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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ジュヴシャン スーヴレ(H・リニエ)-政

2020年01月30日 | ワイン ~2020年

今夜の試飲はこれ。

ちょっと力を入れました。

2014 ジュヴレ・シャンベルタン レ・スヴレ(ユベール・リニエ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、6千円程度)

 

輸入元のセールで安く買えました。通常8~9千円程度しますが2、3千円お安い。

しっかりした造り手だけに気になるので試飲。

 

まずコルクの質が素晴らしい! つやっつやです。

 

香りは目の詰まったチェリー、カシス、ブラックチェリーなどのフルーツ、土、鉄分、

革、奥~の方に広がりそうなお花畑はまだ硬く閉じ気味。

 

味わいは最初は硬いです。1.5時間くらいは華やぎが出てきてくれません。

やっと開き出したか?と感じても、思うようには開きません。とてもしっかりしたポテンシャル

を感じるだけに、現時点ではもったいないと思います。3年~5年後に再会したいと思います。

 

2日目になると少し和らいで穏やかさ、旨味も確かに出てきます。

がそれでも硬いでしょう。現時点で飲むなら開栓して肩口まで飲み、意図的に残して、

3日目、4日目で楽しんだほうが良いと思います。

 

今はまだ寝かせて、お宝に変わってから楽しみましょう。

それにしてもユベール・リニエはしっかりし過ぎていて良い意味で困りますね。(汗)

 

 

ところで前にも書いたことがありますが、ジュヴレ・シャンベルタンというのは村の名前です。

そして、有名な特級「シャンベルタン」というのはその村の中にある特級畑の名前です。

「畑の名前」と「村の名前」は混同してはいけません。価格も価値も相当違います。

 

つまり、ジュヴレ・シャンベルタンと書いたワインを「シャンベルタン」と言っては

いけないということです。それらを区別するために愛好家はジュヴレ・シャンベルタン(村)

のことを「ジュヴシャン」と略して言います。

「ジュヴシャン」というワードを使ったら、その方はメチャ愛好家で村と畑の区別も

しっかりとついている方だと分かるのです。ここ試験には出ません! いいですか~。

 

 

 

ランパスは始まりましたが、こちらにも行きました。

 

政はやっぱり鉄板です。クーポンはキャベチャーで。

今回のランパスにはラーメンがほぼないのでやっぱりここは外せません。

 

 

 

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