ロンドン・キングスクロス駅から北へ一路3時間、ニューカッスルへ列車の旅です。
別に指定席でなくても、飛行機と同じように値段の大きく違う列車を予約するので、その列車に乗り遅れたりしたら乗れないのか??? 検札が回ってきたとき、前の席に座っている黒人のおっさんがいろいろ言われ、「どうしてダメなんだ!」を連発していた。どうやら「降りるか払うか」と迫られているようだ。すると白人のおばさんが歩いてきて、車掌に「子供が気持ち悪くなって吐きそうだから降りたのよ」と交渉している。それでも受けつけてくれない様子。どうやら民営化による合理化、少しでも安くしてどうにか利益を出そうとする改革はうまくいっていないようですなw(゜゜)w
ここがニューカッスルで滞在したホテル・シスル。左にちらと見えている駅の真ん前。ここは高級だ!ビジネス・クラスに乗ってロンドンへつき、長い地下鉄に乗って(だって一本でホテルは駅前、便利なんだもん)最下級のホテルへ泊まり、こんどはシスル!まるでジェット・コースターのようにボンビーと○キンの激しい落差よ^^;
ちなみに以前はこの街で最下級のB&Bに泊まったりしたものだが、ネットで調べたらここの「特別価格」が出ていたのである。カナーリ割安。いっちょ贅沢してみるか、と決心する。すかす、予約のクリックをした途端にカードから料金が引き落とされ、キャンセルも変更も出来ない。これは割安のビジネス・クラスのフライトと同じであります。予定が狂ったらどうするの…?そうそうトラブルもないだろうけれど、ビジネスも高級ホテルもゆったりとした気分になれない緊張感w
これまで20年以上、私はほとんど前もって予約を入れることなく海外旅行をし、気に入ったところで「部屋空いてますかぁ~」とやっていたのだが、なんだこの変化は!ぶらりさきち・のひとり旅、の看板に偽りありか(^益^;
部屋もきれいでしょ^^
風呂・トイレがついているのは当然ですよね(^益^; ロンドンの安B&Bの部屋には、手を洗う洗面台だけがあります。洗面器ぐらいの大きさの小さな流しです。そこで洗濯もするわけですが^^; よくあることですが、他の部屋で水を流すと、配水管が信じられないほど大きな音を立てるのです。真っ暗な深夜、排水管から爆発音(冗談ではない)が聞こえてきました。上下階から伝わってくるような生やさしいものではありません。バコバコバコッと直撃音です。私はベッドの中で目をつむっておりましたが、しばらくするとプ~~ンと下水の臭いがしてくる…。さすがに気分が悪くなり、起きて栓をしました。するとまた爆発音。もう無視しました。朝に起きてみると、ぐっと閉めた栓が飛び出しているではないでーすか。
さすがにシスルはそんなことありません^^ 水まわりは部屋の中でもドアの向こうだしw ベッドも広く、スプリングはまとも(英国では平らなベッドは値段の高いところだけ!)、シーツも清潔で、もぐりこんだときにオヤジの残り香がない(^益^;イヤナモンダゾ
なかなか快適な数日を過ごせるとゴキゲンだったのだが…。まわりの部屋にうるさいグループが泊まっていて、夜中にひっきりなしにお互いの部屋を行ったり来たり。そのたびに部屋が揺れるほど大きな音をたててドアを閉めるのでまいりましたw