魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

フレンドリー

2007年04月12日 | ワイン ~2019年
2006 ローガン アップル・ツリー・フラット シャルドネ
   (豪、白、1100円台)

若々しく新鮮な青草や青リンゴの香りと、とてもさわやかな飲み口。
ペラペラで酸が強いタイプではなく、お安いので厚みこそありませんが、
酸は穏やかでしなやかなタイプでしょう。

3月10日にローガンのアップルツリーシリーズのシラーズを書きましたが、
このシリーズは何といっても「親しみやすさ」が売りなのです。
誰が飲んでも美味しく楽しむことができ、またそれが目的のような意図的な
造りをしています。
しかしながらそれが、わざとらしく感じないところが、好感が持てます。

天気の良い日のランチのお供として、理想的とさえ言えるでしょう。
シラーズと共に楽しめるワインです。
気高く孤高のワインも良いでしょうが、気安くフレンドリーのワインも大好きです。

そうそう、ワインはお堅いものでなくて、実はもっともっとフレンドリーだって
ことを、どんどんイメージとして伝えたいな、と思いました。
もちろん、当店ももっともっとフレンドリーなお店にしなくては!


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ちょっとカッコイイ

2007年04月11日 | Weblog
今日コンビニに行きました。
大したものは買わないし、レジではいつも「そのままでいいです」って
ビニール袋はもらいません。セロハンテープを貼り付ける店員さんもいますが、
それすら余計に思います。

かくいう私も接客をしますが、お客様の中でも、ビニール袋は要らない旨を
仰っていただける方はちょっと(・∀・)カッコイイ!と思います。

ビニール袋なんてポケットに折り畳んで入れておきさえすれば、まず邪魔にも
なりませんし、何度も再利用が出来ます。

国民あげて取り組んでもらえたらいいのになあ。
ついでにギフト商品の包装も・・・・・。どうせ捨てるだけなんだから。
妙な見栄をみんなが止めたら、どれだけ木を切らなくてすむのだろうか。

レジ袋有料化に賛成です。1枚数円だと店側がサービスしてしまうので、
せめて1枚50円くらい「レジ袋税」として取って欲しい。(そうすればお客さん
が払わざるを得なくなるから)
本気でやる気があるなら、これくらい大胆にやらなきゃダメですよね。

あー結構きびしいこと書いちゃいましたかー。


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不安と安堵を映画でかき混ぜる

2007年04月10日 | ワイン ~2019年
当店のデイリーワインでもあります
「ディエゴ・ディ・アルマグロ レゼルバ」を仕入れましたら、ヴィンテージが
変わっていました。(スペイン、赤、900円前後)

よくあることですが不安なので試飲してみました。

うーーん、どうも荒れている・・・。各要素がまとまりがなくて、少しとげとげ
しくて・・・元気は良いんだけどなぁ。

しかし、実は本日は2日目なのです。
開栓当日と比べ、落ち着きが出ております。すっごくバランスが良くなっています。
美味しいです!1日目からなんでこれ出してくれんと???という気持ちになります。

今は安堵感で胸をなで下ろしています。確かに暴れてはいるけど、時間が経てば
問題はないです。


・・・で、本日はTV映画で「この胸いっぱいの愛を」というちょっと臭いタイトル
の映画を見てしまいました。「レッド・ツェッペリン」の曲に全く同じもの(和名
タイトルですが)があるのですが、それから取ったのでしょうか?

