魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

喜びのないちゃんぽん

2012年09月15日 | 美味しいもの
福岡での出来事を書いておきます。

つい先日「井手ちゃんぽん」を初めて食べて、というよりも、長崎っ子が
長崎以外でちゃんぽんを食べること自体が、ほぼ初めてでした。
(チェーン店のリンガーハットとかは除きます)


結構美味しかったので、調子こいて、違う店にトライしてみました。


店名は書きませんが、天神、名代ラーメンのとなりのお店です。


ランチが680円でちゃんぽん+おにぎり、ドリンク付き。

一見そう悪い感じはしませんね。




で、オーダー後、最初に運ばれてきたのがアイスコーヒーって・・・・・。

料理がまだなのに、いくらなんでもちょっと???




さて揃いました。






壁には「当店のこだわり」とか貼ってあって、野菜はどこぞの農家から、
麺はどうしたこうした・・・、スープは鶏と豚骨を絶妙なバランスで・・・。
そりゃ少しは期待もしますよ。



で、まず麺ですがランチタイムのために予め茹でてあるのか?と思わせるほど
芯がなくて、野菜はまあ給食ちゃんぽん程度。たいしてしゃきっと感もなし。
肝心のスープは・・・・・茶色やん!!!

これ見て長崎っ子は心ときめかないでしょうねえ。


さらに・・・吸う度に訪れるはずであろう「喜び」をまったく感じない。


おにぎりの鶏炊き込みご飯はちょっと塩辛く、アイスコーヒーに至っては
煎れたのではなく、業務用の大容量入りの人工的なもの。(マズッ!)
せめてもうちょっと美味しいの使ってよ~。


ここまで喜びのないちゃんぽんは生まれて初めてでした。


がんばって食べたものの、3、4割程度を残してしまったのです。

学校給食のちゃんぽんの方が美味しいかもなあ・・・と思いました。

微妙に悲しい心情。地雷踏んだよ~。
でも結構いろんな方、女性のおひとりさまとか何人も入ってはいるんですよ。



お隣のラーメン屋さんにすれば良かったなあ。


しかし長崎っ子が博多でちゃんぽんを食べる企画、またそのうちやってみたい
と思います。

ごく普通にありそうな中華店のちゃんぽんにもトライしてみたいですね。


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あまりに違うふたつの試飲会

2012年09月14日 | ワイン ~2019年
本日も福岡まで出張してまいりました。


ふたつの試飲会がありました。





ひとつはI社。


約190アイテム!!!


そんな多くは感じなかったけど、リストの番号を見るとそうなんですよね。


いくつか仕入れアイテムも見つけましたが、一昨日も2社飲んでいるので、
何をどの順番で仕入れていくのかも大変悩みます。


最近、ずっと連続の試飲は足腰にきますねえ。



そしてその後はこちらへ。







なんか考えられない、不思議なL社の試飲会。


シャンパーニュの「ドラモット社」のワインです。

「S」マークの有名シャンパン「サロン」の会社です。(これ高いんです

新ラベルとなったお披露目だそうです。



まあ、めちゃ優雅で美味しいのですけど、こちらの出展は4アイテム。


えっ、本当に4アイテムだけ~???


そうなんですよ。
それをホテルの一室を借りて、豪華なアンティックシャンデリアの元、実に
優雅に味わうんです。





スタンダードのノンヴィン(NV)とブラン・ド・ブラン、2002年のヴィン
テージものと、ロゼの4アイテム。


何を意図してこんなじっくりとゴージャスな企画にしたのでしょうね。
多分ドラモット社がお金を出したからだと思いますが、通常では考えられない
設定です。

お土産が豪華パンフレットとシャンパンラベル4つ???
いただきました。(それをどうしろと???)





190アイテムと4アイテムのふたつのワイン試飲会。

すごい経験をしたと思いました。


お仕事としては前者なのですが、記憶に残るイメージとして後者の採算度外視
のパターンは「勇者」なんだなあ、とつい感心した次第です。


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何で福岡に来てまで・・・?!

