手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

『一年一組 せんせいあのね』から40年とヨシタケシンスケさんのコラボレーション!

2023-06-12 | 読書・勉強
(↑↓「ど根性ひまわり」がぐんぐん大きくなって、少し間引きました。
その間引いたひまわりを別の植木鉢に植え替え。
この鉢の中でどこまで大きくなるかは微妙ですが、今はすごく元気です)





本屋の絵本コーナーで、

懐かしい題名の本に出会いました。

『一年一組 せんせいあのね』です。


かつての本は、絶版になっていたそうですが、

この度、ヨシタケシンスケさんのイラストと共に

復活出版されました。

ジャーン、これです!


理論社の

『こどものつぶやきセレクション 一年一組 せんせいあのね』



 


元の本は

わたしがまだ大学生の頃出版されました。

こんな本でしたね〜。

 

神戸市立小学校の教師、

鹿島和夫先生のクラスで書かれた子どもたちの詩と写真の本で、

当時、一大ブームとなりました。


子どもたちのみずみずしい感性や不思議でおもろい目線に触れ、

「子どもたちの世界の面白さ」を改めて知らされた

まんじゅう顔、当時19歳。

あの時に感じた、

なんとも言えない面白感を今も忘れてはいません。


調べてみると、

2023年が明けてすぐの頃に、

鹿島和夫先生はお亡くなりになったとか。

この本の初版が2023年5月ですから、

追悼の意味も込めての出版なのかなと思います。


読んでいると、

40年前に読んで吹き出したり、ほろっとしたりした

懐かしい詩の数々、その選りすぐりで、

「これ、これ!」と思い出すものも。




時々出てくる神戸弁がめっちゃ懐かしいなあ〜。




そこにひらがなで名前のある作者の子どもたちも、

もういい大人。

中年後期になっておられますよね〜。


自分が子どもの頃に書いた詩が、

改めてこうやって出版されて、

それを手に取り各自読む心境って

どんななのだろうなと想像します。

何だかとっても贅沢な経験!

かなりうらやましい。


そして、

「せんせい、あのね」の

子どもたちの感性は、

ちょっと大人になって、

今やヨシタケシンスケさんに受け継がれてると言ってもいいくらい(笑)。


まあ、詩とイラストがぴったり!(笑)


この両者をコラボさせた

理論社さんの目の付け所、

すごいなあと思いました。


思わず買ってしまったまんじゅう顔でしたが、

お会計でこんな「特典」が貰えたんです!


理論社の75th Anniversaryのトランプ。






懐かしい本の数々が、

一枚一冊印刷されています。

40年前、

この『一年一組せんせいあのね』とともに、

ベストセラーだった

灰谷健次郎さんの『兎の眼』や『太陽の子』もあり、

読んでいる本、未だ読んでいない本と

トランプカードの枚数の50冊。

どの本も

もう一度手にとってみたいなと思わされるものでした。




理論社は児童書中心の会社だと思っていましたが、

途中、文芸書やサブカル方面にも手を広げたことで失敗、

一時は経営破綻となったようです。

しかし、

新体制でまた従来路線に戻り、

黒字回復をしたということで、

一口に75年と言っても波瀾万丈だったのですね。


出版業界も生き残りが大変な昨今。

理論社さん、

75周年おめでとうございます!


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コメント (6)
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