タイムスリップものは結構面白いです。パラドックスも生じますが、それは映画
の趣旨、主題とは異なりますので、細かいところを突っ込むのは止めましょう。
かなり良い映画でした。グッとくる部分もありました。

詳細は書きませんが、洋画「Heart And Souls、和題、愛が微笑む時」とか
邦画「黄泉がえり」の二番煎じ、+ TVドラマ「神はサイコロを振らない」+
ツェッペリンと同名のタイトルって感じでした。最後は洋画「タイタニック」
のようだとの意見もあるようです。

ご存じない方はレンタルDVDででもご覧下さい。
実は結構カットされていそうなので、機会があれば私もレンタルして見ようと
考えています。



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イベリコ・・・・

2007年04月09日 | ちょっと怪しい
本日、山の中を走っていたら、

イタチを発見。まあ、イタチは街中でも見ることがありますので、
さして驚きもしませんが、

その後・・・・・何と!イノシシが出ましたよ。
(残念ながらカメラを持っておりませんでした)

距離もあったので逃げることもせず、ドングリかなにかを探してなのでしょうか、
ムシャムシャと食べていました。
それをしばらく見ていた私の頭の中では「イベリコ・イノシシ」を想像してしまい
ましたよ。

はてさて、「イベリコ・イノシシ」って美味しいんでしょうかねぇ?
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期待の新人

2007年04月08日 | ワイン ~2019年
昨日は「出任せワイン占い」というのを書きました。

やはり誰も依頼はないかなー?と思いきや、1名様だけ依頼がありました。
今後もワイン占いはやりますので、いつでもお申し付け下さい。
もちろん私は占い師でもなく、口から出任せなので、冗談半分と割り切った方
飲みに限らせていただきます。

飲みたいワインを詳しく教えていただけば、いただくほど、こちらは適当に
ひらめきでお答えすることでしょう。


さて、本日は試飲会で2004年ものがたいそう良かったので、同じ造り手の
2005年ものを試してみました。

2005 シャサーニュ・モンラッシェ レ・シェーヌ(フィリップ・コラン)

この造り手は新星でしょう。有名なミシェル・コラン・ドレジェの長男ですが、
きっと父を越えて素晴らしいワインを、今後供給してくれることと思っております。


マシュマロを思わせる甘い香りが誘惑します。瑞々しいチェリーのような酸もある
鮮やかなベリー系の香りが支配的です。樽にも頼っていません。

味わいは若いワインだけに瑞々しく、チャーミング。溌剌とした張りのある果実味と
酸。しなやかで柔らかなふんわりとした心地良さ。タンニンは意外とあるようですが
キメが細かく邪魔にもなりません。

シャサーニュ村なのに、あまりのチェリーのような美しさはヴォーヌ・ロマネ村を
想像させるくらいきれいです。

ただ、2004年もこの造り手は成功しているので、期待の05年としては04年とそう
変わらないのでは?とも感じてしまいます。
もしかしたら05年ものは少しフィルタリング(濾過)しているような気がしますが、
その辺で個人的に物足りなさがあるのでしょうか。

もっと別の畑も飲んでみたいと思います。
赤に関して、シャサーニュよりもマランジュの方が良かったりするかも・・・?


さあ、今日は暖かくなりそうだし、走りに行くぞー!



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信じる者は救われる?

2007年04月07日 | ワイン ~2019年
今日は何たってこれらの記事の面白さ。


<休肝日>多ければ死亡率低下

適度な飲酒は高血圧患者の心臓発作のリスクを減少


いつだったか東京の有名なワインマニアのドクターと一緒に飲んだ際に
1日2~3杯のワインは体に良いのだ!という話になった。

次に言い出したことは、一体どの程度のグラスに2~3杯なのか?ということでした。
小さくショボイグラスではやはりダメで、せめてぼんぼりや金魚鉢くらいの
グラスだろうと意気投合しました。

やはりワインバカの考えることといえば・・・そんなもんです。


もうこうなると自分に都合の良い部分だけを信じる「占い」に近い気がしますね。


ついでに「ワイン占い」やってみましょうか?
あなたが今飲みたいワインを言って下さい。


何、USAジンファンデル?

・・・あなたは今、精神的にスイッチON状態、精神満ちあふれています。
そして仕事ややるべき事に立ち向かおうと充実しています。やる気、情熱に溢れ
きっといい成果が上がる出来るでしょう。ただ、あまりにも熱くなりすぎて自分を
見失わないように。


もうひとつ。何、ブルゴーニュのピノ?

