魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

期待の新人

2007年04月08日 | ワイン ~2019年
昨日は「出任せワイン占い」というのを書きました。

やはり誰も依頼はないかなー?と思いきや、1名様だけ依頼がありました。
今後もワイン占いはやりますので、いつでもお申し付け下さい。
もちろん私は占い師でもなく、口から出任せなので、冗談半分と割り切った方
飲みに限らせていただきます。

飲みたいワインを詳しく教えていただけば、いただくほど、こちらは適当に
ひらめきでお答えすることでしょう。


さて、本日は試飲会で2004年ものがたいそう良かったので、同じ造り手の
2005年ものを試してみました。

2005 シャサーニュ・モンラッシェ レ・シェーヌ(フィリップ・コラン)

この造り手は新星でしょう。有名なミシェル・コラン・ドレジェの長男ですが、
きっと父を越えて素晴らしいワインを、今後供給してくれることと思っております。


マシュマロを思わせる甘い香りが誘惑します。瑞々しいチェリーのような酸もある
鮮やかなベリー系の香りが支配的です。樽にも頼っていません。

味わいは若いワインだけに瑞々しく、チャーミング。溌剌とした張りのある果実味と
酸。しなやかで柔らかなふんわりとした心地良さ。タンニンは意外とあるようですが
キメが細かく邪魔にもなりません。

シャサーニュ村なのに、あまりのチェリーのような美しさはヴォーヌ・ロマネ村を
想像させるくらいきれいです。

ただ、2004年もこの造り手は成功しているので、期待の05年としては04年とそう
変わらないのでは?とも感じてしまいます。
もしかしたら05年ものは少しフィルタリング(濾過)しているような気がしますが、
その辺で個人的に物足りなさがあるのでしょうか。

もっと別の畑も飲んでみたいと思います。
赤に関して、シャサーニュよりもマランジュの方が良かったりするかも・・・?


さあ、今日は暖かくなりそうだし、走りに行くぞー!



コメント
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