魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

本日は出張。夜に戻ります。

2012年05月15日 | ワイン ~2019年
福岡出張です。

いつものごとく試飲会なのですが、今月にもうひとつあって、この時期に
重なるのはとても珍しいことです。

・・・・・

そうなると、ラーメンを食べるのかっ?!

ということですが、せっかくだからぁ・・・ですねえ。(すごい誘惑)

妥協案としては目指すはあっさり系にするかなあ。

せっかく体重が減っているのにここはなんとか軽めで~。





さて本日はこれを飲みます。





2009 ブルゴーニュ アリゴテ(フィリップ・ロティ)
   (仏、ブルゴーニュ、アリゴテ種、白、千円台後半)


2009年のジョセフ・ロティのワインは当店でも大好評です。ジョセフの息子、
フィリップの名前出てていますが、ジョセフはすでに死去していないので、ずっと
フィリップが造っています。
このあたりは「ジャン・グロ」と「ミシェル・グロ」の関係と同じです。

輸入元でも2009年ものがあまりに出来が良くて、ビッグヴィンテージだったため
予約だけでほとんどなくなり、入荷後も争奪戦でした。


たいていは「赤」に集中するため、白は、特に、アリゴテとか余るのが常です。
シャルドネ種の控えに甘んじているアリゴテ種って可哀そう。
でも試飲に容赦はなし。



香りは白いユリとかバラとか花、そして香木、インド風のお香、甘夏や柑橘、
リンゴや樹液などちょっと独特です。


味わいはアリゴテですから酸は強めなものの、厚みとどっしりとしたボディを感じ
ることが出来ます。若いので白さ(クリアや透明感)に支配されていますが、少し
熟成でもしたらきっとリンゴの蜜みたいな風味に変わっていくのでしょうか。

この造り手のすごさの一端を垣間見たような気がします。

ただ、「アリゴテ」表示ではまずあまり売れません。
どうしてもイメージが悪いんです。逆に何も先入観のない方なら良いかも。
でもこの酸味はブル白好きのマニアックな人達こそ喜ぶんだよなあ。

どこかしら微妙です。


ただ、アリゴテでこれだけのものはそうない???
その品種の特徴の良さを見事に生かした傑作です。

ヴィレーヌよりは美味しいです。ジャクソンと比べてどうかなあ。それくらいすごい
レベルだと思ってください。しかも安いし。(超マニア向け表現ですみません)


今日のこの日記を見てピンと来た方は相当のマニアだと確信いたしますが、
残念ながらアリゴテマニアというのは生息区域がほとんど存在しません。


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楽勝のはずだったけど

2012年05月14日 | Weblog
さてこれは何? ここはどこ?







NIB(長崎国際テレビ)のマスコットキャラクター「ビービーズ」。

初めて着ぐるみを見ました。



何しに来たかというと・・・






これです。
「V・ファーレン長崎」VS「ホンダロック」戦なのです。


キック・オ~フ!!!







今まで10連敗して最下位のホンダロック相手ですから、そりゃ楽勝でしょ。

と思いきや・・・・・な~んとそんな相手になかなか点が奪えず、さらに隙
を突かれて失点。結局引き分けです。

どこまで連敗が続くか記録更新中だった相手に、見事にストップをかけてあげ
るというお人よしの結果でした。


収穫は藤井のキックが精度が良いのと、持留のテクニックが以外と使えるぞ!と、
由紀彦まだまだ元気と、マイケルと有光はもっとしっかりしろと、ゴンの懸命さ
がいいな~などなど。ゴンはほんとに良い。誰もが見ていて応援したくなる選手。
よくぞ長崎に来てくれたと感謝です。





ジャパネットDAYだった今回は・・・





ハーフタイムの抽選会。子供に大型TVが当ってしまったよ~。
私は何度行っても当りません。


次行けるのは6月かあ。また燃えましょう!





それはそうと昨日は「母の日」でした。

個人としてはもう10年以上も食べていないという「ランドールのカレー」に
父と母を連れて行きました。





極めてささやかなプレゼントです。

食細くなった母は全部は食べられなかったようです。

でもデザートのムースみたいなものはしっかり食べてたなあ。まあいいか。


ところでどーでもいいことですが、ババロワとムースとジェリー(ゼリー)と
プリンなどそんなものの違いがまったく判別できません。
教えていただいてもすぐに忘れるので、ご丁寧な回答は不要です。

多分よく分からないで、それなりに何不自由なく生きていくのだと思います。

でも知ってしまったら、ババロワをムースと呼んでやったぜ!的な反抗心が
芽生え・・・でもどうでもいいかぁ。

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本日は楽勝?