・・・あなたは仕事や日々の生活に追われ疲れています。あなたには安らぎが
必要です。ただし、ちょっと休みさえすれば十分なポテンシャルを持っています
ので、上手くきれいに事が運ぶでしょう。ただし、恋愛問題ではあまりの繊細さ
や官能や美学を求めるあまり、引きずる可能性もあります。泥沼に陥らないよう
に注意しましょう。


何て、口から出まかせ、でいくらでも言えそうですね。


占って欲しい方は今飲みたいワイン名を教えて下さい。
無責任でよろしければテキトーに答えますので。


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カレーでここまで・・・・・!

2007年04月06日 | 美味しいもの
数日前、体重を気にして、食べ物の記事を自粛するなんて書いたヤツは~~
どこのどいつだ~~い?

「あたいだよ!」(@o@;)

ってわけで「にしおかすみこ風」に始めてみました。


実は先日西海町にある「ウッディ・ライフ」でカレーを食べてまいりました。
(ウッディー・ライフかも知れません、Woody-Lifeです)

ここは県内屈指の有名店で、ぜひ一度は食べてみたかったので、遙々1時間半
程度かけて訪ねてみました。ちょうど花見のシーズンなので車も人も多かった
ようでビックリ!

駐車場にはみ出して列を作って車が停まって順番を待っているんです!!!
少し後から来よう、と西海橋方面へ車を走らせましたら、今度は車が渋滞!
西海橋は桜の名所でもあるので、とにかく多かったのです。

しばらく経って引き返してみたら、なんとか駐車できるような状態だったので
入ってみました。

すると入ってすぐウェイティングルームになっていて10人程度がいらっしゃいました。
「何かすごい!たかだかカレーでこんな事になっている!!」
中にはあきらめて帰る方もいらっしゃいましたよ。(私も少し悩みました)
それから待つこと30分以上はかかったでしょうか・・・?

ウェイティングルームでは店内のカレーの香りが充満して、唾液腺と胃液の
分泌をひどく促します。いたたまれなくなって思わず外に出て空気を吸ったり
しながら、お呼ばれの時を待っていました。

そしてやっと入ることができ、オーダーを聞かれた時には、思わず
「大盛りはありますかっ?」
と言葉を発してしまったのです。

心の中では「おまえ、体重気にしてただろ!」と自責の念に捕らわれますが、
言っちゃったものは仕方がない。



で、写真のごとく、野菜カレーと家内は牛タンカレーをオーダー。
まっ、半分づつ食べればいいじゃない?的発想です。

牛タンカレーはとても濃厚で、タンもとろけてとても美味しいですが、いかんせん
濃厚過ぎでずっと食べるにはきつさもあります。

野菜カレーは野菜から出る水分があるので、少し軽めで、しかもナスがとても
いい具合にトースティーで美味しい!

ルー自体は濃いビーフシチューのようでいろんな複雑味がまろやかな中にとけ込んで
いました。最初はまろやか、後から辛さがじんわりと来ます。
本当は意外と辛めで、頭の毛穴から汗が少し出るくらいはありますが、それを包む
というのか、味のパンチ、濃さとのバランスが見事です。

遠路遙々行くか?と言われれば、ちょっと悩みますが、エスニックスタイルではない、
欧風?家庭料理風?カレーとしてはかなり美味しいと思いました。

海の幸やら挽肉やら、いくつものカレーがあったので、そのうちもう一度挑戦
しようかと思いました。しかし遠いのが難点でしょう。
近くて、車が停めやすかったら(バイクで行けたら)良いのですけどねえ。
行ってみるか~???

カレーでここまで繁盛しているお店は見たことがありませんでしたので、ちょっと
衝撃でした。この日だけそうなのか、いつもそうなのかは次の機会に。


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案外良いやつ?

