前」と「村の名前」は混同してはいけません。価格も価値も相当違います。
つまり、ジュヴレ・シャンベルタンと書いたワインを「シャンベルタン」と言っては
いけないということです。それらを区別するために愛好家はジュヴレ・シャンベルタン(村)
のことを「ジュヴシャン」と略して言います。
「ジュヴシャン」というワードを使ったら、その方はメチャ愛好家で村と畑の区別も
しっかりとついている方だと分かるのです。ここ試験には出ません! いいですか~。
ランパスは始まりましたが、こちらにも行きました。
政はやっぱり鉄板です。クーポンはキャベチャーで。
今回のランパスにはラーメンがほぼないのでやっぱりここは外せません。