魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

力強い年

2012年12月16日 | ワイン ~2020年
岡野雄一(ペコロス)さんのライブに行ってきました。


ベストセラー「ペコロスの母に会いに行く」という作者(漫画家)のライブです。

マンガのみではなく音楽も同様にやっていらっしゃって、情熱は同様に注がれ
ています。







本当はもともと「カフェ豆ちゃん」で個展をしたり、ここでコーヒーを飲む
時に、パラパラと自費出版のマンガを読んだり、というのが原点でした。






それが時代にマッチしたのか、大ブレイクして映画の製作まで持ちあがり、
注目を集めて始めました。



間違いなく来年、2013年は全国区で時の人となります。
本や映画の勢いでぐっと来ること確実な方です。
来年はこの岡野さん(ペコロスさん)が力強く踏みしめる年となります。
覚えておいてください。

60歳過ぎても面白いことが起こるというのを目の当たりに見せてくれます。
人生って面白いなあと実感できるんです。



そして忘年会へ。


ライブの余韻で飲み会をやって・・・・・、さらに帰宅して寝酒に飲むのはこれ。






2005 Ch.フルール・オー・ゴサンス
  (仏、ボルドー・スペリュール、赤、千円台後半)


プラムやブラックベリー、クレヨンやキューピー人形(セルロイド)、黒土、
キノコ(しめじ)、古い牛革など香ります。


味わいは濃くやはり沈んだ重さがあります。この価格とは思えないほどの
ウェイト感があり、タンニンはしっかりとあり、重たい果実味とバランスして
います。やはりこの年のすごさを物語っています。

やはり「世紀のヴィンテージ」となるでしょう。

高級ボルドーの2005年ものが欲しくなりますね。


岡野さんにしても、ワインにしても、力強い年とはこうしてくっきりとした
足跡を残していくのでしょう。


力強い足跡って素晴らしいですね。


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Single Again

2012年12月15日 | ワイン ~2020年

最近は年賀欠礼の葉書が何通か届く時期です。


本日は学生時代のひとつ上の先輩から「Single Again」という葉書が来ました。

なんでも離婚して住所が変わったそうです。

奥さんも知っていただけに「何だかなあ~」って気分。


世は「離婚率が高くなった」というのですが、私の周りでは“さもありなん”
状態が続いています。


しきゃ~~~~も、その後、若い奥さんをもらっている年の差夫婦が案外多い
ことに気付かされます。結婚、離婚歴も何度も・・・という猛者もいらっしゃ
います。不思議と尊敬に値します。


そんなんで良いんでしょうか???

特に芸術系の方には多いような・・・・・



みんな~ 大丈夫か~!

とも言いたくなります。(ゼイゼイ


そう、確かに世の中は移りゆくものなのでしょう。






心落ち着けて、今夜はこれ。





最近世の中では俺の〇〇とか「俺のなんとか」というネーミングも多いよう
です。そこで今夜は「俺のワイン」ではなくて・・・・・


2005 オレノ(Oreno)
  (伊、トスカーナ州、赤、8千円程度)


何でこんな高いのを飲んでるの?
と思う方もいらっしゃるでしょうから、ネタばらし。昨日からの2本は輸入元の
営業の方が、ちょびっと残った高級ワインを持ってきて、残りは飲んで下さい
と置いていったボトルです。(伊の高級ワインは滅多に飲まないです)


さて、テイスティングいきましょう。

香りむんむんです。黒っぽい土、プラムやブラックベリー、キノコ、葉巻
ブラックペッパー、シナモンやオレガノ、バジルなどの香りも。
まあ黒々としています。


味わいは、当然濃いです。重いです。
ぐぐっと来る重たい果実味、重厚なタンニンと広がり。
口の中がそんな風味で充満します。その中に黒系の旨味(黒糖のような)、
がぐっと現れてきます。その太さや余韻もスケールが大きいです。
シリアスな面もありますが、さすがに美味しい。


あ~、 軽いピノも飲みたいなあ~。


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欲張りさんの願い

2012年12月14日 | ワイン ~2020年
最近は市内どこでもいろいろと配達に出かけています。

お歳暮の配達が意外とあるとです。



たまたま東長崎方面へ行きましたので・・・

お昼は当然これかと。

というかお昼を目指して遠征(出撃)しているといっても過言ではありません。







「ラーメンわげ」の基本の白ラーメン。


やはり美味い!


