どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(146) 『生首』と『眼の海』の間で

2012-05-25 20:13:39 | 書評
     『生首』と『眼の海』の間で          (辺見庸詩文集・詩集の相次ぐ受賞の意味するもの)  3・11から一年を経て先ごろ辺見庸の詩集『眼の海』が高見順賞を受賞した。  昨年早々に詩文集『生首』で中原中也賞、そして今回立て続けといった印象での受賞である。  詩集という形での出版がこれまであまりなかったという新鮮さもあるが、文字表現の世界にいま何かが起こりつつあるのが感じら . . . 本文を読む
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