魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

気を遣わない味わい

2007年04月22日 | ワイン ~2019年
明日はちょっといろいろありまして(ブログに書くかも知れませんが)、
心落ち着けるためにこのワインを選びました。

最近ワイン以外のことばかり書いておりましたので、これじゃいかんですね。
実は何の変哲もないビールだとか焼酎だとか飲んでおりましたので、正直
ここ数日つまらなかった。やはり退屈な味です。すぐに飽きてしまいます。

人生に美学を求めるのなら、やはりワインでしょう。しかも赤ね!(独断と偏見?)

2005 カベルネ・デッレ・ヴェネツィエ(サルトーリ)
   伊、赤、1000円弱、オーガニックワインです。

ラベルにはミディアムボディなんて書いてありますが、ソフトボディなんて言葉が
あるとピッタリでしょう。(そんな言葉は通常使いません)
オレンジピール、柑橘の香る井戸、ヨード、レンガや赤土、みたいな香り。

味わいはとてもしなやかで柔らかい中に、カベルネの凛とした張りが見えるような
イメージです。濃くはありませんが、どこかエキス分を感じます。
タンニンは細かく、強くはなく、むしろ酸の方が少し出ているでしょう。

絹のようなしなやかさで包み込むような味わいは自然派ゆえなのでしょうか。
美味しく、心地よくスイスイと入ります。まずまずいける味わいでしょう。

今日は親友に会ったのですが、たいして気を遣うわけでもなく、昔からの
「お互い相変わらず」を感じ、ホッとする・・・そんな味わいでもあります。
価格も懐に優しいので良いでしょ。


コメント
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