2007年04月05日 | ワイン ~2019年
2004 パイクス サンジョヴェーゼ
   豪、赤、千円代後半

サンジョヴェーゼ70%にメルロ20%、カベルネ10%が加わったセパージュです。
赤土、木の幹、ブラックチェリー、焼き菓子、スパイス等ムンムンと香ります。
味わいは軽やかで最初は単純に思いますが、時間が経つと軽めながらも(ミ
ディアム)フルに近いニュアンスの多さ、伸びやかでエキス分が充実し、
どんどん美味しくなってきます。良いです。

安めのブルゴーニュのピノだって色は薄く、ボディだって大してありそうもない
のに、意外と芳醇だったりする・・・って書くと何となく分かりますか?
そんなニュアンスです。

咬めば咬むほど味わいが増すスルメやフグのような・・・とか、
会って最初は何とも思わなかったけど、話し込むと意外と良い奴だった・・・とか、
何げに単なる友達と思っていたら、案外恋人として意識してしまった・・・とか?

個人的にはこの手のタイプは結構お気に入りです。
昨日書きました色を見た時に薄いと期待しなくなるじゃありませんか。
そのくせ、案外コクがあったり、充実した味わいだと上手く裏切られた感じがして
良い線行ってない? みたいな感じになりますね。

・・・・・これってある意味「ツンデレ」かも?ですよね。

というわけで、少し仕入れてみました。

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フランスよしっかりしろ!

2007年04月04日 | ワイン ~2019年
当店のデイリーワインの定番「ル・コック赤」を仕入れましたところ、
ヴィンテージが04から05に変わっておりました。

相変わらずこの価格としては濃いめの色と十分な果実味です。
05年もコストパフォーマンスは良いと思います。
安心してお飲みいただけるでしょう。

毎年、ヴィンテージが変わる度にドキドキして試飲するのですが、05年だけは
余裕がありました。悪いはずはない!と・・・・・でも、
万が一悪かったら・・・?なんて杞憂はすぐに吹き飛びました。

ただ、ひとつだけ大きく変わったところがあります。
それは、スクリューキャップになったこと!
良いですねー。デイリーワインこそこうでなくちゃ。


ところで本場フランスでは1年間の消費量が減っているらしい。
計算したらひとりあたり85本になる。
本場なんだから、もっと気合いを入れて飲まんかい!
と思います。もともとワイン文化もない極東日本の、さらに私のような、酒に弱い
バカオヤジに負けてるようじゃー名が廃るでしょ!

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ワインを純粋に美味しく味わう方法

2007年04月03日 | ワイン ~2019年
ふと思ったので「ワインを純粋に美味しく味わう方法」を書いておきます。
昨日飲んだワインがそんな気にさせるワインだったからです。

普通に飲んだら美味しいじゃないの?とも思いますが、これは精神論なのです。
ワイン自体の味わいは同じはずなのに、飲み方次第で美味しくも、不味くも
なったりするから、あら不思議???
ちなみに下記の反対をやることによって不味くも飲めてしまいます。
もしかしたら今日はちょっと過激かも?


では・・・・・。

・過度な期待は絶対にしない。むしろ開ける前は怪しいワイン?じゃないかと疑って
 かかるくらい期待しないこと。

・あるワインを心から楽しみたいのなら、そのクラス以上の高級ワインを絶対に
 同時に飲んで比較しない。

・食べ物とのマリアージュ(組み合わせ)にムキにならないこと。
 個人的な嗜好の多様性を考えるに、ほぼ無限大とも思われます。「これでなきゃ
 ならない」的な公式には異を唱えましょう。好きな食べ物に、好きなワインを合わ
 せても誰にも文句を言われる筋合いはありません。
 マニュアル化したり、試験問題で「正しい」とか「間違い」とか誰が決めるん
 でしょうね?
 マリアージュの話になったら、「あんたは神か?」と反論していいでしょう。
 その考えがワインを難しいものしてしまい、ワインを純粋に楽しむことを邪魔して
 いることに気付くべきでしょう。