2012年09月13日 | ちゃんぽん探索
どなたかのブログとかでは拝見していたのですが、長崎以外でちゃんぽんを
食べてみるというのはある意味長崎っ子にとって暴挙でしょう。


「コペルニクス的転回」というのかもしれない。



佐賀県で有名な「井手ちゃんぽん」が天神に出店したとのことで、
初めてのトライをしました。
「井手ちゃんぽん」自体は有名で知ってはいましたが、食べたことはありません。
佐賀県中心の数店舗のお店ですね。







オフィスビル街の路地?にあるのを見つけました。

何で福岡に来てまで・・・という思いはありますが、最近博多ラーメンは私の
中でいまいちなんです。


さあ、入店します。







これがメニューです。


お昼時、多くのお客さんで賑わっていました。


オーダーは「ちゃんぽん小盛」。
(大の男が情けない?)

でも並も小も麺の量は同じで、上に乗るもやしやキャベツなどの量が違うだけ
なんです。味はまったく同じです。
(特製はキクラゲと生卵トッピングらしい)






さあ、やってきました。


スープは豚骨系で、だからといってとげとげしさやワイルド感は少なく
上手にまとまっています。結構美味しいです。一緒に食べたMさんは
「古き良き味を思い出す」なんて。


長崎ちゃんぽんとの違いは、麺がやや細い、そして魚介類が入ってない
くらいでしょうか。


面白いですね。福岡でちゃんぽん。

ラーメンも良いのですが、新たなる指針が見つかったようで楽しみです。



そうそう、舌の根の乾かないうちに、本日もまた博多出張なんです。

ラーメンかちゃんぽんか、はたまた・・・・・???




仕事でワインに決まっとろうが!
ちゃんと仕事ばせんばよ~!!!



ということです。


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試飲会掛け持ち

2012年09月12日 | ワイン ~2019年
昨日は福岡にて輸入元2社の試飲会でした。


掛け持ちで走り回りました。


約250アイテムか?と思っておりましたら、300アイテムちょっとあったようです。






毎回出席しているMX社の写真はもういいです。上のはMW社のもの。


ローヌ地方の私の好きな「ポール・ジャブレ・エネ社」よりグエンナシェル
女史が来日。

いろんなラインナップを試してみました。







中でも・・・・・これ。





2003 エルミタージュ ラ・シャペル

すごいワインですが、「とてもタニックですね」と言うと、

「その分とても長持ちしますよ」と彼女。

「そう、50年ね」と私。

なんて感じでした。


このワインの古いのはホントに美味しいです。時間がかかりますけど。




そしてこの輸入元のもうひとつの目玉。






ブルゴーニュの有名ネゴシアン「ジョセフ・ドルーアン」。


写真の他にも、全部で27アイテム。


中でも2009 ジュヴレ・シャンベルタン 1er シャンポーの美しくきれいな
こと!

ドルーアンのワイン全体が、やわ肌でとても優しくて、羽毛やシルクのよう
なイメージです。決して濃くありません。パワーで押すワインではないの
です。

09年でも即戦力になるほどのいきなりの美味しさ。(でも長持ちするの?)


などなどと感じましたが、約300アイテムはさすがにきつい。

足腰がたまりませんね。

仕事ですから、美味しさや喜びよりも、正直かなり辛さもあります。


そしてもうひとつ。

試飲がすんだあとの「歯磨き」(歯ブラシ持参してます)が実はすごいん
ですよ。歯がタンニンで紫色になってますから。




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裏山鹿

2012年09月11日 | ちょっと怪しい
よく人が良いワインを飲んだ時に・・・

Facebookなどでは「裏山鹿(歯科)」とコメントしますが、本当に遭遇。


しかも写真まで撮れました。





思わずシャッターを切りました。


木陰からこちらを警戒しながら見ています。

結構でかかったです。




本日は福岡出張です。

輸入元のワイン会が2か所。

多分250アイテムくらいいくんじゃないかなあ。

戻りは夜ですが、サッカーには間に合わないかも。

でもジーコイラクを倒してくれることを期待します。
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9月8日、ワイン会での忘れものです。