2012年05月13日 | ワイン ~2019年
さて本日はV・ファーレン長崎のホームゲームです。

かきどまり競技場まで応援に行ってきます。ワクワクしています。

対戦相手はJFLリーグ最下位のホンダロックなので勝てるとは思います。

「ジャパネットDAY」でもありますので、運が良ければ抽選会で大型
液晶TVでも当たっているかもしれません。


ドイツリーグでも香川選手他日本人選手が頑張っています。

そちらも良いですが、まずは身近なところから応援しましょう。



案外「本日は子供の運動会」って方も多いのではないでしょうか。
いいシーズンですよね。汗をかきましょう。




備忘録として書いておきます。


先日輸入元の営業の方がいらっしゃって、このワインを。






印象に残ったのは写真右側。
左側のスペインもパーカー90点だけど、ちょっと粗かったかなあ。



2011 テラノブレ ピノ・ノワール レゼルヴァ
   (チリ、ピノ種、赤、千円程度)


何の先入観もなしに、ブラインドでひとくち。

まずシラー種だと思った。・・・にしては軽い。でもシラーなんよなあ。
南仏あたりと思いきや、チリでしかもピノの表示。


おおぉ・・・・・!


でもピノにシラー種が15%程度混ざっているらしい。
通常はピノは混ぜない。決して混ぜない。なぜか知らないけど混ぜない。
のである。だけどこれは滅多に見ないピノブレンド。


味わいは風味はシラーで酸が強め。しかしその酸のお陰でとてもスタイリッシュ
なデイリーワインとなっている。濃くはないけど端正でバランスも取れている。
次回の仕入れで入れてもいいかと思っています。身近な楽しさです。


身近でないところで申しますと、1985年のロマネコンティのオファーとか
いかがでしょうか?

これもとある輸入元さんからの情報です。

105万円(税込、送料込)です。


楽天最安値の134万円のボトルよりも写真での状態は良さそうですが、157万円
とか230万円とか、そんな価格でも売れているみたいですね。これは安い???
万が一ご興味のある方はご連絡ください。

・・・・・なに?何だか宇宙遊泳のはなしみたいって~


そうそう、我に返って目の前のデイリーワインを味わいましょうかねえ。


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すみません、〆切りです。

2012年05月12日 | ワイン ~2019年
先日告知いたしましたワイン会(クリック)ですが、
先着順にて予定数に達してしまったため受付を〆切らせていただきます。
どうもありがとうございました。

当店が狭いのもありますが、1本のワインを分け合って飲むには10人が限界です。
そんなわけで、また次回のご参加表明をよろしくお願いいたします。


テーマはいくつかのプランの中からピノ(赤)ということは不動ですが、白も
美味しいのを選ばなくてはなりません。数日中にご満足いただけるような内容
をしっかりと考えます。


私も15日にはワイン会で福岡出張が控えており気合いが入ります。





今日は輸入元から届いたあるインデントリストを見ていました。ブルゴーニュの
2009年は素晴らしい評価と価格で(それは当然ですが)、先月配信しました当店の
リストに書かれてあったとあるワインが、仕入れ値で6万円程度に値上がっており
ました。もちろんワインを投機の対象にすることは、純粋な愛好家としては反する
ことでしょうが、世界ではそんな状況です。


ギリシャやスペインなどのユーロ危機、米ドルだってなんとなく上がらないし、
そんな中で「円」が強くなればもっとワインも安くなるかもしれません。
(日本の円も危機はあるにせよ、ユーロや米ドルよりまし的現相場?なのでしょう)

なかなか先を読むことは難しいのですが、感覚的に09年ブルは買いです。
だって為替がどう変わろうとも09年は市場からなくなっていきますから。

2010、2011年はそこまでの年ではないと思われます。
2000年代に入ってからのブルゴーニュの赤、総合評は、

05>09>02、03>06>01(今美味しい)>07(今美味しい)>00>08>04くらいの
順でしょうか。このあたりは個人個人の思い入れもあって微妙に違うでしょうね。
(だからワインは面白いのです。私自身も数ヵ月後には入れ替えるかも?)