福岡の「西谷家」くらい濃いです。

ここまで進化すれば福岡や久留米に求めなくても十分だと思うくらい良い出来
だと思います。ここの味は長崎人として自慢して良いですよ。

贅沢をいえば「かんしゃく魂」のシャキッと感と融合してくれたら最高です。

麺の食感が固めのオーダーだったので、ちょっとぬめっとしたところ。
これが歯切れが良くなれば言うことありません。パーフェクトでしょう。




さて、今夜はふたご座流星群らしい。


夜空を見上げたらふたご座の方向とは違ったけれど、流れ星を見ました。

お決まりの「世界が平和でありますように」と願います。




そんな夜はこれ。






2005 ポッジョ・アル・ルポ
   (伊、カベルネ種主体、赤、6千円程度)

以下、2004年ものを飲んだ時の感想。

---------------------------------------------------

香りは黒糖、プラム、ブラックベリー、黒土、ドライフルーツ、
コーヒー、ココア、そんな厚手の沈んだ香りです。

味わいは凝縮した果実味がしっかりとした広がりをみせ、エキス分
が舌にまとわりつき、重さとブラックチョコの濃厚な風味がずしんと
きます。深い味わい。

ボルドーや沈んだ感じがお好きな方には、かなりの満足度でしょう。

---------------------------------------------------

まさにぴったりです。

やや気持ち酸が強め。

2005年も同様のキャラクターでしょう。



もう一度、別の願い事をしたいので今からまた空を見ることにしましょう。

欲張りさんですねぇ。


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野母崎穴場の店 夜の部

2012年12月13日 | 美味しいもの
先日食べたこのお店を書いておかねば。


お昼は何回も食べていますし、このブログでもご紹介しておりますが、
夜は初めて。


長崎市脇岬町(野母崎)にある「ふるさと料理 にしむら」。


夜しかないメニューがあるとです。


それがこれ。





「佐賀牛ステーキ御膳」1900円。

ステーキがメインでドーンと主張しているだろうと思えばそうでもない。
他の食材もしっかりとポジショニングして彩られていました。



肉がひとり分しかないとのことで、もうひとつはこれ。





「天刺し御膳」1625円。



豪華ですよ。


面白いのは写真の真ん中にある「亀の手」と呼ばれる不思議な貝類。
これが面白い。(スペインでは高級食材だとか)


味噌汁にはカラス貝など通常はなかなか食べられない食材が出てきます。
これはお昼も出るかもしれません。



御主人も気の良い方でいろいろとお話ししましたよ。


ランチの方がコストパフォーマンスは高いとは思いますが、夜は御主人と語る
には良い。美味しい海の幸、海の側ならではの情報が聞けることでしょう。


ここでお昼を食べ、樺島めぐりをして、帰りに軍艦島資料館というコースは
おすすめです。

野母崎漁港周辺も実にのんびりとしていて好きです。
「海の健康村」のお風呂400円も良いですよ。




昨晩からの2005年ボルドーを飲んでいます。

疲れた体に沁み渡ります。



さて、明日も遠方まで配達です。
多分矢上(東長崎)方面です。
どこの美味しいものへと呼ばれましょうかねえ。

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大活躍のGH

2012年12月12日 | ワイン ~2020年
いや~毎日寒いですね。

こんな日々には大活躍のアイテム「GH」。


おいおい、GHってなんだよ?