2012年09月11日 | Weblog
<忘れもののお知らせです>


9月8日(土)当店のワイン会にての忘れものがありましたのでお知らせいた
します。







持ち主の方は保管しておりますので、ご連絡ください。

よろしくお願いいたします。


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アンブロワーズワイン会

2012年09月10日 | ワイン ~2019年
前々から念願だったアンブロワーズの特集。

いつかはやらねばと思っておりました。





結構集まっていますね。

<白>
1 2009 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ブラン

2 2005 ムルソー シャルム(これのみコシュ・ビズアール)


<赤>
3 2009 ブルゴーニュ ルージュ

4 2009 ヴォーヌ・ロマネ オー・ダモード

5 2009 ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ヴォークラン

6 2009 エシェゾー

7 2005 ヴージョ 1er レ・クラ

8 1999 コルトン レ・ロニエ


結構壮観です。

本当は白はコルトン・シャルルマーニュがあればよかったのでしょうが、
これはまたいつか。


3、4あたりでもこれだけ飲めば十分美味しくて楽しめるワインです。
(コストパフォーマンスはこちらが良く「買い」かもです)

しかし上のクラスを飲んでしまうと軽く感じてしまうから可哀相です。
でも残ったこれらのワインを後から飲んでも、十分美味しかったですね。


中でも心に残ったのはこれ。




5のニュイ・サン・ジョルジュ ヴォークランはやはりパワー系ではなくて球体的、
バランス、そしてビューティフル系だということ。他のヴィンテージでもそんな
傾向を感じました。あと数年待ってやるととても美しいワインになることでしょう。
今持っておかれると良いと思います。2015~2020年あたりがベストか。


7のヴージョもフィネスを持った果実味がギューンと伸びやかで、余韻も美し
いです。このワインは狙い目ですねえ。




あと、8のコルトンは厚みがありやはりアーシー。土っぽさとスパイシーで暴れ
馬的。一枚一枚皮が剥げるとその奥に甘美さが顔を出してきますが、タニックで
パワーがあります。もう1本あるので10年後くらいに白鳥になった姿を楽しみに
しましょう。


6のエシェゾーも十分に厚みがあり過ぎ、まだ中の様子はなかなか出てきません。
幼児虐待と言われそうですが、今飲んでおいて10年後の白鳥を楽しみにしま
しょう。エレガントです。




その後これらを追加。





USAカリフォルニアとオレゴン、そしてボルドー。


飲みすぎました。

反省しています。何であんなに遅くなってしまったのか・・・・・。

次回は時計を目の前に置いてやりますね。

ご参加のみなさま、お疲れさまでした。

ここまで同じドメーヌを比較しながらたくさん飲むこともそうないでしょうから、
私ももちろんのことでしたが、良い経験だったのではないでしょうか。

この造り手の美味しさも、ブルゴーニュの美味しさもご理解できたかと
思います。・・・・・えっ、飲み過ぎて分からなくなったって?



さあ、今月は生涯最高のアイテムとの格闘が待っているかもしれません。

明日11日からは試飲会やセミナーの出張が多いです。


ええ、戦いますとも。


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ワイン会のメインってどんなの?

2012年09月08日 | ワイン ~2019年

本日夜(9/8 土)はワイン会です。


これをお読みの方も、どんなワインをどんな予算で飲んでいるのだろうか?

