魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

もう少し時間が必要かな

2014年03月17日 | ワイン ~2019年
我らがV・ファーレン長崎。松本山雅戦でした。

みなさんご存知でしょうが、結果は引き分けね。


アウェー戦なので、引き分けでも良しとしなければならないのでしょうか。
ジャッジに怒っている方もいたようですね。

新加入の黒木選手も入ったばかりでいきなりです。
まだまだチームの連携、成熟に時間はかかるでしょうが、きっと良くなっていくと
信じています。

私はスカパーとか入ってないので見られずじまいで、もがいておりましたよ。


ところで浦和レッズの広島戦での応援で横断幕や旗の掲示が禁止された応援画像を
ニュースで見ましたが、正直、逆に新鮮でカッコイイと思いました。

旗は振りたい気持ちもわからないでもないけど、周りの人には邪魔で鬱陶しいです。

多くの人がユニフォーム着てるし、タオルマフラー持ってるし、何か十分のような気が
しました。応援の基本ってそれで十分じゃなかろうか、と感じたりしました。
(もちろん人それぞれのスタイルはあるんでしょうけれどさ)

注目のセレッソ大阪ももうちょっと時間かければ、どんどん強くなると思います。

どのチームもそうですが、成長を見ていくって楽しみですよね。




さて、今夜はこれ。





2011 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・シャルモット(アンドレ・アルノー・ショパン)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤)


輸入元のセールで買いましたよ。

香りはチェリー、スグリ、スモモなど。赤系の豊かさが支配的。

味わいは、結構ボリューム感がある豊かなフルーツにちょだけ酸が立っています。
フルーツが豊かでエキス分も結構あるので、そう気にはならない程度。
ふくよかで優しい果実味はとても心地良くさせてくれます。
若々しくてまだこなれてはいませんが、ピチピチとしてヴォリュームのある
味わいでとてもヴァリューを感じることが出来ます。

先日飲んだ同じ造り手の「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ」よりもかなり厚み
があります。
持っていて半年、1年と寝かせてもサッカーチームじゃありませんが、当然熟成して
まとまりも良くなることでしょう。

ニュイ・サン・ジョルジュ村のものですと、結構お高くて、普通は5千円程度はします
が、セールで仕込みましたのでお安くお出しいたします。多分3千円弱、2千円台後半
程度でいく予定です。お楽しみに。


☆ちなみにニュイ・サン・ジョルジュ村は「ロマネ・コンティ」で有名なヴォーヌ・
ロマネ村に接していて、すぐお隣です。このワイン、シャルモットの畑はロマネ・
コンティより1.5キロ程度の距離です。

もちろんできるワインは違いますが、ブルゴーニュの本場という意味ではド本場です。

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カレー疲れのランチパスポート

2014年03月16日 | ちゃんぽん探索
最近、カレー疲れだ。

のめりこみが激しく、スパイスばかり追い求めていたので、特に鼻、嗅覚がとても
疲れている。

カレーを新鮮に楽しむためには、逆にちょっとだけでもカレーから遠ざかる方が
いいのだよ。いろんなバリエーションに富んでいるのが日本の食文化の素晴らしい
ところなんでしょう。



・・・というわけで、今日のランチパスポートはこちら。

長崎駅前、大黒町にある「蘭桂坊」(ランカイフォン)へ。


行く途中、ラーメンが無性に食べたくなったけど我慢。

到着すると人多いね。このお店はランタンフェスティバル中お休みで、新たに3/10
から始めたので、ランパス族がこの後半に大挙押し寄せることでしょう。

さて、月見ちゃんぽんです。800円→500円。





スープに八角が入っているようで好みが分かれる、と事前調査を聞いておりました。
確かにそうですが、私は結構良い感じでした。
白濁したスープはクリーミーでまとまりとアクセント、輪郭があります。

タマゴは火が通っていて黄身がだらっとはならず、むしろ逆に私にはそっちが
良いんです。オリジナルのスープを壊したくはなかったので。
(黄身がだら~を期待している方には裏切られたかも)