いろいろと考えながらも今夜はこれ。






2010 ヴィニウス ピノ・ノワール RSV
   (仏、ピノ種、赤、千円台前半)


香りは先日飲んだリザーヴでない通常クラスのピノよりも濃く深いです。
浅かったフランボワーズみたいな香りとは違って、イチゴ、カシス、ブラ
ックチェリー、スグリ、キューピー人形(セルロイド)、赤土にやや黒土
が混じり、革などもややあり、とにかく厚みがあります。


味わいは厚みのあるフルーツ、きれいな酸が効いてスマートで、この価格の
ピノとしては濃さもあります。先日の通常クラスよりもぐ~んと良いですね。

きれいでスマート、良い意味で軽やかさのあるワインでしょう。


ただし・・・・・

同価格帯のミシェル・トリノのピノやドンダヴィのピノには及びません。

それでもフランスを飲みたい!のであればこれはアリでしょう。
でもチリやアルゼンチンのピノがやはり美味しいと思います。

比較として飲むのは良いと思いますので、少量だけ置いてみてもいいかな
あ・・・。そんな感じがします。


美味しいピノを探す旅に終点はありません。


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本当の街の発展ってなに?

2012年05月11日 | ワイン ~2019年
ネット上で「コストコ」が長崎に進出するとかの噂が流れ始めました。

大型チェーンが地方都市を席巻。

美辞麗句が書いてありました。1店舗当たり250~500名を雇用するのだそうです。




確かに雇用は産むのですが・・・実はほとんどがパート、アルバイトですね。

で、大資本が攻勢をかけてくると痛手を受け、もしくは破壊されるのは地場産業?

そこで家庭の大黒柱として働いている人達が多く失業します。(当然こんなネガ
ティブ情報は表には出ません)



うちみたいなささやかな自営業もですが、ロードサイドや郊外型の大型店舗ですら
凄まじい競争となります。(現在もすでになっていますがさらに、ですね)


当然、店舗の利益は圧縮され、そのしわ寄せは人件費、給与へ、さらに人員整理へ
と移ります。


ざっくり言うと、「父ちゃんはクビになったけど、ねえちゃんはアルバイトできる
かもよ」ということです。


街の人口が持つ生産高(産み出す金額)、そして消費(身近に使う生活費)に限りが
あり、それをどの企業が奪っていくか?と考えるとやはり「パイの奪い合い」という
ことにいき着きます。

現在ではネット販売による遠方企業、外国企業だってしっかり参入しています。

そんな中での外資「コストコ」の参入はプラスになるのでしょうか?
なるとしたら、何に対してプラスになるのでしょうか?


外資や外からの企業が地方都市のお金を奪い、産業、雇用を奪います。

消費者としては店舗の選択幅が広がり、渋滞を覚悟しながら、ガソリン代も使いなが
らの、それでも満足する、楽しい消費生活なのかもしれません。
生活が安定している方々はそれも楽しみかもですね。



でも考えさせられるのは「本当の街の発展ってなに?」ということ。



「敗者や弱者はどうでもいいから、残ったものだけで幸せになればいい」というのも
いいんです。考え方としては。資本主義、自由競争ではそれもありでしょう。


ただ、それだと人口が極端に減って、ウサギを食べていたライオンも十分に食べて
いけなくなるのです。世の中はある程度のバランスの上に成り立っているのですから、
出来るだけ多くの人々が成り立っていけるような形ってないのだろうか?とつい考え
てしまいます。上手い所得の再配分システムが必要ではないでしょうか。



・・・すみません、自営業のつまらない愚痴を書いてしまいました。
でもたま~には、ちょびっとくらい書いてみたくもなります。


「あんたが努力が足りないからだ」といわれればそうなのでしょう。
負け犬の遠吠えなのでしょう。


ただ、どれだけの人が個人として大資本相手に立ち向かえるでしょうか?
それだけ、それくらいは慮ってください。


ふとそんな考えを抱きながら・・・・・。




すみません、今日は弱音を吐きながらこれ。





2010 ヴィニウス ピノ・ノワール
   (仏、VDP、ピノ種、赤、千円程度)