とほんのちょっと気になる方もいらっしゃるかもしれません。



当店がどんなワイン会をやっているのか?
本日はそのメインのワインをお話したいと思います。


今回テーマは私の大好きなドメーヌ・アンブロワーズ。


どんな造り手かというと、






その中で旗艦と言われるのが「コルトン・ル・ロニエ(特級)」なんですね。



ではどのヴィンテージがすごかったのか?ということですが、
それは1999年です。


パーカー(ワイン・アドヴォケイト誌)によるこの年のアンブロワーズの評価は
これです。(画像をクリックしてみてください。)



「コルトン・ル・ロニエ」は94-97というとんでもない点数。



この年、他のブルゴーニュの「高得点ワインのみ」を見てみましょう。


<クロード・デュガ>グリオットとシャルム。現在1本5万コースです。




<ベルナール・デュガ・ピイ>幻のシャンベルタンは今、数10万円




<ジョセフ・ロティ>やはりシャルムとグリオット。



ジュヴレ・シャンベルタンの偉大なドメーヌ軍団はさすがに強いです。
どこも旗艦のワインは壮絶です。しかも超高価、幻のワインばかり!



そしてジュヴレ・シャンベルタン以外では・・・

<ジャン・グリヴォ>リシュブールが爆発。





億万長者のワイン<ドメーヌ・ルロワ>




最後に<DRC>ラ・ターシュを上回り(たまたまね)、リシュブールと
同ポイント!






表示されている価格は、現在のものとずいぶん違っています。

2001~2002年当時のものでしょう。しかもアメリカの初売り出し価格では
ないでしょうか。日本はもっと高いですね。DRCはこの価格から5~10倍
はしますよね。

もちろん点数だけで推し量れるわけではないのですが、だいたいの評価の
目安にはなります。このポイントはワイン界全体に大きく影響しています。


現在のこのアンブロワーズのコルトンは評価の高さゆえ3万円程度はします。


他にもヴォーヌ・ロマネやヴージョ、そして看板のニュイ・サン・ジョルジュ
のヴォークランなどいくつも飲んでみたいと思っております。ヴィンテージは
2009、2005、1999などいずれも大当たり年です。7アイテムほど飲みます。

というわけで、会の様子はまた後ほど書くことにしましょう。


最後に。

キャンセルがあったので、あとひと席なら大丈夫です。
ご連絡いただけましたら何とかなりますので、これをお読みの方で。飲みたく
なりました方はすぐにご連絡ください。会費は4000~5000円で予定しております。
夜の8:30~開始ですよ。


大好きな造り手で、私自身がすごく楽しみなのでつい書いてしまいました。
ネタバレを我慢できずに書くのも初めてですね。それだけ興奮しているの
かもです。



・・・・・と書きながら飲むのは、昨日開けたワインの残り。
でも結構美味しいとです。

毎日ワインが美味しく飲める幸せ。オオ~


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とりあえずの勝利

2012年09月07日 | ワイン ~2019年
サッカーUAE戦、何とか勝利です。


本日の注目は本田選手。


その存在感はバッチリなんですが、あまりに強いゆえに、そしてフィジカルも
強いがゆえに、自分で何とかしようとチャンスを作りもする半面、ボールを
持ち過ぎて、チーム全体としてのチャンスを逸してしまうことがあります。


中村憲剛選手に代わってから(彼はまわりをよく活かすタイプ)ボール離れが
早くなって、リズムが出来得点につながりました。


個人技とチームプレイのあんばいがキーポイントなんでしょうね。



今日(もう昨日)は気合いを入れにエイジヤへと向かいましたが、なぜかお休
みでした。(なんでだろう?)他のお店に行く気になれず、家に帰ってうま
かっちゃん(久留米味、ちょっと軽いんだよなあ)にしました。でも勝ったから
いいですかねぇ。




さて、今夜の試飲はこれ。





2011 ラモン・ロケッタ CS
  (スペイン、カベルネ種、赤、千円台半ば程度)


香りはプラムやハーブ、甘草が来ます。ジリジリと焼けるようなスパイシーな
ベリー、井戸のコケやセルロイド、クリーニングセーターなども。


味わいは濃いです。暴れているとまでは言いませんが、元気いっぱいで
深みもある果実味、しっかりとタンニン。酸もそれなりにあります。

バランスとしてはややタンニンが多いかなあ。
でもやたらとまでは強すぎず、しっかりと骨格となっています。

悪くはありませんが、個人的にはもっと果実味がタンニンや酸を支配している
ような重厚さがあった方が好きです。(ミシェル・ローラン派?)
その方が受けも良いでしょう。


