なんじゃもんじゃの木
「城跡ほっつき歩記)より
雲か霞か深山の寺を
ぼんやり覆ってひろがる静寂[(しじま〉
のったり陽を浴び無風のはずが
意表をついて風を呼ぶ
背中を押され体を揺らし
風に応える白い花
見たこともないとっぴな花に
なんじゃもんじゃと和尚が悩む
老僧の目にもめずらしい
誰の寄進か裏山に
こっそり育った巨木の覇気が
山の息吹となって降る
その木が言うには30年も
生きて自分が何者か
なんじゃもんじゃと悩みは同じ
和尚の言葉が身にしみる
ふむふむ確かに樹木の声を
わしはこれまでも何度も聴いた
しかし若いのお主の愚痴は
すなおで気分が晴れ晴れするよ
深山につどう生き物たちよ
リスもたぬきも野うさぎも
なんじゃもんじゃの木を囲み
みんなで森を祝うがよい
古寺での新しい出来事は
なんじゃもんじゃの初開花
和尚の日記に記される
乾ききらない墨跡を
風が優しく撫ぜていく
・・・
(2018/02/03より訂正して再掲)
気まぐれに一枝だけに咲く(十数年の間、3回)ナンジャモンジャが有ります。
雪を被ったように咲くとは程遠い情けなさですが
咲いた時の喜びはお赤飯を炊きたいくらい。
実はどうしても、この木を植えたい理由が有ったのです。
一ッ葉タゴの木にヒントが有るのですが・・・
お分かりですか?
いや、驚きました。たかさんのところに、一ッ葉タゴノノキがあるんですか。
自生地は、岐阜県や愛知県の限られた地域で、関東などでは寺域や植物園に植えられているだけでも珍しいと聞いていましたが、個人のお宅で育てられてられていたとは?
う~ん、何かの記念?
ちがうだろうな。
一ッ葉タゴの木にヒントですか。
なんじゃろうな。わかりません。
お手上げです。教えてください。
奇麗ですけど、寒くないんですか?
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冬至カボチャ晩秋に実らせます!
秋口の南瓜は、日も短くなり成長が遅いので実の数少ないです。
寒露の季節になりました!tadaoxさんは歌謡曲とか童謡の作詞はなさらないのですか・・立派な作詞家になられると存じますが!
そういえば、冬場に食べた南瓜はおいしかったことを思い出しました。
>tadaoxさんは歌謡曲とか童謡の作詞はなさらないのですか・・立派な作詞家になられると存じますが!<
過分なお言葉、ありがとうございます。
小さい秋みつけた〈サトウハチロー」とか、やぎさんゆうびん〈まどみちお〉とか、どこか感性のアンテナが違うんですよね。
こどもの心を無心にに持った方でないと無理かとおもっています。