香りはイチゴ、フランボワーズ、熟しひなびたオレンジ、赤土、古本パラパラ、
ほこりっぽさ、シナモンなど。


味わいは「安いピノに当たりなし!」と格言を叫ぶような、そんな軽さと薄っ
ぺらさ。そしてほこりっぽさ。

が、しきゃ~し、だんだん開いてくると甘さが充満してきれいにニューワール
ド系に似た甘い花の蜜のようなイメージになります。


が、やはり薄さと、ほこりっぽさ(分かりやすくいうと学校のグランドの土っぽい味)、
が隠れることなく出てしまうので、気品や美学という言葉も出ません。

ちょっと残念です。ただ、個人的にピノが大好きな私としては、これでもあり
がたくいただくことはできます。


やはり「思いやり」でしょうか。


今日はちょっと、いや、かなり弱気の私でございました。

そう、人間って大変なんだよな~・・・・・



しきゃ~し、ちょっといろいろと書いたら吹っ切れましたよっ。
美味しいワインをお届けするのが今の私のお仕事。喜んでいただくために
頑張りたいと思います。マケルモンカ!


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はるみ~好きだよ~

2012年05月10日 | ワイン ~2019年
はるみ~~~

大好きだよ~~~!


って何のことか分からないでしょう。


実は「はるみ」とはこちら(クリック)です。


みかんの種類で「清見」と「ポンカン」を交配して育成された新品種のようです。

なんでも「柑橘類がお好きな方、(柑橘マニア)に人気の品種です。」と書いて
ありますよ~。


1、2月あたりまでは通常のみかんが美味しかったのですが、この時期でもはるみ
のような美味しいみかんがあってとても嬉しいです。

特にダイエットを意識してからは、フルーツは重要な位置を占めますからねえ。




えっ、女の人の名前と違うとかってぇ~?

ごめん、つい、全国のはるみさんに罪作りなことば言うてしもうたかなっ???




そんなダイエットも順調にといいますか、まだたった一日だけです。

でも夜中のTV番組でのラーメン特集は勘弁してよ~。

自制がきかなくなりそうやろ。デモミテシマウ~





そんな困った時でもワインはいくら飲んでも大丈夫。

ってことで、今夜はこれ。






1999 ブルゴーニュ ピノ・ノワール
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、千円台後半)

千円台後半で当たり年の1999年、しかも13年熟成というのがすごいでしょ。

香りはブランボワーズや寝かせた肉、焼けたレンガや熟した柑橘やオレンジ
ピールなど。

味わいは軽いです。グランヴァン(偉大なワイン)ではないので、当然軽め。
重さも複雑味も弱いです。

しかし、やや枯れた中にエッセンスの持つパワーを感じます。枯れてこそい
ますが、果実味はしっかりと残ってだれません。

シャンと張りがあって、背筋をきちっと伸ばした老婦人のようです。
酸がそれを支えているんですよね。だんだん心地良くなってきてまたもう1本
飲みたくなるような・・・そんな枯れてもなお美しいドライフラワーのような
魅力がそこにはあります。価格も重くないですしね。

普通の千円台のブルゴーニュ・ピノ、無名の造り手、それが10年以上経っても
ちゃんと普通に美味しく飲めるということの証明です。特にピノ好きは喜ぶと
思います。

しかもわざわざ自分で寝かせなくても、こうしてこんな価格で売り出されるって、
素晴らしいと思いませんか?


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久しぶりにワイン会の告知!

2012年05月09日 | ワイン ~2019年
かなり久しぶりとなりました。


ワイン会を開催いたします!


日時:5月19日(土) 夜8:30~

場所:当店にて。

テーマ:
・ポマールワイン会(仏、ブルゴーニュ地方のポマール村)
・私の大好きなブルゴーニュの造り手、ベルトラン・アンブロワーズ特集のワイン会
・ブルゴーニュ、もしくは他の国も含めてのピノ・ノワールの会

のいずれかでいこうと思います。普段家庭では出来ない同時比較など、体験しにくい
飲み方、自分の好みをつかめるような会にしたいと考えております。
リクエストがありましたらお知らせください。できるだけ参加者の好みに近いテーマ
を組みたいと考えております。



会費:つまみの材料代を500円頂きます。(毎度のことですが、パン等、軽食があります)
それとワイン代を合わせて3500~5000円程度。参加者数やテーマ選びによって変わっ
てきますができるかぎりの原価提供、赤字になってもお安くさせていただきます。
(ワイン会は収益が目的ではありません。ワインとの出会いやきっかけの場です)