ちょっと堅物でハーシュなイメージです。もう少し肩の力を抜けるような
ワインや、そして日本代表が良いでしょう。


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すごいインタビュー

2012年09月06日 | ワイン ~2019年
今日はテレビのインタビューを見ていて噴き出した。

地元のケーブルテレビの番組でお盆に行われた「精霊流し」を中継したような
内容のものだった。


長崎県人以外の方に説明しますと、「精霊流し」はお盆に来た霊を8/15に
精霊船を作り、西方浄土へ送るというお盆の行事です。爆竹やら鐘の音やら、
やたらとうるさいのが当たり前です。(魔除けのために爆竹を鳴らす習慣)



で、どんなインタビューだったかといいますと・・・、


鐘をたたいていた小学生くらいの子ども(耳栓をしている状態)に向かって

「耳栓をしていて、私の声が聞こえますか?」とまず聞いていました。


さらに「なんだろ?」と思って耳栓を外したその子に、

「精霊流しはうるさいですか?」とたたみかけた。


・・・・・すごいですよねえ。



もちろんうるさいから耳栓しているわけですよ。

一瞬、「芸」なのか?とすら思ったよ~。





さて、我らがV・ファーレン長崎ですが、カマタマーレ讃岐に4-2での
勝利!!!

しかも終了間際に逆転されたのを、取り返し、ロスタイムに逆転、さらにダメ
押し点と最高のワクワク展開だったようだ。


いいね~。首位と勝ち点2差。しかも試合数が一試合少ないから逆転できる。


ただゃ~し、本日の観客数が679人とな!!!


平日の振り替え試合だから仕方ないけど、でもこの人達は素晴らしい内容の
試合を見ることができたようだ。興奮しただろうなあ。



この観客数で9/17(月、祝)には1万人を集めるという。


大丈夫か?!






さて、今夜は勝ったので祝杯ね。






2011 ピニョレット ヴィーノ・フリザンテ(テッレ・チェビコ)
  (伊、ピニョレット種、白微発泡、千円台)


香りは青さのある柑橘、セルロイドや青草、ハーブ、桃など。

味わいはまず微発泡です。やや甘めのフルーツ、桃やマスカット的果実味が
押し寄せます。「うわっ、甘いのか?」と思うと、そこまでしつこくない適度
な果糖的甘さと、泡によるさわやかさ、そして泡によるドライな切れ味。

でも僅かに甘さは残ります。一般的には結構受けが良いんではないでしょうか。


ふと入れてもいいかな?と思うのだけれども、正直私個人の好みではないんだ
よねえ。やや甘泡かあ、ドイツのゼクトでも良い気がするなあ。


さて本日も日本代表のサッカーの試合ですね。


気合いを入れましょう。



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完敗なので乾杯

2012年09月05日 | ワイン ~2019年
ヤングなでしこ(U-20)のW杯すごかったですねえ。


ドイツが強い強い!


さすがに本日は完敗。

3位決定戦を楽しみにしましょう。

でも柴田選手結構やりますよね。男子の香川選手みたいになるのかなあ。


なになに、気合いラーメンを食べなかったから負けたって???


いや、そうかもしれませんね。(笑)

次の試合前には食べに行きましょう。


ところで最近「うまかっちゃん」に「魚介とんこつ味」が出ているんですよ。

どーでもいいお話です。



完敗しましたので乾杯といきましょう。


今夜はこれ。





2011 コッリ・ヴィチェンティーニ ピノ・グリージョ、ガルアネーガ
  (伊、ピノ・グリージョ、ガルアネーガ種、白、千円とちょっとくらい)