具はエビ、イカ、カキなども入って悪くはありませんでした。
男性店員の接客も気持ち良かったです。


でも今日の気分はとてもラーメンだったので、明日は仇討ちにどこかへ行こうと
思います。(笑)



もうひとつ。一昨日ですが。

出島ワーフの「Attic アティック」でパスタランチ。700円→500円。






選んだのは「茄子のミートソースパスタ」ね。

これもいいですよ。でも正直700円だったら高いなあ。
そこでふとナポリタンが食べたくなった。向かいのJA農協ビルのAコープに
そのうち行こうと思う。確か350円だった気がします。
そーなるとJA社食バンザイだよなあ。


皆さんもご存じでしょうが、ランチパスポートにも登場している出島ワーフの
「Attic」「サルターレ」「西洋亭」は同じ経営なんですよね。
TPOや気分で上手に使い分けるといいでしょう。
独断ですが、今回のランパスでは断然サルターレを推します。


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はじめてのスパイスカレー

2014年03月15日 | 美味しいもの
「はじめてのスパイスカレー」なる本を図書館から借りてきました。





奥さんもカレーに燃えだしたので作ってみようということになり、少し私も手伝い
ながらスパイスをいじってみました。


3つのスパイスだけで作るという冒頭の基本の「スパイスチキンカレー」。
そして、これ作ってみたい、と奥さんの希望で「ほうれん草と鶏肉のカレー」を。








「スパイスチキンカレー」(左側)は暴れ馬のように暴走し、まとまりはないけど、
どこか憎めない、そんな味。派手でとげとげしいけどそれなりに美味しいです。


「ほうれん草と鶏肉のカレー」(右側)は色も暗くて、ちょっと地味。味わいも
華やかさがなく、落ち着いたと言えばそうですが、あまり面白くはない味でした。
それなりに食べられはしますが、どちらも「人様にご馳走する」とか「商品」という
レベルにははるかに遠い。

研究してお店で出されている方に頭が下がる思いです。

もっとたくさん作らなきゃ、どのスパイスがどう働いて味や風味を作っているのか
わかりません。

いきなり美味しいカレーはとても無理ですね。

ぼちぼちと進化していけたら良いなー。


巻末付近に書いてあった付け合せの「じゃがいものサブジ」と「ナスのアチャール」
を奥さんが作ってくれて、見事な出来でした。さすが主婦。

我が家の食卓に革命が起きていますが、あまりはまると鼻が「スパイス疲れ」を
しますね。ほどほどでいきましょう。


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広く大きな心で

2014年03月14日 | ワイン ~2019年
1日遅れで書いております。

女子サッカー「アルガルベカップ」、完敗でしたね。残念でした。

でも準優勝ですよ。次、がんばっていただきましょう。また楽しみです。



その試合の中で驚いたのはこちら。




おんぼろTV画面を撮ってみたのでちょっと見にくいのですが、右側後ろの看板。
「ガリガリ君」の看板。これには驚きました。
世界に流れたガリガリ君! これには笑ってしまいました!!!



そしてサッカーでももうひとつ大きな話題が。

浦和レッズサポーターの不祥事。鳥栖戦での「JAPANESE ONLY」の垂れ幕。

レッズサポというよりは極一部の暴走? レイシストには怒ってしまいました。

ネットと現実社会を勘違い、混同しているのでしょうか。

これこそ「いじめの構図」なんですよ。いじめる側のことしか見えていない、
いじめられる側の気持ちが分からないんでしょうね。自分達主義の典型。
恥ずかしくて、逆に日本の印象を貶めてさえいます。


かつてレッズサポは「日本一のサポーター」と思っておりましたが、いくつも
不祥事が続き、好感度ガタ落ちです。
経緯もいろいろとあるようですが、これを機にまた日本一といわれるまでに戻って
欲しいと願っています。タノムヨー

そして、もちろん我らがV・ファーレン長崎のサポーターも長崎らしく、和華蘭の
歴史を経たように、ちゃんぽん精神で民族排外、排他主義でなく、もちろん政治的、
宗教的にも排外でなく、広い心でサポートしていきましょう。

サッカーを通じていろんな国と交流できるのは楽しいことです。
もちろん私が大好きなワインだってそうです。

大きく、大らかに楽しみましょう。





さて、今夜はこれ。




2011 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(アンドレ・ショパン)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円程度)


2011年ですよ。ちょっと心配な。どこか頼りなげなイメージを持っての試飲。

ところが・・・コルクを抜き、香りを嗅いだ時点で勝利を確信!


