お亀蔦
(ウェブ画像)より
おかめ ひょっとこ お神楽の
たれ目の出番と期待をしたら
あなたの名前は お亀さん
お亀蔦とはびっくりこん
たしかに形はカメのよう
水底にひしめく子亀の群れが
うようよ泳ぐ暗い池
言われてみれば うなずくばかり
ちょっと待ったと異議申し立て
頬ふくらますお多福さん
おかめとお多福の間には
深い因縁物語
大工の棟梁長井飛騨守高次は
一本しかない柱を採寸違い
短く切った失敗を
見かねた女房がアドバイス
無事に本堂が組み上がり
見届け安堵の女房のおかめ
委細が知れたら夫の不名誉と
みずから命を絶つ忠義
お陰で棟梁高次は名声を保ち
妻のおかめの名前にちなみ
福面お多福を付けた扇御幣をつくり
千本釈迦堂におかめ塚を供養
今でもおかめ塚は大工の聖地
棟上げ式にはお多福面の扇御幣
女房の忠義と亭主の供養は
時代を超えて語られる
おかめ違いと錯覚したが
もとは同根 お亀蔦
おかめもお亀も名前の共有
おかめとお多福は面相の共有
(2019/06/15より再掲)
おカメの顔のように幅がふくよか、よく伸び、茂りも多く白めの葉できれいでしたよ。
確か、15年目、理由なく急に枯れました。
中鉢の土で精いっぱい生きて、力尽きた、と思いました。
色々な植物を育ててきて、思い出多い葉っぱがおかめ蔦でしたー。
ベランダの中鉢の土で精いっぱい生きて、15年目に力尽きた。
はなさんの表現には、ぬくもりがあってホッとします。
おかめ蔦の葉は、花とちがった見ごたえがあって、観葉植物としての条件に適っているようですね。
コメントありがとうございました。