・・・・・


これさ~。








バイクのグリップヒーターね。

暖かいんだよ~。
多分これがないと冷たくてやってらんない!と思う。


ただし、手のひらは良いんだけれど、外側の手の甲は冷たいんですよねえ。

時々裏返しにグリップを触りたくなりますが、危険なので出来ません。



昨日は女神大橋を渡りました。気温5度、風5mとか表示が出るんですよ。


車(四輪車)が寒くはないのですが、可能な限りバイクを使っています。

車でひと仕事する間に、バイクだとふた仕事出来ますからね。

それくらい機動力は抜群。だからバイク。だからGH。







さて、今夜はこれ。

安ボルドーです。






2005 Ch.ラロッシュ・ベル・エール
   (仏、ボルドー、赤、千円台半ば)


香りは沈んだ暗めのベリー、プラムやちょっと干しブドウ、日陰の植物に、
井戸の苔、レンガやドライフラワー、土、しめじなど。
それは偉大な年であるがゆえでしょう。


味わいは沈んだ黒系の果実味、これがとてもしっかりとたストラクチャー。
価格の割には目が詰まった果実味、細かいがしっかりと詰まったタンニン。

よく出来ていると思います。さすが偉大な2005年もの。

やはりこの年のものは大いに買って、ストックしておくべきでしょう。

しかもこのお安い価格帯だったら、もう美味しく飲めると思います。


やはり2005年ボルドーはとんでもなくすごい年なんでしょうね。
(ブルゴーニュ赤ももちろんそうです)

市場から消えないうちに、ちょっとでも買えるうちに買っておくのが賢明
だと痛感します。もちろん82、90、00、09年も素晴らしいですけどね。

偉大な年のワインを飲むと心もホットになります。

さあ、がんばりましょう。



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どっちがお得?

2012年12月11日 | Weblog
ワインシーズンです。一年で一番重要が高い時期となりました。

ぼちぼちとはお買い求めいただいておりますが、これからのお歳暮やクリスマス、
忘年会、お正月、お年賀などなど、お使いいただける用途は多様です。
お早めにお求めくださいね。



さて、今日は変化球をいってみましょう。


とあるメーカーさんからサンプルで頂きました。
何でも高血圧に良いらしい。


「黒汁」。これです。






能書きはこちら。






ちゃんと高血圧に効けばそれはそれで素晴らしいとは思います。


毎日飲まなければならないとのことで、そうなると気になるのがお値段。

1本200円以上するらしい。


今病院に通ってもらっている薬がだいたい4週間分で診察料を含めて2000円
くらい。


これを飲むと6500円くらいはしてしまいます。


このドリンクが仮に効くとしても・・・・・、実はとても不味いんだよなあ。

味は黒豆の煮汁と黒ゴマの風味で、とても350ml飲もうとは思わない。
50mlくらいでギヴアップ。精神衛生上良くないよ。


それでも薬を飲まない方がお得なのでしょうか?


何か悩ましげだなあ。メーカーさん、ちゃんと考えてるぅ~???

どうせならサプリメントのような錠剤型にしてほしいです。


本日は変なお話でごめんなさい。


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へたれにも温もりを

2012年12月10日 | ちゃんぽん探索
お昼すぎ雨も止み、小浜温泉を目指しバイクをスタートさせた。


こんな寒い日にはしっかりと体を温めたい。


しきゃ~し、日見トンネルを抜けたあたりで、もう寒くて「このまま小浜まで
もつだろうか?」と自問自答。

初雪は降るは、気温も6~7度程度か。


寒か~~~!!!


・・・・・そうだ。


勇気ある撤退だ!