・好きな人達と飲む。これは間違いないでしょう。
 嫌な奴と飲んでも美味しいわけがありません。気の許せる仲間や家族、もしくは
 ひとりでも良いじゃないですか。純粋にワインや性格が好きな人と飲む。
 これで決まりですね。

・安くても高くても開けた以上は値段を気にしない。開けてしまったのですから、
 資産はもう増加しようもありません。セコイことは言わず思い切り楽しみましょう。


等々が思いつきました。
上記に比べると、グラスがどーだ、温度がどーだっていうのはまだ可愛い気がします。

あと裏技ですが、ヘベレケに酔った状態だと、たいがい何を飲んでも美味いです。
後は吐こうが、二日酔いになろうが、知ったこっちゃないです。




追記 マリアージュの部分ですが、ある程度ワインが好きな方なら、
好きな組み合わせもあることでしょうから、それでいい、ムキにならないという
意味で書きました。もちろん押しつけているつもりはございませんのでご了解下さい。

マリアージュに関してはまた別の日に書いてみますね。


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不意をつかれました。

2007年04月02日 | ワイン ~2019年
本日のワインは

2000 ブルゴーニュ ルージュ(アンブロワーズ)
   フランス、ブルゴーニュ、赤、2000円弱

現時点でブルゴーニュの2000年ものは飲み頃のものが多いです。
で、このワインはたまたまバックヴィンテージが入荷しましたので(今なら04年
がメインに販売されています)、たまらず?飲んでみました。
何度も書いていますが、私はアンブロワーズが大好きなのです。

まず色ですが、へたった感はありません。エッジにアンバーは入っていないと言えば
嘘になるかもしれませんが、クリアでつややかな赤紫色がしっかりと支配しています。

香りもピチピチとした若々しさ、生き生きとしたベリー香を保っています。

味わいは上のクラスではないので、濃さ、厚みこそありませんが、肉系の
旨味の味わいも感じられ、正直ビックリしています。

これ、当たり年でもないACブルですよ。ちなみにアンブロワーズは普通の
「ACブル」と「ACブルV.V」(V.Vはヴィエイユ・ヴィーニュ、古樹の意で濃く
ニュアンスに富む)の2種を造っていますが、これはその安い方の何の変哲もない
ACブルゴーニュですよ。
それでこれだけ幸せになるのなら、もう高いワインは無理して飲まなくてもいい
じゃない状態にさせてくれます。


ただし、比較は禁句です。これ以上のクラスのワインを同時に飲み比べるべき
ではないと感じます。飲んでしまったらこのワインは死んでしまうのですから。
このままで良いです。このままで満足できる幸せを味わおうじゃないですか!

そんなブルゴーニュマニアにとって幸せな1本でした。


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卒業ふたたび

2007年04月01日 | Weblog
3月末をもって私の母校(小学校)がなくなります。
うちは長崎市内の中心部から車で5~10分程度、歩いても20~30分で行ける、
案外便利な場所にあります。しかし、そんな下町も少子化、人口減少で児童数も減り、
現在3校あるのを1校に統合されることになったのです。

子供達は友達が増えるので、楽しいことも待っているでしょう。
たいがい寂しがるのは卒業生、地域の方々、生徒の親などです。

しかしながら新校舎も建設されるので、ちょっとワクワクもします。
この小学校は小高い丘にあって、多分日本で唯一、下からケーブルカーのような
エレベーターで通えるすごい学校です。(エレベーターは既にある)

そのエレベーターですが、サンダーバード1号にスコット隊員が乗り込んだ後、
プール下の発射場へ動いていくような動き、そのものなのでカッコイイ!
ですからエレベーターに乗る時はいつも頭の中でサンダーバードのテーマが
流れています。


しかし、そんな私も通い、そして長年見続けてきた学校の最後はさすがに寂しい。
取り壊し前には、かつてをもう一度だけ思い出すために見に行こうと思っています。

校門から校舎へ続く道の横にはサクラが何本も見事に咲いているでしょう。
何十年も経ってから、もうひとつの卒業が待っています。




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