魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

キキマイマイ-ジャメル オレンジワイン

2022年11月16日 | ワイン 2022

長崎市浜町にある「キキマイマイ」(キキ・マイマイ、KIKI-MAIMAI)。

ちょっと久しぶり。

 

いつものまぜ麺のセットを。

990円に上がっています。

 

まぜ麺は写真左側のタレを入れてまぜまぜして食べます。

 

こちらは過去画像より。もう何度も食べております。

量も意外とあって、なかなか食べ応えがあります。

 

途中から味変でこちらの辛~いのを投入。

これ付けると、私の食欲にもアクセルがかかります。

いや~、良いね~。たまにはベトナムもいいもんだ。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2021 レ・ジャメル オレンジワイン

  (仏、グルナッシュ・ブラン種他、ロゼorオレンジ、千円台前半)

 

セパージュはグルナッシュ・ブラン種57% /ヴィオニエ種34% /ミュスカ種4% /ゲヴュルツトラミネール種2%/

シュナン・ブラン種3% となっているようです。

たくさんのブレンドで華やかなりしか!?と思うのですが・・・。

 

香りはチェリー、イチゴなどのフルーツ、ジンジャー、コショウやミネラルなど。

 

味わいはタンニン(渋み)があります。複雑さもあり、ただ華やかな予想とは違って、意外とまとまって

目を閉じて飲むと軽い赤のような気がします。意外とスパイシーでジンジャーをはじめとする

香辛料の風味があって、正直一般的ではない味わいです。

私は美味しくいただいていますが、いきなりこの風味はちょっと戸惑うかもしれません。

 

千円台くらいで多くの方が納得できる素晴らしいオレンジワインはそうそうは見つからないと思います。

こんなこと書いたら業界からクレームも入るかもしれません。(汗)

 

人間て一端、価値観の基準を作るとなかなかそれ以外のモノへの評価が難しくなるものです。

ですから多くのワイン愛好家はこのオレンジワインが近年日本市場に登場してから戸惑っているはずです。

これは何と言えばいいのか??? 少々悩ましいのです。ワイン雑誌などの記事に推されて無理して

傾倒する必要はないと思われます。

 

ワイン業界のオレンジワイン推しは何故か?と言われると、正直答えようがありません。

赤でもなく、白でもなく、発砲でもなく、ちょっとした目ざとさと、オレンジという言葉の響きに

流行の可能性の一端、インスピレーションを感じるのかもしれません。

普通のワインで美味しいのを探す方が近道だと感じます。(商売人がこんなこと書いて良いのだろうか!?)

 

 

コメント
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