(ホントはへたれという)


バイクをUターンさせ街中へと戻っていきました。





小浜ちゃんぽんは食べられなかったので、こちらを。









いくつかトライしたいお店があるのですが、悩んだ末確認を込めて
「喜楽園」さんへ。


ここは年配向けのお店、待たされるお店としても有名。

そしてもう少しだけ問題があるんです。

レンゲは申告制で出してはくれる。紙ナプキンやティッシュすらテーブルになく
申告制だ。これってどうでしょう?
有名店で観光客も多いだけにもうちょっとそのあたりを・・・ね。


味だけど、優しくてとても美味しいし、ちょっと甘めなのがとても長崎らしい。
この甘さこそ長崎のシンボルだとも思う。このスープは好きだ。
ちなみに700円はちょっと高め。でも中華街のすぐそばだからそんなものかな。


長崎市では温泉は遠いけど、ちゃんぽんの温もりはすぐ近所にあるんですよね。


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ぎりぎりセーフ!

2012年12月09日 | ワイン ~2020年
今日は寒かった。


バイクで配達で滑石方面まで遠出して、帰り道に恋しくなって寄ったのがこちら。







長崎市岩川町の「かんしゃく魂」。


やっぱいいね。このラーメンは味がシャキッとなって満足させてくれます。
替え玉もしてしまいましたが、そこまで食べさせる魅力があります。


本日は私が入店後、間もなくもうひと組(数人)が入店後、すぐに昼の部が
終了しました。何とか滑り込めてラッキーでした。
ぎりぎりセーフを目の当たりにしました。




さて、寒い夜はこれ。






寒いのに白を飲んでいます。


2010 Ch.ボーボワ エクスプレッション(コスティエール・ド・ニーム)
 (仏、白、千円未満)


セパージュはグルナッシュブラン、ルーサンヌ、ヴィオニエ種です。

香りは柑橘や青草、白い花やミネラルなど。

味わいはとてもすっきりとフレッシュです。水っぽくはなくミネラリーで
ドライで、ちょっとうつむき加減な内向性や秘めた感があるものの、ちゃん
とさわやかさと主張は持っています。

輸入元のセールで買ったので、コストパフォーマンスは当然のごとく良いのです。
ステンレスタンクなのか、樽はほとんど感じないので、寿司、刺身などにも
対応できることでしょう。

フレッシュでお買い得な白ワインだと思います。


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久々に買った

2012年12月08日 | ワイン ~2020年
何年かぶりに「名酒辞典」を買いました。


これこれ。





ワインマニアのバイブル?です。


ソムリエとかアドバイザーとかなりたい方は、まずこの本を読むことです。

トイレの中でもこの本を読んでいるかどうかで試験の合否は決まるといっても
過言はないでしょう。(ウソ)



さて、最新号はやはり厚みも増して重たいです。


いろんなワインの価格が変わっていますねえ。大抵高騰して買える額ではなく
なってきているのが一目瞭然です。

中でもボルドー有名シャトー、一部のブルゴーニュなどなどはすごい価格です。


もちろん私は実務でいろんなリストを見て知っているわけですが、一般の方には
この本が一番分かりやすいでしょう。

みなさまも「買え」とは申しませんが、立ち読みくらいしてると面白いと思い
ます。でも重いので、ずっと立って、持ってられないかも。




さて、昨日は夕方から突然豪雨になって、バイクで配達していたのでずぶ濡れ
になりました。水も滴る良い男でした。

全部着替えないといけなくて大変でした。

それでもワインを待っている方がいるかと思えば、がんばるんですよ~。



ところでフランス人の年間ワイン消費量は、成人1人当たり57リットルだそうです。
普通サイズのワインボトル(750ml)に換算すると76本です。

私の場合、当然それ以上楽勝で飲んでおりますが、みなさまはいかが?

