魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

大人しくハム-Petnat

2023年08月15日 | ワイン 2023

お盆で気ぜわしいので出撃はなしで・・・

大人しく近所のガヤールさんで買ってきたパン、いやハムを食べる。

 

オシャーメシも付けてみた。実はこれかなり美味しいんだよね。

 

ところで女子W杯もベスト4まで進んでいます。(みんな知らんやろう?)

TV放送ないしねえ。これだから女子サッカーが盛り上がらない。(涙)

ネット(FIFA+ こちらをクリック)で見ることは出来ます。(本日17時~スウェーデン・スペイン戦)

 

 

さて、お盆の夜の試飲はこれ。

 

NV Les petites Bulles PET NAT(ペティット バブルズ ペットナット)

(仏、ボルドー、アントゥル・ドゥ・メール地区、CS&Meメイン、微発砲白、3千円程度)

 

セパージュはカベルネ・フラン50%、メルロー40%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%という

微発砲のブラン・ド・ノワール(黒ブドウから造られる白)ということになっています。

さらに無濾過、無清澄、酸化防止剤無添加。葡萄本来の旨味を引き出したワインということです。

そしてコルク栓でなく王冠栓が使われています。ではいってみましょう!

 

香りは桃、そして柑橘、石灰や酵母、蝋、白い花など。

 

味わいは微発砲なのでビール程度の泡、アルコールは11.5%なので軽快でするすると入ります。

黒ブドウからのコクがあり、さらにブドウの旨味も混じりながらとても美味しくさわやかに

いただいております。優しく癒し系でもあり、良いですねえ~。

フィニッシュにリンゴや蜜っぽさが表れて(決して甘くない)、そこが魅力でもあります。

 

ただ、価格面で若干の不安はありますが、こういったアイテムも置いてこそラインナップの

広がりも出るのかも。次回の仕入れの時に少量入れてみましょうか。

すごく久しぶりに典型的なヴァン・ド・ナチュールを飲んだ気がします。

確かにこれはこれでこの世界観はあります。しかしワイン全部が全部これってわけではないのです。

そこが微妙かもしれません。そのうちワイン会の乾杯のスタートに使ってみたいとも思います。

 

こういうのを「PET NAT」と呼びます。ペティアン(微発砲酒)+ナチュールの頭を合わせた造語です。

しかもブラン・ド・ノワールだし意外と興味を引くポイントがあるのかもしれませんね。

面白いと思います。コクのある魚介系にいけると思います。清酒は甘すぎるのが多いので、

このドライな白はちょうど良いくらいかもしれません。

 

 

コメント
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