甘いお菓子の香りです。これはブドウがちゃんと熟していないと出ない香りなので
まずがひと安心。チェリー、フランボワーズ、セルロイド、煮詰めたジャム、革
など、明るくてフローラル、若々しいフルーツが来ます。


味わいはフルーティーでボディは軽やかだけれど、風味はフルです。
ちゃんと、これぞブルゴーニュ、これぞピノ・ノワールしてます。

多分10年とは保たないかもしれませんが、5年間程度はとても美味しく飲めること
でしょう。革のニュアンスが旨味としてしっかりとあって、とてもいけています。

やったー! お客様、どうぞお楽しみください、と言いたいくらいです。

ワインだって国境を越えて、たくさんの国のものが入ってきますが、分け隔てなく
楽しみたいし、それこそがワインの醍醐味でもありますよねっ。

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ランチパスポートまたいくつか

2014年03月13日 | 美味しいもの
ランチパスポート長崎版にていくつか行ったお店です。


まずは2回目、元船町の「ひろしま亭」。



「マヨネーズかけますか?」と聞かれたので、今回は「半分だけお願いします。」
と言ってしまいました。何でもかんでもマヨネーズって芸がないですよね。

ソース味で半分食べたところで、味変、マヨ投入が良いでしょう。
変わってるけど悪くないでしょ。




そして遠いのにたまたま行った浜口町の「すし善」。

まずメニューです。




お昼にはうどんもやっているようです。


ランチパスポートメニューは「にぎり巻セット」900円→500円。

出てきました。



1個1個がすごく大きめで、この写真で伝わりづらいかも。
赤だしのお椀と比べていただくと、なんとなく大きさが分かるかもです。

結構ごはんでお腹が太るので食べ応えありましたよ。
痩せたい人はダメでしょうけどね。

赤だしはしっかりと味が乗り、きりっと濃いめでした。



最後に普段はあまり食べないうどん。(私の場合ラーメンだもんねえ)

長崎市樺島町にある「鶴天」に行ってみました。





お肉が入って美味しいけど、うどんは萌えないんですよね。(ラーメンならねえ)
「ぶっかけ」というのを生れて初めて食べました。
言葉が粗野でしょ。「濃いツユ(ダシ)うどん」でいいかなあ。
だから今まで食べなかったんです。

さて、食べてみて、まあ普通に美味しく、やはり感動までは・・・。
でもね、このお店はかなりレベル高いと思います。普通のかけうどん、しかもかき揚げ
だったらもっと美味しいかも。私偏重していますから。



いよいよ期間も月末までと迫ってきましたので、あとはガチなところを攻め立てて
有終の美を飾りたいと思います。
どこのお店も3月末までなので「ランパス族」が席巻状態ではないでしょうか。(笑)