良い子は平均を押し上げるようにがんばってください。


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甘い誘惑

2012年12月07日 | ワイン ~2020年
先日書きました「拉麺御殿団」(長崎の5店舗のグループ)のサービスデー
でしたので、「ラーメン柊(ひいらぎ)」さんへ。






久しぶりの「あおさラーメン ストレート麺」で。


みなさまにひとこと申し上げましょう。

ここのあおさラーメンはとても美味しいですが、必ず「麺はストレートで」
というひとことを添えてください。黙っていますとちぢれ麺で出てきます。


昨日はチャーシュー3枚トッピングサービスです。
この甘い誘惑はサービスは本日までですよ。







もうひとつ記念写真。当店の一番古いワインです。





1929年のスペインワイン。(第二次大戦のきっかけとなった世界恐慌の年)


年代ものの割にはラベルはきれいですね。もう手元からなくなりますので
記念にのっけておきましょう。新聞紙に包んでおいたのですが、その新聞は
2001年のものでした。





さて今夜はこれ。





ラーメン屋さんの甘いサービスついでに甘いワイン。


2009 タウロッソ プリミティーヴォ
   (伊、プリミティーヴォ種、赤、千円未満)

柑橘を含みながらも熟したチェリーやイチゴ。スウィーツのようでもあり、
バタークリームをも思わせる香り。


味わいは、まず甘い。最初は甘めで攻めてきます。
開いて時間が経ってくると(30分以上)徐々に慣れてきて、美味しい果実味
へと感覚が変わり、甘くても平気で受け付けてきます。

これは冷やして飲んでも良いかもしれません。甘いものと組み合わせても
相性は良さそうです。すき焼きにも良いかもなあ。
そんなイメージです。甘い誘惑のワインです。
もちろん甘いの苦手の方にはおすすめしません。


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久しぶりのちゃんとしたボルドー

2012年12月06日 | ワイン ~2020年
まずは告知。

私の応援している本と映画「ペコロスの母に会いに行く」関連です。



本日 午後1時05分~ (13:05~)

Eテレ(NHK教育、長崎んもんはチャンネル1)の“ハートネットTV”にて
「みつえとゆういち ―親子で紡ぐ“認知症”漫画―」 が、再放送されます。

数日前に本放送はあったのですが、とても良かったのでぜひご覧ください。


この60才を過ぎた岡野さんがいらっしゃるからこそ、私もがんばっていられ
るエネルギーを与えてくださる方なんですよ。



ところでこのブログのカテゴリーですが「ワイン」があまりに多過ぎたため、
分けることにいたしました。今年までの分を「ワイン ~2012年」といたします。


来年からは「ワイン 2013年」ということにてスタートいたします。


過去記事を年ごとにすれば良かったのかもしれませんが、振り分け作業が大変
なので、2013年度から年ごとにいたしましょう。




さて、そんなわけで今宵も飲んでます。

久々のちゃんとしたボルドーですよ。






2009 Ch.ラランド・ボリー
  (仏、ボルドー、サン・ジュリアン村、カベルネ種主体、赤、4千円程度)

有名シャトー、デュクリュ・ボーカイユのオーナー、ボリーさんの持つ別シャトー。
格付けではないけど、それくらいの評価がある。


さて、香りは「おおぉ、ボルドーばい!」という香り。ってなんだよっ!

プラムや熟したブラックベリー、エンピツの芯や杉、井戸の苔、このあたりを
感じるとボルドーチックさの指標でしょうか。絵具やクレヨンなどもあります。


味わいは、明るさと落ち着いた重さ(暗さ)両方を持ち合わせた果実味、
エレガントで特に重たさは感じません。割とボルドーの中では早くから
開いて華を感じることも出来るでしょう。


一見軽めかとも思いますが、案外この果実味はしぶとくて、じわりじわりと
エキス分を感じさせてくれます。



2009年のボルドーは1年に1本とかのペースで、ゆっくり、じっくり味わって
いきたい感じがします。
良い年は焦らずじっくりといきましょう。


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新しいリスト(年末年始号)配信します。

2012年12月05日 | ワイン ~2020年
私の大好きなサッカー選手「ゴン中山」こと中山雅史選手の引退発表があり
ました。

中年の私としてはちょっと寂しいな。


彼のW杯での骨折しながらもプレイした姿は感動しました。日本人初ゴールも
決めたし、彼の闘志を受け継いだのが「難波のゴン」と呼ばれ、現在は「V・
ファーレン長崎のゴン」こと中山悟志選手でもあります。