香りは青草や酸っぱめの柑橘や白い花、ビニールやセルロイドなど。


味わいはさわやかで、ちょっとだけの厚み。酸は良いけど、何かが物足り
ない。先日飲んだこのシリーズの赤よりは出来が良いと思います。
でも何かが足りない。


温度が上がってくると、厚みのもう少しは感じたり、風味の厚さも気持出ては
くるのだけれども、弱い気がします。
この微妙な弱さを実は「儚くて良いな・・・」と思ったりもするのですが、
それこそ思いこみだけの世界になってしまうので、採用は出来ません。


そろそろ当店のラインナップも充実する季節です。
多分第2週あたりからがすごいことになりそうです。


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王道とひとこと

2012年09月04日 | ちゃんぽん探索
ちゃんぽんを食べたいぞ!


悩んだ末にこのお店に来た。





「江山楼 新館」。
長崎でちゃんぽんで、となるとこのお店は王道だろう。


知名度も来客数もほぼ最高ではないだろうか。

このお店のちゃんぽんを食べたのは20年以上の昔かな?



そんなわけで、ちゃんと確認をしておきたい。

いろんなちゃんぽん食べる時の基本軸、基本値となるものを体感しておかねば!

ということで「ちゃんぽん(並)」をオーダー。




やってきました。





特製ちゃんぽんも(上ちゃんぽんも)あるようだけれど、そんなんはどうでも
良い。基本のもののスープの味わいをしっかりと刻みこんでおかなければなら
ない。それにしても人が多いなあ。さすがに繁盛店はすごい。


特徴はスープがやはり美味しい。鶏ガラのようだ。
あっさりのように感じても、コラーゲンのちょっとしたベタベタ感が唇に付く。
ちゃんとしたエキス分と旨味が素晴らしい。
麺はちゃんぽんにしてはやや細めか。単純な油ベタベタとは違う。
ただ、840円はちょっと高め。600円程度だとありがたいかなあ。


スープを飲み干して完食!!!


店員さんが食器を下げに来た時に、「きれいに全部食べていただいてありがと
うございます」とひとこと言ってくれた。

えっ!っと思わず驚き。

ラーメンもちゃんぽんも、たいていスープまで全部食べるけど、今まで
そんなこと言われたことがなかったし、ちょっと嬉しいな。


これをご覧のちゃんぽん店やラーメン店の方々、このひと言って、しっかりと
味わったお客さんからしたらとても嬉しくて報われた気になりますよ。
「使っていいかも!」ですよ。

特にこのお店の場合は長崎の印象としても良くなると思います。



そしてその後の喉の渇きも強くなかったのも良かったと思います。

ラーメンばかりじゃなく、もう少しちゃんぽんも書いていきたいと感じました。


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興味本位と島おこし、町おこし

2012年09月03日 | Weblog
近所の映画の撮影をちょこっとだけ覗いてみました。





水辺の森にて。


広場にはこんなテントが張ってあって協賛やスタッフや出演者が準備中。






ギネスに挑戦というのはこんなレールを敷いてありました。







すでに受け付けは終了で、エキストラ出演叶わず。




まあいいかっ。


封切りを楽しみに待ちましょう。

そして映画のロケ地、特に池島をまた訪ねてみたいと思います。




長崎県にはたくさんの離島といわれる島々があります。


どうやったら「島おこし」そして「町おこし」ができるのか、長崎県自体、
長崎市自体、それぞれの町や商店街ですら、全員が知恵を絞って意見を出し
合って考える必要があります。

この映画もその一環の役割を負っています。


基本としてまずは人口が増える術を。

首都圏一極集中の逆現象を起こさせる魅力が必要なんです。


地元商店街の町おこしの妙案すら出せない私として、さらなる大きな問題解決
はとても難しいと思いますが、それでも何か考え出せればなあ。


少なくとも芸術家の方々は、地方都市にてその環境下で作品を作って、ネット
や情報発信をしていくことは意義があることかもしれないですね。



これをお読みのみなさま方も、地元に住む人が増えるような妙案が浮かびまし
たら、ぜひとも発表していただきたいと思います。
もちろん一時的でない方が望ましいでしょう。


