魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ワイン会のメインってどんなの?

2012年09月08日 | ワイン ~2020年

本日夜(9/8 土)はワイン会です。


これをお読みの方も、どんなワインをどんな予算で飲んでいるのだろうか?

とほんのちょっと気になる方もいらっしゃるかもしれません。



当店がどんなワイン会をやっているのか?
本日はそのメインのワインをお話したいと思います。


今回テーマは私の大好きなドメーヌ・アンブロワーズ。


どんな造り手かというと、






その中で旗艦と言われるのが「コルトン・ル・ロニエ(特級)」なんですね。



ではどのヴィンテージがすごかったのか?ということですが、
それは1999年です。


パーカー(ワイン・アドヴォケイト誌)によるこの年のアンブロワーズの評価は
これです。(画像をクリックしてみてください。)



「コルトン・ル・ロニエ」は94-97というとんでもない点数。



この年、他のブルゴーニュの「高得点ワインのみ」を見てみましょう。


<クロード・デュガ>グリオットとシャルム。現在1本5万コースです。




<ベルナール・デュガ・ピイ>幻のシャンベルタンは今、数10万円




<ジョセフ・ロティ>やはりシャルムとグリオット。



ジュヴレ・シャンベルタンの偉大なドメーヌ軍団はさすがに強いです。
どこも旗艦のワインは壮絶です。しかも超高価、幻のワインばかり!



そしてジュヴレ・シャンベルタン以外では・・・

<ジャン・グリヴォ>リシュブールが爆発。





億万長者のワイン<ドメーヌ・ルロワ>




最後に<DRC>ラ・ターシュを上回り(たまたまね)、リシュブールと
同ポイント!






表示されている価格は、現在のものとずいぶん違っています。

2001~2002年当時のものでしょう。しかもアメリカの初売り出し価格では
ないでしょうか。日本はもっと高いですね。DRCはこの価格から5~10倍
はしますよね。

もちろん点数だけで推し量れるわけではないのですが、だいたいの評価の
目安にはなります。このポイントはワイン界全体に大きく影響しています。


現在のこのアンブロワーズのコルトンは評価の高さゆえ3万円程度はします。


他にもヴォーヌ・ロマネやヴージョ、そして看板のニュイ・サン・ジョルジュ
のヴォークランなどいくつも飲んでみたいと思っております。ヴィンテージは
2009、2005、1999などいずれも大当たり年です。7アイテムほど飲みます。

というわけで、会の様子はまた後ほど書くことにしましょう。


最後に。

キャンセルがあったので、あとひと席なら大丈夫です。
ご連絡いただけましたら何とかなりますので、これをお読みの方で。飲みたく
なりました方はすぐにご連絡ください。会費は4000~5000円で予定しております。
夜の8:30~開始ですよ。


大好きな造り手で、私自身がすごく楽しみなのでつい書いてしまいました。
ネタバレを我慢できずに書くのも初めてですね。それだけ興奮しているの
かもです。



・・・・・と書きながら飲むのは、昨日開けたワインの残り。
でも結構美味しいとです。

毎日ワインが美味しく飲める幸せ。オオ~


コメント (2)
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