またいくつか書いた後、最後に行ったお店のまとめを書いてみます。


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景色が素晴らしい教会

2014年03月12日 | マイナー探訪
もうご存知の方も多いかもしれませんが、教会へ寄ってみました。


それいつ? 今日かい?・・・ってわけじゃありませんけど。


ここね。「善長谷教会」です。





何か謂れがあるようですが・・・ご興味のある方はどうぞ。


教会建物はこんな感じ。




この正面から見える風景が結構良いんですよ。

木に鐘が掛けてあって鳴らすんでしょうね。





教会の中からおばちゃんたちが出てきたので、

私「ここはとても景色が良いですね~」と言ったら、

おばちゃん「まだちょっと早かったねー、夕日の時間は最高さねー」

きっとそうなのでしょうね。





高島、そして遠くに軍艦島(端島)が見えますよ。

拡大しましょう。


端島と中ノ島、三瀬まで綺麗です。





さあ、帰ってお風呂に入って、ワイン飲むぞー。


風邪もほぼ良くなり、元気になりました。
美味しいものも美味しいワインもガンガンと始めます。


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3年目の3.11

2014年03月11日 | ワイン ~2019年
本日は3月11日。そう「3.11」ですね。

あれから3年。

まだまだ被災地は復興できていません。これからですね。

にもかかわらず、原発推進だとか再稼働だとか輸出だとか・・・
そんな流れもあったりします。

他人事なんでしょうね。自分の身に災いが起こればもうちょっと思慮のあることを
言うでしょうし、行うでしょう。

たまたま地震が自分の住む街を襲ったかどうか?
原発事故で自分の街を失ったかどうか?
そんな違いだけだったのかもしれません。


まだまだ被災地へ戻るべきか、違う地で再起すべきか、悩んでいる方もたくさんい
らっしゃるでしょう。原発に対し思う方、地震対策に思う方、もとより身内を失い
思いを馳せる方、自分自身の生き方を問う方まで、いろいろですね。

いろんな思いが溢れ、交差する「3.11」です。


現代科学では何の意味もなさないかもしれませんが、多くの人達は「祈ること」を
やってしまいます。
きっとそれは、私を含め、ひとりひとり、人間の無力の証です。



さて、そんな今夜はこれ。





2012 ヴァルモン ルージュ
  (仏、VDP、赤、千円未満)

イチゴなど濃いめの赤系ベリーがきれいですが、ちょっと田舎っぽいかも。
グルナッシュ・サンソーなどセパージュにもよるのでしょうがお手軽価格な香り。

味わいも親しみやすくはありますが、決して格調高さだとか優雅さだとか、そんな
のを求めるべきワインではありません。

赤系フルーツがしっかりとして、フレッシュで、張りがあって、ピチピチと楽しめ
ます。高級感こそありませんが、普段飲みには悪くないかもしれません。

ただ、いまいち感がぬぐえないので採用はしませんが、極めてお手軽ですので、
若いうちなら楽しめるとは思います。

千円未満と書きましたが、実際は700円台ですので、お手軽です。



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ちゃんとしたランチ

2014年03月10日 | 美味しいもの
V・ファーレン長崎のホームゲームには奇跡の体調回復ならず、やはり行けませんでした。

しかも惨敗!

いけなくてよかったのかっ???
寒かったしー。

でも体調も今日からは上昇傾向なので、がんばりますね。




数日前なのですが、やはりここのランチは素晴らしかったので書いておきましょう。


久しぶりにランパスを離れ、通常のランチに出撃してみました。

長崎市賑町にある「百貫」です。


まずはごはんやいろいろと・・・・・
ナスあげだし、サラダ、などなど。700円ね。




そしてメインは串カツでした。




やはりすごい!

3本も付いてありがたいです。


串カツも美味しいですが、秀逸なのはハマグリと青さの吸い物、そしてナスの上品さ。


ランチパスポートを使うのに慣れると、500円以上出したくなくなりますが、世の中
はそればかりでは回りません。3月が過ぎればランパスも使えなくなります。

これって「確変」みたいなものですからね。
普段はなじみのお店のローテーションに移行することでしょう。

そういった意味で再確認できました。久々に良いランチで満足。

夜も来れたらいいんだけど、最低10時くらいまでは仕事なので、なかなか・・・
ですね。


さあ、今週からまたワインの仕込みが忙しくなりそうです。
気を引き締めてまいりますよっ!


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ダウン

2014年03月09日 | ワイン ~2019年
本日は風邪を引いてうなされておりました。
熱も38度以上出て、もがいておりました。

そんな訳で、病院に行ってインフルエンザかどうか検査してもらいました。


鼻の奥の粘膜を取るということで、鼻の穴に棒を突っ込まれて・・・ギャーーー!!!