ゆる~い会です。ドレスコードなんてそんな言葉もありません。
(酒癖の悪くない方だったらOKです)
プラスチックビール箱に座布団を敷いて椅子代わりに座って飲みます。


★ただし、内容は本格的です。ちょっとした1本分のワイン代で、たくさんの種類、
そして高価な特級や熟成したワインまで味わうことが出来ます。


普段、お手軽ワインをお飲みの方には、有名で高そうなブルゴーニュってこんな感じ!
こんなに美味しいんだ~と実感いただけるでしょう。

マニアックな方にも造り手の特徴や比較、水平、垂直なども考えております。


そして何よりも「ワインは人と人とをつなぐ」ものです。楽しく飲みながら、いろ
んな出会いがありますよ。(本当はこれが一番なのです)

初めての方は、一度出席しますと、お酒やワインに対する価値観が変わると思います。


そして今回はもうひとつ。

・飲めないけど、その場でワイン会を見てみたいとか
・雰囲気を味わいたいとか
・参加者の送迎用にハンドルキーパーだけど、ついでに居るだけとか
・どんな人達がどんな顔して飲んでるんだろ?とか
・ワイン談義だけでもどんなんだろう? ちょっと興味あるぞ!とか


そんな外野な参加してみたい方も受け付けます。
パン、つまみ代500円にて参加していただいても構いません。


ということで、告知いたします。


「先着順」で決めさせていただきます。基本的に正式参加者10名程度。
外野参加は別枠とします。

ドタキャンだけはしないでくださいね。それを見越して材料やら、ワインの決定
やら準備をいたしますので。

よろしくお願いいたします。


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ダイエットの熱量計算

2012年05月08日 | ワイン ~2019年
今日から痩せなくてはと思い、とりあえず食事を軽めにしました。
ぼちぼちと本気モードになる予定です。



そこで、食品のカロリーについてなのですが、世の中は不思議なもので、
どれだけ食べても太らない体質の方がいらっしゃいます。
つまり大食い戦士と言われる方々。ギャル曽根さんとか小林君、白田君とか。


食品の熱量を「kcal」で表記しますが、彼らにはまったく当てはまらない。

つまりkcalを絶対的に見てしまうと大食い戦士たちは「必ず太らざる
を得ない」ということになります。

ではなぜ太らないか???


それは「消化吸収の係数に個人差があるから」としないと説明がつきません。


ごはん一杯200キロカロリーと、その食品に規定しても、個人差で摂取係数
が違うと考えられませんか。


(食品としてのカロリー)×(個人の摂取係数)として考えなければ成り
立ちません。大食い戦士の場合は摂取係数は0.1とかそれ以下でしょう。



逆もあるでしょう。

ベジタリアン場合は自分の体内でたんぱく質を合成するという話を聞いた
ことがあります。

そんな場合は摂取係数が1.5とか2.0以上(普通値の2倍以上)とかもあり得ます。


つまり熱量計算は個人差があってひとつの定規では測れないと思うのです。
食品の種類によって違う場合だって考えられます。


さらに、いろいろとダイエットをする中で体質が変わり、摂取係数が増えたり
減ったり(減るのは大食いばかりした場合かな?)すると思うのです。


さてと、いろいろ考えながら、いかに効率よく痩せるかを考えていきたいと
思います。

でも、結局は根性でしょうか。




そんな今夜はこれ。






2011 クリオス マルベック
   (アルゼンチン、マルベック種、赤、千円台前半)

なかなか優等生のクリオスシリーズ。クリオスとは子供たちの意味らしい。


さて、香りはプラム、ブラックチェリー、生クリームやチョコがコーティング
された洋菓子のような、そしてバニラ、アルコールで煮詰めたジャムなど。


味わいは濃厚で丸っこくて、ややスパイシー。表面に厚みがあってタンニンを
内包したかのようにある意味つるんといけます。
中身も本当は結構しっかりとあるのですが、若さゆえ分かりにくいと思います。
時間をかければいろんなニュアンスが出るでしょう。

やや暗めの果実味がぐんぐんと押してきて、スパイシーに弾けて丸っこく
消えていきます。

これだけの濃度でこの価格というのは、いけてると思います。
「華」としてはやや暗いけど、「力」「まとまり」は十分に良いでしょう。


今までに何度も書いていますが、ダイエットや体重を気にする方、ワインはまった
くといっていいほど、影響しませんのでいくらでも飲んでやってください。

ダイエット中に飲まない方が良いのは「清酒」だと思います。糖度が高いから。
もちろんワインでも貴腐ワイン、レイトハーヴェストものは避けた方が良いで
しょう。(そんなんメインで飲む人ってほとんどいないので無視してもいいです)


ビールはつまみさえほとんど食べなければ問題ないのですが、これはかなり
難しいかもしれませんねえ。とりあえずつまみを極力減らすこと。これは
実践していきたいと思います。

ダイエットがんばります。・・・と宣言しておく。これ効果絶大だね!!!


