今年も8月9日がやって来ました。今日だけはちょびっと真面目な日です。
昨年はこの写真を載せました。
今年もまた載せてみましょう。ワイン会で参加者のみなさんと飲むつもりでしたが、
コロナ禍で開けられずまだ残っています。
1945年のマジ・シャンベルタン。
ぜひ来年あたり開けてみましょう。
果たしてこのワインはいったい何を語るでしょうか。
長崎に原子爆弾ファットマンが落ちた日。
1945年。あれから76年です。
広島にリトルボーイを落としておいて、長崎には違う型の原爆、ファットマンを落とすという
アメリカの原爆&人体実験。軍も民間人も老若男女見境のない無差別殺戮。
きっとアメリカ側、連合国側からすると日本なんてイエローモンキーなので人体実験するには、
そして他国に核爆弾の威力を示すには十分に適していたことでしょう。
さらに日本が行ったパールハーバー奇襲も免罪符にしながら、「原爆を使ったおかげで犠牲者を
少なくして終戦が出来た」ということを示すことも出来たのでしょう。
でもそれは76年前のこと。今現在、その当時のアメリカ側の責任者は生きてはいません。
ですから今現在のアメリカ人を責める気持ちはありません。
ただ、日本には被爆者がまだ生きています。
当時、被爆者はそれはそれは、きつく、辛く、みじめに大勢が死んでいきました。
生き残った被爆者も大変な思いでその後の人生を歩んできた方々も多数。
つまりは多くの方々に、「これからのこと」を考えていくしかないと思います。
日本中、世界中で、どうやったらこのような悲劇が繰り返さないで済むかを。
今核爆弾が落ちたら、この当時の比ではない悲劇が起こます。
私なりのささやかなアイデアはこのブログで過去に示しました(クリック)。
すでに亡くなりましたが、私の父、祖父祖母は原爆の被爆者です。
想いと祈りとレクイエムを捧げることしかできませんが、今年も8月9日を迎えます。
とてもとても重い1日が過ぎていきます。