なんせ生まれて初めての体験でした。
(血液検査するのかと思ってたよー)


結果、インフルエンザは陰性でした。

でも仕事はこなしながら辛かったなー。


現在は薬で、熱も引いてるし、なんとかなってるけど、状態は良くありません。
自分が情けない有様です。

本当は飲み会があったのですが、私は欠席で代わりに奥さんに行ってもらいました。

すげー良いワイン飲んでるー、ずるいー!!!
写真見て卒倒!




私だけ取り残された、そんな今夜はこれ。





2012 センダス・デル・レイ
  (スペイン、赤、600円程度)

セパージュはテンプラニーリョ70%、ガルナッチャ30%となっています。

香りはイチゴや軽やかなベリー、セルロイド、ミネラルなど。

味わいは全く期待していませんでしたが、軽いながらも旨味にあふれていて、この
価格で結構楽しめてしまいます。こりゃいい。

すいすいと軽~く、入りそうです。明るめで親しみやすく、贅沢さえ言わなければ
デイリーにちょうど良い軽快さを持っています。
ヴィンテージが変わって良くなったと思います。置いておきましょうかね。

そりゃすごいワインもたくさんありますが、身の丈としてこんなんもアリかもね。



さて、明日はV・ファーレン長崎のホームゲームで湘南ベルマーレを迎え撃つわけ
ですが多分行けないでしょう。悔しい!


でももしかして体調が戻れば行けるかも?という希望を持って、今夜も大人しく
寝ることにします。


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風味路(スパイスロード)

2014年03月08日 | 美味しいもの
福岡では思い切ってカレー遠征もしてしまいました。


福岡市中央区高砂にある「スパイスロード」。平尾駅から歩いて攻めましたが、
バスの方がよかったかも。


やはりちょっと怪しい外観。



到着すると開店時間(11:30)を過ぎているのにまだ準備中。
数人の行列のスパイス中毒患者たち。
もう通常のカレーではダメな人たち。そこへ私も奥さんも並びます。


12時になる頃、自転車でやって来た外人さんが、店の中へ入ると、いきなり「準備中」
から「営業中」ね。(この方店員さんだったのさ)



さて、店に入りオーダー時に店主と言葉を交わす。

この店主何者???

まず「準備中を裏返すのを忘れていました」と外で待たせたお客さんへ
ギャグでつかみを。

そして「うちのはあんまり美味しくありませんから」と言ってスタート。

「最近配合を変えたし、薬院にある某店のように塩だけで作るのを試していますから
美味しくないかもです。」

・・・・・いきなりくるなあ。


で、「世界チキンカレー」というひとつしかないメニューを「L」でオーダー。
(S・M・LとあるらしいLLは有料との情報が)


ついでに「辛さは調整していただけるんですか?」と聞いたらOKでした。


奥さんは普通で。

私は「かなり辛くしてください。基準とかありますか?」

店主「そうですねえ、1~10まであるとしたらどの程度で?」

私「たいてい10辛を食べてます。」


そんなわけで、標準も食べないで、いきなり大辛から。


これは奥さんへ運ばれた通常のカレー。





そして私はこれ。(こちらは携帯撮影)




味はやはりかなりスパイシーだけど、ぐんぐん美味しさを増して迫ってきます。
真似できない味です。
私は結構辛いと味が平坦に感じてしまうので、よくわかりません。
また行かねば、です。


私「ちなみにご主人はどの程度の辛さで食べるんですか?」

店主「辛いのがダメで中辛程度です。ときどき勉強で辛いのも食べます」

・・・なんてこったい!

でも“ときどき勉強で”・・・このあたりから漂う研究心は並大抵ではなさそう。





食後にミニラッシー付き。




飲むとすっと口の中がすっきりしますが、ちょっと間を置くとまたスパイシーに。

でも店主が面白く、キャラが際立っているので、彼に会いに行くのも楽しいかも。
そんなちょっと怪しくも面白いお店でした。


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掛け持ちだ、走れ走れ~!

2014年03月07日 | ワイン ~2019年
L社の試飲会では王道ブルゴーニュをメインに堪能。


13:00~17:00の間にもう一軒行かなくてはなりませんでした。

A社の試飲会も同日同時刻。会場が離れていたのでバスに乗って、行け~!!!


