魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

アンブロワーズワイン会

2012年09月10日 | ワイン ~2020年
前々から念願だったアンブロワーズの特集。

いつかはやらねばと思っておりました。





結構集まっていますね。

<白>
1 2009 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ブラン

2 2005 ムルソー シャルム(これのみコシュ・ビズアール)


<赤>
3 2009 ブルゴーニュ ルージュ

4 2009 ヴォーヌ・ロマネ オー・ダモード

5 2009 ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ヴォークラン

6 2009 エシェゾー

7 2005 ヴージョ 1er レ・クラ

8 1999 コルトン レ・ロニエ


結構壮観です。

本当は白はコルトン・シャルルマーニュがあればよかったのでしょうが、
これはまたいつか。


3、4あたりでもこれだけ飲めば十分美味しくて楽しめるワインです。
(コストパフォーマンスはこちらが良く「買い」かもです)

しかし上のクラスを飲んでしまうと軽く感じてしまうから可哀相です。
でも残ったこれらのワインを後から飲んでも、十分美味しかったですね。


中でも心に残ったのはこれ。




5のニュイ・サン・ジョルジュ ヴォークランはやはりパワー系ではなくて球体的、
バランス、そしてビューティフル系だということ。他のヴィンテージでもそんな
傾向を感じました。あと数年待ってやるととても美しいワインになることでしょう。
今持っておかれると良いと思います。2015~2020年あたりがベストか。


7のヴージョもフィネスを持った果実味がギューンと伸びやかで、余韻も美し
いです。このワインは狙い目ですねえ。




あと、8のコルトンは厚みがありやはりアーシー。土っぽさとスパイシーで暴れ
馬的。一枚一枚皮が剥げるとその奥に甘美さが顔を出してきますが、タニックで
パワーがあります。もう1本あるので10年後くらいに白鳥になった姿を楽しみに
しましょう。


6のエシェゾーも十分に厚みがあり過ぎ、まだ中の様子はなかなか出てきません。
幼児虐待と言われそうですが、今飲んでおいて10年後の白鳥を楽しみにしま
しょう。エレガントです。




その後これらを追加。





USAカリフォルニアとオレゴン、そしてボルドー。


飲みすぎました。

反省しています。何であんなに遅くなってしまったのか・・・・・。

次回は時計を目の前に置いてやりますね。

ご参加のみなさま、お疲れさまでした。

ここまで同じドメーヌを比較しながらたくさん飲むこともそうないでしょうから、
私ももちろんのことでしたが、良い経験だったのではないでしょうか。

この造り手の美味しさも、ブルゴーニュの美味しさもご理解できたかと
思います。・・・・・えっ、飲み過ぎて分からなくなったって?



さあ、今月は生涯最高のアイテムとの格闘が待っているかもしれません。

明日11日からは試飲会やセミナーの出張が多いです。


ええ、戦いますとも。


コメント
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