長崎のゴンのプレーに助けられV・ファーレン長崎はJ2昇格が出来たんです。


もしかして、彼(ゴン雅史)がV・ファーレン長崎にやって来て、長崎のゴン
と同じピッチに立ったらなあ・・・・・という夢があったのですが、やはり
辛いかなあ。


でもゴン雅史は未練たらたらと言っていましたし、長崎に来てくれたらという
夢は捨てずにおきましょう。





さてと、新しいリスト(お奨めワインのご案内)を書きました。
年末年始号です。

添付ファイルにて本日より配信いたします。


ご希望の方はこのブログの右側、「ブックマーク」の「当店への入口です」と
いうところをクリック。メールアドレスがありますので、そこへリスト希望と
書いていただき、都道府県名をご明記の上ご連絡ください。
(遠方からなのか、ご近所や長崎市内の方なのかくらいは知りたいのです)

「多分買いはしないだろうけど、読むだけ読んでやってもいいよ」という方も
結構です。「興味があるアイテムが見つかった時だけ買うかも?」程度で十分
でございます。
添付ファイルの読めるメールアドレスをお知らせください。
Fax番号でも構いません。(A4サイズ2枚となります)





最後のおまけ。

先日登った山からの風景。





ここからはいつも下方に家や海が見えるのですが、雲が立ち込めていました。


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大らかさの大切さ

2012年12月04日 | ワイン ~2020年
今日はとある洋食のお店のシェフ夫婦とお話をしました。

何でも胃ガンが見つかって、胃を全摘出したそうです。驚きです。

その後は徐々に回復して、仕事にも復帰して、ぼちぼちとやっていらっしゃる
ようだ。がんばっていますねえ。



そのお店に、同じように数年前に胃を全摘出したお客さんがいらっしゃって
量が多めのそのお店のメニューを何度もぺろりと食べて帰られたらしい。
胃が見事に再生されているようです。

人間ってすごいものだなあとしきりと感心。



胃の病気の場合「ストレス」が大きな要因を占める可能性があるので、シェフ業
もかなりのストレスを感じる職種なのだと思いました。大変なんですよねえ。
このシェフもとても良い方なんですが、それでもストレスは襲ってくるのですね。


何といってもストレスをため込まないようにしないとなあ。
私のように?人間ある程度バカになるとストレスも少ないかもしれません。

あっ、いやいや、私の場合、これでも結構いろいろとストレスはあるとです
けどね。ただ、胃ガンまではいかないだけ良い方なんでしょう。


人間(人生)「体」が資本なので、皆様も十分気をつけてください。


夜には美味しいお酒で心を緩めて、ぜひストレス緩和をしていただくことを
提案いたします。


それには絶対に美味しいワイン。そしてその味を理解し、感じる大らかな心の
持ちようです。きっとそれが大切なんです。






さて今夜はこれ。






2011 クライン ムールヴェードル エンシャント・ヴァインズ
  (USA、ムールヴェ―ドル種、赤、2千円台前半)


香りはブラックチェリー、カシス、甘くパンケーキの小麦粉を溶いた時のよう
なイメージです。それにシナモンやジンジャーなど。


味わいはやや濃くて、アタックは柔らかめ。その後沈んだ感じの果実味、100年
を超える古樹のいろんな複雑味(黒土やきこのや湧きあがる黒系エッセンスの
旨味)のニュアンスが漂います。


最近ここは自然派やエコを感じさせる造りなので(太陽光発電とかも取り入れ
ているんですよ)、優しい果実味と古樹のニュアンスというスタイルになって
きています。


かつて、といいますか数年前までは、結構濃厚でごつごつとしたイメージで
それはそれで大好きだったのですが、最近なで肩的イメージも持ちつつ、
深みも出しているようなそんなスタイルに変わってきています。