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しばらくさようなら

2012年05月07日 | 美味しいもの
これからしばらくラーメンとさよならをします。
ダイエット宣言をします。


最近どうやら太り気味で数キロ痩せなくてはなりません。
健康のためラーメンを食べに出る回数も極めて激減させる予定。


そこで意を決して、ラーメンの旅最終章へと出発しました。

私の大好きな「佐賀ラーメン」です。

まずはこちら。





まず「いちげん」へ。

いろいろと問題があったお店ですが、一度は食べておかねば!という実力店。


オーダーは迷わず「ラーメン」を。そして「生ノリ」のトッピング。
何も言わなくても別皿できます。






まずはスープをひとすすり。

・・・・・うっ、うまい!


やや油が多めだがそれは表面というのもあるのだろう。徐々にそのスープは濃厚
でしっかり感を出してきて、私を満足させてくれます。
摘まんだ生ノリをレンゲの上でのせてスープを吸う。これも素晴らしい。
(ドンブリの中のスープは、オリジナルの状態を崩さないように)
妻の満足度は相当高いようだった。



そしてすぐさまもう一店へと向かう。






元「一休軒 鍋島店」で現在は「らーめん もとむら」として営業中。

長崎の方も馴染みのある長崎駅前にあった「一休軒」の源流。


まずは店内の雰囲気に感動。写真こそ撮らなかったが、昭和の雰囲気満載。
味わい深いレトロ感と、老練な大将、おかみさんがいいなあ。


オーダーは「ラーメン かた麺」。あとは「いなりずし」。
連ラーだけにちょっと不安になる。


さて、来ました。





この色艶、素晴らしいです。


まずはスープを。

おおお・・・! 先ほどのいちげんよりは油も少なくて純です。
豚骨の美味しさ、美しさを純粋に表し、潔いです。
濃度はいちげんに及びませんし、スケール感もやや小さめ。ただ、こちらが
美しく潔い! それはきっと純粋な豚骨スープが大好きだから思うことで
しょう。そこが佐賀ラーメンの良さでもあり、モダンなラーメンに欠けている
「スピリッツ」なのだと感じます。

源流のこれでいいのです。十分なのですよ。


最後は敬意を表して・・・「ごちそうさま」。





器も美しい。

器の底には骨粉がざらざらと。しかしその澱の上(ワインで言うところの
シュール・リー)が最上なのです。

実はこのお店はさきほど行った「いちげん」の師匠なのです。


この本道を味わい、もうこれで当分はラーメンともさよならかもしれません。


でもひとつ、ひとつだけ大きな忘れものをしてしまいました。
かつて長崎の一休軒にあったあれです。あれ。

ひとこと、「柚子ゴショウはないのですか?」と言うのをすっかり忘れてい
たのです。

うう、気になります。どう変わるだろう。普通のコショウはちょっと試し
ましたがよく合いましたよ。



「トンコツラーメンありがとう」そう心に秘め、明日からのダイエットへと
向かいます。これも健康のためだし、また目標まで痩せることが出来たら・・・、
またぜひ楽しみにしたいと思います。


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映画と練習

2012年05月06日 | ワイン ~2019年
昨日はこどもの日。


でもちゃんとお仕事しました。


お客様の方も心得たもので、張り紙通り休み明けの本日にいろいろとご注文も
いただきました。




夜は帳簿をつけながら、映画「阪急電車」に見はまってしまいました。


結構良かったですね~。


「有頂天ホテル」のようないくつもの絡みから終焉へ向かう構成。
「Always 三丁目の夕日」にあるような人情。
これらの良いとこ取りのような作品でした。



その時間はいつも音楽の練習をするのですが、見事にすっぽかしました。

そういえば、おとといも映画「怪人21面相」を見てしまい、音楽をなおざりに
してしまいました。

映画は楽しいですが、はまると怖いです。日々の練習に差し支えます。
それでなくとも最近は練習不足で悩んでいるところなんです。

かなり難しかったり、本当は結構すごいことを、さらっとやってのけるために
は練習が何よりも大切ですからねえ。(昔は嫌いだったけど、最近歳とって
から
音楽を始めてその重要さを思い知りましたから)