でももう時間がない。


ゼイゼイ走りながらもようやく到着。





こちらはもうラスト30分程度。


会場はこじんまりしてアイテムは約50。



1分で1アイテムでも50分。それじゃいけん!
がんばれ。


でもちゃんと見つかるんだよね。



右側の赤は「デーモン・ノワール」黒い悪魔だ。
いいネーミング。


左側の白は今まで取り扱っていたシャルドネ。
やっぱりいけてます。もう在庫なくなったけど、もうちょっとやってみようかなあ。
良いワインだしね。



そしてこれもまあまあ。



2005年もののモンテフィーノ、ポルトガルのワイン。
太さもともなった良い熟成感。どうしようか?また悩む。



そんなわけで2軒突っ走りました。良いワインのためならがんばってしまう性。
今日も、明日もどこかで突っ走るワイン野郎なのさっ。


でもね、ハードワークがたたり風邪を引いたようです。
試飲会の前もちょっと忙しかったし・・・。(また書きます)
今夜も大人しくします。


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L社試飲会

2014年03月06日 | ワイン ~2019年
福岡にてブルゴーニュワインの日本最大の輸入元L社の試飲会が行われました。

長崎からも何人もブル好きが足を運びましたよ。

うちも奥さんと二人、お店を閉めてでの強行出撃。


まずは白。
フェヴレの白は優秀です。ACブルなどは赤よりも断然良い。




白もたくさんありましたが、こちらのシャサーニュ・モンラッシェ村。
ヴァンサン・モレにジャン・マルク・モレ優秀です。

白はシャサーニュ・モンラッシェが印象的でした。



赤ではまず私も好きなシモン・ビーズにブリュノ・クレール。



果実味の質がとてもナチュラルできれい。



そしてヴォルネー・クロ・ド・デュック(ミシェル・ラファルジュ)



色は薄めですが、秘めたる力、エキス分の強いこと。これはさすがです。
(値段は書いておりませんがリストでは16000円となっております!)



そしてサヴィニー・レ・ボーヌ村からこちら。



私の大好きなシモン・ビーズにブリュノ・クレール。
亡くなったパトリック・ビーズの魂、オー・ヴェルジュレスはさすがに故人を
思うと心にしみました。そしてサヴィニーの横綱格、この造り手のドミノードは
本当に素晴らしいですね。(2011と2007を飲み比べ)



ジュヴレ・シャンベルタン村にやってきました。
デュジャックとクロード・デュガ。



たまらんです。やはりクロード・デュガが太く大柄。
価格の差なんだよなあ。



さらにデュガ・ピィが登場。



さらにパワーアップなのだが、あまりに固くてギシギシ!
価格もパワーアップ状態。



最後にやって来たのはヴォーヌ・ロマネ村へ。


やはり美しい。バランスが取れています。この村のブドウ自体が優秀なんですよね。




そして所を変えNZ。

マーティンボロー2アイテム。


特に右テ・テラ・ピノはうちでも取り扱っております。(2千円台です)
(左はちょっと高いです5~6000円)



さらに、優秀なピノたち。





VALLIは「ヴァリ・ヴィンヤーズ」。長崎弁で言うところの「バリうまか~!」です。
98番の「バノックバーン・ピノ」が私の好みでしょうか。
89番のフロムは特にお気に入りでした。



やはりブルゴーニュの王道を堂々と並べられると、圧倒されてしまいます。
テロワールで勝負となると、ブルゴーニュは王者でしょう。

小手先のひねり技や怪しい看板を掲げて、売ろうとしているワインたちが空しく
見えてきます。NZは堂々とちゃんと勝負してくれていました。

やはりそんな本物をお奨めしたいなあ。


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細い人用

2014年03月06日 | ちょっと怪しい
町を歩いていたら・・・・・

このドアはやたらと狭くないですか?