きっと造り手さんが角が取れて丸くなったのでしょう。
大らかさがあるとインパクトは少なくなりますが、ゆるやかな人生は歩める
のかもしれません。せこせこしない気持ち、鈍感力、マイペースってそんな
ことも大切なんですねぇ。


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ちょっとしたご褒美

2012年12月03日 | 美味しいもの
無事ライブも終了し、美味しいものでも食べようかと・・・・・



そんなわけでやってきたのは「ラーメン わげ」(長崎市矢上町)。






最近は「お魚トンコツ」よりも、かなり濃厚になった普通の「白」がいい。

泡の立ち方、スープのような濃厚な旨味が広がります。

今度は海苔のトッピング追加をしてみたい気がしました。



さて、先日見つけたこの張り紙。





ちょっとお試ししてみました。


塩辛さは特に強くはなく、お魚の風味にちょっといろいろとスパイスやら
加えてあるようです。私の口が変だったのか(頭はいつも変ですが)、
ちょっと酸味も感じました。

本音は・・・最近基本のトンコツ(白ラーメン)がとても良く出来ているので
妙にいじくらないでも十分美味しいです。




さて、12月6、7日に「拉麺御殿団」のサービスがあるようですよ。






「替え玉し放題」と言われても、私の場合1回しか出来ません。
後から苦しく、体重増加を気にしてまで、何回もしようとは思いません。
いくら食べても大丈夫な方なら嬉しいでしょうね。ここ、わげさんでは
スープも足してくれますのでとんでもない量が食べられることでしょう。

私が狙っているのはそう、あの店。(秘密)





さてその後、「期待しながらもやっぱり店休のげんこつ家さんを通過し、
向かった先ではこんなのを発見しました。
(ところで最近、エイジヤさんも店休が多いのか振られてばかりです。大丈夫?)








「小浜ちゃんぽんマップ」の韓国版です。


国際的なんですね~。


豚骨ラーメンも国際的にマップを作るべきでしょう。
ちゃんぽんに負けるな!豚骨ラーメン!

身体には悪いけど???・・・・・心には良いよっ。


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あっという間の楽しい時間

2012年12月02日 | 音楽
今日まで音楽のおはなしお許しください。

明日からちゃんと・・・・・ラーメンのはなしを書きますから。
いやっ、ちゃうでしょ美味しいワインでしょ。



まずは本日「カフェ豆ちゃんライブ」にお越しいただいたみなさま、心から
御礼申し上げます。


私はお金を稼いでいるわけでもないので、多くの方に聴いていただけること
が何よりも嬉しいんです。


良かった方も、もの足りなかった方も、下手くそ~と耐えた方もいらっしゃった
ことでしょう。でも長い目で見てやってくださいね。少しづつ上手くなっていき
ますから。

まだまだステージ構成とかダメでしょうが、もっと素敵な時間にしますけん。


まずは「ひとりで挑む」というところからスタートしました。

人に甘えず、頼らず、全責任を自分で負いながらのチャレンジステージでした。


幸い暖かい方々に見守られ、何とか最後まで突っ走ってみました。


1時間ちょっと思っていたのですが、1時間半はやってしまったかなあ。

辛かった方もいたかもなあ・・・。オイオイ。

そのうち感想をお聞かせくださいね。
ダメ出ししても構いませんので。




さて、明日からはワインリストの作成を始めます。ちょびっとは書いているの
ですが本格的に書きます。


放蕩は済んだので、12月は真面目にお仕事をいたしましょう。

すごい曲でなくて、すごいワインのご紹介をします。
よろしくお願いいたします。


さて、今夜は安旨のこれ飲むぞ~。





平和と感謝でいっぱいの夜です。みんさん、ありがとう。


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