ワインの練習は事欠かなくやっているようですけど・・・。





さて、今夜はこれ。

定番ワインですが、新ヴィンテージになりましたのでお試しです。






2009 クリオス シラー&ボナルダ
   (アルゼンチン、赤、千円台前半)

濃い色合い。香りは沈んだイメージのプラムやブラックベリー、日陰の植物、
動物や革のニュアンスは強め、シナモン、八角などのスパイスも。


味わいは暗めで、濃くて、でもちゃんと甘さもあり、スパイシーです。
だれないのは酸がしっかりしているからでしょう。タンニンは気持ち粗さも
感じますが、ちゃんとした量があって、それはそのうち数カ月で落ち着きそう
なイメージです。(赤ワイン好きには問題ないレベル)

上手くバランスしているので、濃くて深みとスパイシーさがあって、なおかつ
スタイリッシュさもあるのでしょう。


映画のように人生の深みを出すには、もっと味わいも深いのが良いでしょうが、
この価格としては十分にいけていると思います。


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地獄を見た

2012年05月05日 | Weblog
昨日はGWで1日だけのお休み。まあ日曜日はいつもお休みですけど。


バイクで走って来ましたよ。


まずは「ラーメン わげ」でお魚とんこつを。





このお店は辛子高菜が取り放題なんです。いつも「激辛高菜」を食べるの
ですが、これ、メチャ辛いです。気を付けましょう。

先日から気になっていたスープのぬるさも問題なく、とても美味しく食べ
ることが出来ました。



そして、バイクで向かったのは雲仙。ちょっとタイトルが大げさでしたが、
間違いなく地獄を見てきましたよぉ。





「大叫喚地獄」

ほんとに久々の地獄めぐりしましたよ。多分20年ぶりくらい???
意外と楽しかったです。




その後はここへ。






「雲仙新湯温泉館」雲仙地獄のそばにあります。

なんと100円ですよ~。
ただし、石けんもシャンプーもシャワーもドライヤーもありませんけど。

近所の人たちがよく利用しているみたいですね。
なんといってもこじんまりして、渋いです。





さて、、本日はどことなく釈然としない立札を見かけました。

なんで釈然としないのかさえ分かりにくいです。 残尿感みたいな?



それはこれ。






「雲仙小中学生が考えた標語」とのことですが・・・
ちょっと不思議ですねえ。



さて本日はまたお仕事します。


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気付いたこと

2012年05月04日 | ワイン ~2019年
昨日はとある用で商業施設へと寄りました。

30分以内のちょっとだけの時間でしたが、気付いたことがあります。


若い人達や休日の家族連れや、年配の方もいろいろといる中、自分が
ウィンドウや鏡に映る姿を見てハッとしました。


なんとダサいのでしょう!!!
(もう私をご存じのみなさまとっくにお気づきだったことでしょうが)