地方都市の、そして離島と呼ばれる地域の方々の上手くいくキーワードを見つ
けることが出来たならノーベル賞ものかもしれませんよ。
・・・・・って無責任でしょうが、自分自身の力ではとてもとても力及ばずで、
もどかし過ぎてついつい愚痴ってみました。


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えいがのさつえいが

2012年09月02日 | ワイン ~2019年
いよいよ9月ですねえ。なんか早いと感じます。


今月はいくつも試飲会が入っております。出張が多そうです。

それだけ良いワインと巡り合うチャンスなわけですが、体調管理もしっかりと
しなくてはなりません。シャキッ



9/8(土)夜の当店のワイン会ですが、ポツポツと参加表明も集まり、残り席も
少なくなってまいりました。お迷いの方はお早めにご決断ください。
参加して後悔された方は今まで誰もいませんので(多分?)、初心者とか
そんな垣根を乗り越えてどうぞおいで下さい。楽しいですよ~。


あと、デュデ・ノーダンの古酒インデントも週明けには輸入元へオーダーを
出しますので、本日にて〆切ります。よろしくお願いいたします。



さて明日はどこへ行くのか。


確か近所で映画の撮影が・・・(これってダジャレ?)


「池島譚歌」ですね。


何でもレールを1キロ敷いてカメラを走らせるそうです。

池島や炭鉱好きに取ってこの映画はとても楽しみです。




今夜はこれ。





2010 タパス テンプラニーリョ
  (スペイン、テンプラニーリョ種、赤、千円台)


香りはベリーやプラムも少し。赤~黒の中間的なベリー系。
揮発性でややスパイシーさも出ています。


味わいは価格としてしっかりと濃いめでまろやかで果実味が充実。そしてやや
スパイシーさがあります。まとまり良くきれいなタンニン、酸を感じます。
とても健全な若いワインでしょう。
十分美味しのですが、コスパが微妙なところです。
200~300円程度お安いならOKなんですよね。


そんなこんなの9月。がんばりましょう。


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疲れた上にまずいワイン

2012年09月01日 | ワイン ~2019年
今夜はブルームーンだとか。(8月中に2回目の満月らしい)


しかし月を愛でる余裕もなく、月末業務。

ホント月末は嫌いなのさ。


もう少し手を抜くことも出来るんだけど、私は毎月、各ワインの在庫を当って
います。在庫数を把握し、次の月始めの仕入れの参考にしたいからです。

あと、仕入れた各アイテムに対する自分なりの声掛けのようなもの、愛着と
責任感ってところかなあ。意外とワインたちと心の中で対話したりしています。
こんなこと書くとちょっと恥ずかしいですけどね。


もちろんビール類や清酒、焼酎など酒類は全部棚卸しです。



でも本日はお昼に「ラーメン家 政」に行きました。

夜のための元気注入をしましたのでがんばらねば!なんですよね。




さて、ひと仕事終えるのはいつも午前様です。



今夜はこれ。







2011 コッリ・ヴィチェンティーニ メルロ
   (伊、メルロ種、赤、千円台)


ラベルには「ロミオとジュリエット」と書いてあります。
ヴァレンタイン用アイテムなのでしょうか。


まず香りですが、フランボワーズ、オレンジピール、焼けたレンガっぽい
赤土、軽めですが赤茶けたそんなイメージです。


味わいは軽めで、エキス分不足、お手軽ワインの味で旨味もペラペラ。
さらにちょっと軽い苦み、青さ、茎から来る?そんなイメージで、これでは
いけません。お客様に喜んでいただけないと思います。

もう少しレベルの高いワインを期待していただけに残念です。


とある輸入元からお試しセットを取ってみて、1本づつ試しております。
当たりのものもあるようですが、どこか微妙。



9月はいろいろと行事があります。ほとんど「ワイン行事」です。

ワインをたくさん飲みたい方は私のそばにいると雨あられの様に降ってくる
んじゃないかなあ。(笑)



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