直感的に幅は30㎝だと思うんだけれど、太っちょの人は無理っぽい。

細い人専用か。結構人は通れるけれど、荷物が通らなくて不自由してそう。



昨日はワインの試飲会で出張しておりました。

詳細は明日書きます。もちろん何か?も食べてきました。
追々と書きます。


今日は疲れているのでお休みです。




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ランチパスポートいくつか

2014年03月05日 | 美味しいもの
まずは業務連絡。

本日3/5は試飲会のため出張いたします。妻も同行するためお店はお休みさせていた
だきます。戻りは夜になります。よろしくお願いいたします。

これ飲まないと人生損するくらいの、とんでもなく美味しいブルゴーニュを飲んで
まいります。多分?



さて、ランチパスポート長崎で最近行ったお店いくつか書いておきます。


銅座町のきりん。



ここはなかなか良いです。
でもお昼が貸切だったり、品切れしていたりするので、早めがいい。

ランチ逃した時は近所の「串源」「チャイデリカ」など次善策を用意して。
(ラーメン柊でもいいよん)



出島ワーフの西洋亭。





味噌カツランチ。

甘いけど、結構塩分取っちゃうでしょう。ごはんやキャベツはおかわりも出来
ますが、あんまり店員さん回ってこないし、混んでるんで、おかわりしづらいかも。
次善策はサルターレ、アティック、農協JAの地下レストラン。(もっと安いよ!)
ここは日曜日でもOKなのも良いですね。



もひとつ。

ワシントンホテルの「ボンジュール」




お子ちゃま味だと思っていたのですが、予想よりは辛かった。
そして肉も多くて粘度が高い。ルーも多い。というかライスが少ないのかな。
なお、コーヒー付きです。ランチパスポートでなきゃ、まず食べなかったところ。
私みたいに超スパイシーカレーに毒されていない方は良いかもです。


などなどご参考になれば。


さて、本日はまたラーメンかカレーの世界かも。

でもワインが一番なのです。がんばってきます。


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必勝ラーメンと祝杯ねっ

2014年03月04日 | ワイン ~2019年
V・ファーレン長崎の開幕戦で、必勝カレーをば!と思い、検索してみました。

すると諫早なら「マウンテンラヴ」というお店が私の好みに合うかもしれない?
ってことで行ってみましたら、店舗はもぬけの殻。移転の張り紙が。


・・・・・をいをい、ということでその場所へ行くもまだやってなかったよー。


そんなわけで予定変更ですがやって来ました。「黒田屋」さん。

すごく久しぶり。




長崎の「エイジヤ」さんと関係の深いお店らしいです。

味はもともと久留米の大砲スタイルなのですが、隆砲ほど濃くはなく、軽めですが、
エイジヤみたいにトゲトゲしくありません。それなりにちゃんといけてます。
勝ったので縁起が良いお店かもよ。

そういえばエイジヤさんは最近閉まってるんだよなー。
がんばってください。




さて、V・ファーレン長崎が勝利した夜はこれ。今夜も続きを飲んでいます。




2012 ハーン メリテージ(メリタージュ、写真は2010年もの)
  (USA、赤、2千円台)


セパージュはメルロ35%、マルベック34%、カベルネ・ソーヴィニヨン27%、
プティ・ヴェルド4%となっています。

濃い色合いに、香りはブラックチェリー、プラム、ブラックベリー系に
シナモンやハーブも感じる若さバリバリ状態。


味わいは濃く鮮烈なフルーツが真っ先に来ます。ミンティーで歯切れの良く
厚い果実味と鋭角的なタンニンや酸。やはり若さゆえ。
1年も待てば落ち着いて、もう少しまろやかになることでしょう。

でもこの状態でも鮮烈に美味しいのでラインナップしてもいいかもしれません。

先日飲んだ2010年ものの方が落ち着きがあって良いのですが、これも持っていても
ポテンシャル的には十分ですね。2日目ですが、より良くなっています。
細かいタンニンとなって心地良いし、エキス分もしっかりとしています。

輸入元には2010年ものはなくなっているようなので、こちらを販売することと
なります。

デカンタすると良いでしょうね。お客様にはその旨をお伝えしてぼちぼちと販売を
いたしましょう。


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