「どうせどんな格好しても中身は同じ」とばかりに、ファッションには
とんと無頓着な私なのです。


特にブランドものとか、「そんなに名前が書いてあるのが好きなら自分の
名前を書いたらどうよ?!どうせ他人の名前でしょ」って思うくらい無視する派
なのです。


どうかしたら30年くらい着ている服とかも・・・・・ありえないでしょ。

だからといってオシャレに走ろうとかいう気もまったくなくて、そのお金を
大好きなワインや音楽の費用にでもした方がましやろっ!って思うんです。

そんなんで、長年ずるずると来てしまいました。
そのツケをちょっと思い知った今日この頃でございます。


力まないでもいいからちょびっとづつ、ちょびっとづつ、改善していきたい
なあ・・・と思うのでありました。



さて、今宵はまたワインです。





切らしてしまったので再入荷させました。

ついお手軽なピノが飲みたくて開けてしまいました。

前にコメントは書きましたので、または書きません。
美味しくいただいています。

やはりファッションへの投資よりは美味しいワインへの投資の方が自分らしくて
良いかも・・・・・でも違うかなあ。


“ぼろは着ててもこころは~ピノさ~”っていう歌ありましたよね~。




さて、いよいよ5月はワイン会をしたいと思います。

今、どんなテーマがいいかを考えています。(悩むと各自1本持ち寄りもありか)
詳細はGW明けにでも発表したします。お楽しみに。


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キツツキ

2012年05月03日 | Weblog
そんなの当たり前じゃん!ってバカにしないでください。


近くでコンコンコンっと音がしました。


なんだろう?と辺りを見たら・・・


そうそう、キツツキです。









今日は生まれて初めて、意識してキツツキを間近で見ました。
しかもキツツキがコンコンするところです。



この写真じゃちょっと見にくいですね。






印をつけてみました。

結構小さめで可愛らしい鳥でした。途中からもう1羽やって来て2匹でコンコン
始めましたが、すぐにまた1羽に。


キツツキこんこん山の中~♪

ちぎゃ~う! それは違います。

でもそんな歌ありましたよね~。





突然ですが私、日本武道館でコンサートをすることとなりました。

かつて生でキース・ジャレットを聴いたあの舞台です。

私の歌のほか、大好きなピアニスト小曽根真さんがジョイントで、私の歌伴ならび
にジャズ曲を弾いてくれることになったのです。



・・・・・

・・・・・


もうお察しか?と思いますが、これは・・・・・



ウソツキです。


コメント (2)
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短いコルク選手権

2012年05月02日 | ワイン ~2019年
まずはこれをご覧ください。







いくつかコルクがありますが、先日出会ったワインのコルクがあまりに
短かったのです。


写真左側の「ピーター・マイケル」のコルクは5.5cmくらいあるのに、
一番右側の短いのは3.5~3.6cmくらいでした。


ここまで短いのは滅多に見ないです。たいてい4cmくらいはあります
からね。


これ以下の長さのコルクにもしも遭遇されましたら、お知らせください。





でもなんでこんな短いのに出会ったかって?



それは・・・・・私が安酒飲みだからぁ???






さてと、今夜も張り切って安酒を~。

ちがう、ちがう、お仕事、お仕事だってば!!!








2010 ヴィニウス シラー レゼルヴ
   (仏、VPD、シラー種、赤、千円台前半)


濃いので有名なヴィニウスシリーズ。レゼルヴ(上のクラス)が出たとのことで
早速試飲です。


濃い色合いに、香りはワイルド感あふれるプラム、ブラックベリー、紫の濃い
クレヨン、クリーニングセーター、ちょっと日陰の石垣に茂る草とその花。
厚い果実味に金平糖、甘草など。


味わいは厚い果実味に覆われ、柔らかなアタック。タンニンは細かく甘い。
酸も果実味に覆われて柔らかく感じますが、しっかりとあります。

この価格でこれだけビロード感が出ているのも珍しいのではないでしょうか。
とても充実した味わいで、採用できると思います。これは良いです。



安くても美味しい酒を探すのがお仕事なんですから。

と言いつつ、安酒を愛する私のことは、ばれてますよねっ。


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この先に

2012年05月01日 | ちょっと怪しい
道なき道を進む。


そう進むのだよ。







ここは草が道を呑みこもうとしている。




それでももう少し進んでみる。

・・・・・




うっ、もはやこれまでかっ!










ご覧のようにガードレールを覆う草。





この先がどうなっているのだろう?

もう藪をかき分けるのは・・・・・辛い!
(写真中央の白いのはガードレール)





断崖絶壁の下を伺うと・・・・・






すごい岩場だ。



でもよく見ると・・・・・

釣り人だ。









先ほどの写真の前方を見渡すと・・・・・






おっ!!!


あんな小さな岩場の中にさえ・・・






「釣り人」がいる。


釣り人は勇者だと思う。


その勇気をもらってさらに進むか???



いやいや・・・・・、

引き返すことも勇気なのだ。

もう藪をかき分けるのはこりごり。さんざん懲りているのだよん。


そんなわけで収穫はなし。


でも人生で一番楽しい時間は、「この先に何があるの?」と期待しながら
覗く瞬間だと思う。風景だけじゃなくて、物語や本や食べ物や、異性や、
物事の先を覗く瞬間だと思う。

というわけで今宵もワクワクしながらワインの栓を開ける私がいる。


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